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ミスターおじんの体力テスト

こんにちは
こんばんわ
寒暖差が激しい季節となってきてますが、それに流されず頑張ってます
野比のび太系OTのじゅんじゅんです

今日はミスターおじんの肉体をチェックするために体力テストを行いました。

リハビリで持久力面を強化するために体力テストで使われているのは6分間歩行という評価です。

本日は6分間歩行の結果などを書いていきたいなと思います!

🟩6分間歩行とは?

6分間出来るだけ歩く
体の持久力を見る検査です

この評価のルールですが、
1)被験者には、なるべく自分のペースで歩くようにしてもらう。

2)走らない

3)しんどくなったら、その場で休憩可能。

4)あと、何分か、1分ごとにお知らせをする

の4点です。

今回、挑戦者は
黒頭巾こと、ミスターおじん(89)です!!

そして6分間歩いてもらいました。
今回は、ゲートボールのマーキング(50m)を往復してもらいました。
その前に、歩く前には調子を診ることが必要です。これはパルスオキシメーターといって、全身の酸素の状態や心拍数を見ているものです。
また、バイタルのことなど説明できる機会が有ればしようかなと思います。


杖で歩いてたのですが、杖の位置が高いです。
杖の高さは、一般的に足の付け根ぐらいが丁度良いと言われます。
足の付け根よりも高くなると体がかえって反り変えすぎてしまい、ふらついてしまいます。
ミスターおじんの場合も杖に頼りすぎてしまい右にふらついてしまいました。

そこで、途中ですが何もない状態に変更しました。

足の運びが杖よりかは安定して移動できてはいました。

歩こうと決めたコースを
「グランドゴルフで他のポイント(50m)あるんじゃー」と途中で切り替えようとして

決めたコースで歩こうやーとツッコミを入れながら、バタバタした6分間が終了しました。

そして、結果が
6分間で305mの歩行が可能でした!

305mって数値上、多いのか少ないのか?わからないと思います。

🟩6分間歩行でのカットオフ値


歩行自立度での歩行距離は213mと言われています。

また、400m以上歩行可能であると外出は自立レベルとのことです。

また、転倒リスクの有無を評価を推定する際に、6分間歩行のカットオフ値は328mと言われています。

以上のことを考えると外出はできるかもしれないが、休憩を挟みながら行く必要はあるんじゃないか?
途中でコースを変えようとしていたので、もう少し距離を長く歩けていたのでは?
再評価と他の評価も絡めて考える必要はあったかと思います。

OTとして、杖が高すぎるのは、体がふらつきかえって転倒リスクを助長するので、ミスターおじんへの指導をしていけたらなとは思います。

今日はこんな感じで....to be continue

まだまだ未熟者ですが、コメントやアドバイスなどがあれば、ミスターおじんと野比のび太系OTはとても励みになります。



*参考文献

1)中村 基彦,土居健次朗,河原 常郎, 大森 茂樹
歩行自立に必要な歩行能力とバランス能力の関係
第 50 回日本理学療法学術大会

2)内藤 紘一,松尾 泉,宮﨑 博子, 藤野 英己
入院高齢心不全患者の 6 分間歩行距離は 転倒リスクの有無を推定する 
保健医療学雑誌 8 (2) 閲覧日 2021 3月8日

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