真夏の夜の夢
昨夜、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」を聴きに東京オペラシティコンサートホールへ出かけました。
このコンサートホールで聴くのは私は初めてでした。
武満徹がコンサートホールの基本コンセプトをはじめ、設計段階から深く携わり、芸術監督としてオープニング企画を監修しましたが、オープニングを前に他界しました。武満徹への感謝と敬愛の念をこめてコンサートホール名に「タケミツ メモリアル」をつけ加えたそうです。
今回のオーケストラはパシフィックフィルハーモニー東京(旧東京ニューシティ管弦楽団)。指揮者は飯森範親氏。
昨夜の演奏はまだ余韻が残っています。
メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」はシェークスピアの「夏の夜の夢」が元になっている曲です。
とにかくとても美しい演奏でした。上品な音色のハーモニーに包まれうっとりしてしまいました。
ホールがいいんだろうな、、私の語彙力で持ってはなかなか語れない、歯痒い感じですが。。
特にホルンが歌う夜想曲(セレナーデ)のメロディがとても美しかった。これでもかこれでもかと何度もやってくるホルンのソロ(演奏者目線😅)が一つも外れる事なく、全てが素晴らしかったのです📯✨
太くてまろやかな毛筆の音色とでも言ったらいいのか。。
指揮者がその美しい音色と響きを上手く引き出していたように感じます。
また、誰もが知っている結婚行進曲🎺✨も本当に祝福に満ち溢れていて輝かしい響きで感動しました。
パシフィックフィルハーモニー東京は新しいオーケストラですが、飯森範親氏が指揮をすることでワンランク上の演奏になった気がします。
最後に。女優、中井貴恵さんの語りも良かったです。オーケストラとの息がぴったり。流石だなと思いました。
暑い夏の夜のひととき。素敵な思い出となりました。
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