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そんなバカな。【親がするのは選択肢の提示だけ。子どもが何を選んでも良いという前提で…】!?

ずっと、
子育てはコントロールだと思ってきました。

そして上手な子育ては、
親のコントロールの上手さを明らかにする。

つまり親の評価にもつながる
そういう感覚も同時に持っていたかもしれません


そしてわたし自身、
そんな子育てをしてきた実母の笑顔が大事だから

お母さんの子育ては正しかったよ。
そう“証明してあげたい“そんな部分が
もしかしたら、あったのかもしれません。

だから知らず知らずのうちに
「母が喜ぶわたし」
を生きてきたのでしょう。


昔から母親との関係は良好でした。


しかし、

自分が子育てにつまづき
自分を見つめたり、
自分の本当にしたい子育てについてを
考えるようになったとき、

わたしは母に対して
複雑な思いを持つようになりました。

視点が変わると、
母はとても過干渉だったし
わたしのことなんて信じてくれていなかった。
私は好きなものを好きと言えなかった。


だって本心を言うと、
母の価値観と照らし合わせて

「なーに、そんなのがいいの?」
と言われるから。

「好きなもの」まで
母の価値観に沿うようにコントロール
されていたのだ。


遠方に嫁いだおかげで
流行の病もあり
2年ほど合わなくて済む時期でした。

ごくたまの電話でも
「話が通じないな」と思い
苛立っていました。

自分からは極力、コンタクトをしない時期でした。



ひととおり、
自分と向き合って
子育てについてのわたし自身の
信念がわかり、

子どもたちとの関係も
かなり変わった今では、

また母との連絡が
苦じゃなくなっている自分がいます。


今は、
価値観を押し付けがちな母だけど
思い込みの強い母だけど
母なりの愛情を受けて育ったことに感謝できます。



母を受け入れられなかった時期は、

自分の価値観が

大きく変わるときだったのでしょう。





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