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海士町訪問を振り返って

※こちらは2022年3月30日~4月3日の訪問を振り返って後日記入しつつ振り返りました。

3月30日~4月3日、4泊5日で、子ども達の春休みと合わせて仕事も少し休んで、海士町にいってきました。4月3日朝、船乗って、電車乗って、バス乗って帰ります~こちらに移住した友人TOKOさんご家族のおかげでとっても刺激的で印象深い旅ができました。TOKOさんが今回の4泊5日すべてアレンジしてくれた旅のテーマは「海士町社会見学」。
移住して、島の暮らしをする中でたくさんの人とつながり、一緒に取り組むことでつくってきている関係性を感じてなんかワクワクしてしまう。行くところ行くところでお友達がいて、そしてさらにつながるみたいな・・・楽しすぎてしょうがない!子ども達も毎日大興奮で遊びまくる!!海や崖や畑、その辺にあるものでみんなで楽しんでいくことって、なんかいい!

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毎日記録していこう!って思いながらもう最終日を迎えてしまいました。
うちの男子2人と京都から一緒に旅したMさん家族、海士町でもてなしてくれたTOKOさんファミリーの子ども達は全部で3歳~9歳、偶然にも全員学年が違う6人の子ども達と大人で濃い時間が過ごせました。早朝に、最終日の朝日を見ながらしみじみと振り返っていました(^0^)

また来たいな、親子島留学もやっぱり魅力的、現実的には難しいかな?どんな暮らしができるんだろう、自転車やと無理やな、車ないと無理やなー、ちょっと運転は怖いけどペーパードライバー講習行かなあかんな・・・まずはワーケーション?

伴走できるような働き方を加速させたい

TOKOさんは移住してちょうど1年。仕事はここで見つけながら、声がけされて、ご自身の特技も活かしながら取組み、農作業や加工のお手伝い、ホテルの清掃まで何でも経験しているからこそ語れる海士町のこと、事業の説明にとっても説得力があります。あまり予習をしていなかった私の興味が高まるお話しをしてくれました。

海士町が「半官半X」のとりくみをすすめていることもあり、TOKOさんご自身もこれまでの仕事先とも関係性を持っているし、相談があれば対応していて現場のお手伝いも積極的にされています。

半官半Xとは
役場職員が庁舎内で公務員としての仕事(官)に従事するだけでなく、現場に積極的に足を運び、町民の方々と共に様々な仕事(X)をする働き方です。自分自身が地域の担い手となり、町民の方々と語り合う中で、現場の課題を一緒に解決する力を身に着けていくことを目的としています。

https://ama-town.note.jp/n/n6d782b73abe4

現場を知っているって大切、完全に精通していなくても現場目線で一緒に働いた経験をつくるって大切、だからこそ支援もできるんじゃないかな、そしてつなげていくこともできるんじゃないかなーと思う。私の今の仕事、小さな事業者さんに対応するからこそ、現場を知るためにもっと入り込む、お役立ちできるようにお節介することもお互いにとって大切、分かっていながらやれていないなと振り返っていました。もっと働き方、お役立ちの仕方、接し方を変えていこう!

子育てはみんなでできると楽しい

今回、京都からの訪問Mさん家族が一緒でいろいろ助けられた。うちは夫は休みが取れず子ども2人と私。Mさん家族は子ども2人とMさんとだんなさんの4人。母1人でちょろちょろ息子たちと一緒に外出するのは結構しんどい。ようやく下が4歳になってトイレもひとりで行けるようになって、上もそれなりにしっかりしているので楽にはなってきたものの、やっぱりしょっちゅうけんかもするし大変で私は声をあげてばかり。うるさい母ちゃん状態で周りにも気を遣うし、大変なんだけど、Mさん家族が一緒のおかげでとっても助かりました。

大人5人、子ども6人で3歳~9歳で行動することが多かったので、あっという間に子どもたちが仲良くなるし遊びを見つけて楽しんでいる。大人がずっとついて回らなくてもいい状態、私がちょっといなくても大丈夫だったり、みんなで見守れるのがだいぶ楽しく楽でした。私にとって、こんな状態は初めての体験でした。いつも家族だけで完結していて、私と夫で常にスケジュール調整、祖父母も遠いのであまり頼れず、バタバタ大変だと思いながら生活している日常なんです。

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図書館でお菓子タイム

私のガミガミ管理系の声がけを反省したり、家庭学習の様子を見れたりそんな民宿暮らしも新鮮で(笑)

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宿で一緒に学習中 うちの子は集中力ないけど

息子2人しか育ててないから女子を知らないので、女子の行動が新鮮で可愛かったり感心したり・・・親の私がとっても楽しかったです。子どもたちも楽しかったみたいです。

土や水があるのが自然

改めて、今のおうち、畑もないし土をいじることがありません。草花もありません。土や草花、水とか当たり前にすぐに触れれる環境、そんな感覚が意外に新鮮と感じたけど、本来はすぐそばにある状態が自然なんじゃないかなあ。街中の今の生活の方が不自然なのかもです。保育園は住宅地にあるものの、毎日あちこちに出かけたり、野菜をプランターで育てて、緑いっぱいの園庭に恵まれています。かなり子どもたちの体験と体づくりに力を入れている保育園でありがたいです。でも小学生になると、自然と減ってしまいます。小学校の行き来でもあぜ道とかないし、せめて水たまり程度。そして大人になると、あえて環境をつくろうと思わないと、避けるべきものとして扱われてしまうし。本来の自然の中の人間にとっては不自然なことが多いんです。大事な食と直結する畑が近くにあるのが自然な感じだけど、今すぐは難しい。せめて今の生活でできるプランター栽培をもっと本格的にやってみようかな。

TOKOさんファミリーの娘さんが通っている幼稚園がここだそう。生きる土台は自然の中でしか育まれないのかもしれません。

まとめ〜今できること〜

働き方:姿勢をもっと見直したい、口だけの伴走支援になってしまっていたのを改めたい。

子育て:みんなでの子育ての感覚、実は初めてだった。想像だけど介護だってそうかもしれない。家族だけで完結していると、外部の福祉サービスを頼む選択肢しかない。地域内の関係性で解決されることってまだまだたくさんあるはず。

暮らし:土と水を日常に取り入れる。プランター、コンポストの継続。

追加で:今の生活はタクシーもほぼ使わず、公共交通機関と徒歩で完結する便利な環境。でも、海士町のような場所は車は必須。そのうち自動運転とか出てくればハードルは低くなる?私にとってのハードルは車。大学生のとき免許とっただけでペーパードライバー。ペーパードライバー講習に行ってみようかしら・・・そこが積極的になれないのが今のモヤモヤ・・・・

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果敢に登ったり飛んだりたくさんあそびっぱなしだった子どもたち


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