育児をして気づいたこと① 行政などへの感謝
子育てをしていると、人生2周目を経験しているような、
そんな感覚を分かってもらえるだろうか。
自分の人生(1周目)のときには見落としていたことに、2周目だと気づけることがある。
人ってこうやって生まれて、こうやって育っていくんだな、と客観的に見れるからなのだろう。
人間が生まれながらに持っている素質みたいなものも、見ていて面白い。
保育園の子どもたちを見ていると、環境や経験の違いだけではなく、確実に生まれつき持っている要素に違いがあるんだな、ということが感じられて、とても興味深い。
たとえば、緊張する子・しない子 など。
いつかそんな気づきも書いてみたい。
行政・医療機関・国に感謝
息子を出産するとき、私は完全に病院の方々に身を委ねていた。
そして出産を終えると、疲れ果てて眠りに落ちた。
私が寝てる間に、息子は必要な処置を受け、夫の付き添いで より大きな病院へと搬送されていた。(肺に水が残ってしまったため)
NICUで2週間、小さな命を守ってもらった。
誕生の瞬間から、多くの人たちに助けられている。
ちなみに入院中の医療費は、驚くほど安かったのを覚えている。
国の公的保険に感謝。
退院後も、行政からの様々なサポートに驚いた。
生後1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月...と続く検診は、親が覚えていなくても、ちゃんと適切な時期に案内が届いた。
予防接種も検診同様、毎回行政から案内が届くので、本当に助かった。
親が必要な予防接種を調べて予約しなくていい、ということにホッとした。
行政って優しい!
子供の医療費が無料なことにも驚いた。
毎回、小児科ではお財布を出さずに済むことに、なかなか慣れない。
(医療制度は地域によって多少異なる)
自分は親に育てられた、とは認識していたが、こんなにも行政や国にお世話になり、守られて生きてきたんだな、と気づいた。
保育園の申し込みに関しても行政の方々にたくさんお世話になった。
(中途半端な時期に引っ越しをしたので余計に)
そして保育園の質の高さに感動!!!
幼稚園には教育的に良い印象を持っていたが、保育園は働く親のために、ただ預かってくれる場所、のように思っていた。
それが、こんなにも子供たちの成長のために様々な経験をさせてくれるとは!!
感触遊びや絵具遊びなど、家庭では難易度の高いこともたくさんやらせてくれて、本当にありがたい。
保育園で息子は、集団生活以外にも多くのことを学ばせてもらっている。
親が一番楽しみにしている保育園のイベントでは、子供たちのがんばりだけでなく、先生方のがんばりにも毎回感動する。
発表会では、子供たちが可愛い手作りの衣装を着せられていて。
きっと保育園の親は働いているからと、親に依頼するのではなく、先生方が用意してくださったのだな~と思うと涙が出た。
これまで自分は、行政とは遠い関係に(ほとんど無縁なようにも)感じていたけれど、子どもを生んでみて、とても近い存在に変わった。
常に守られている感覚を持てるようになり、感謝している。
公務員や医療従事者の方々、保育園で働く先生方、いつも一緒に子供を育ててくださり、ありがとうございます。
次回は、育児を通して気づいた、母の偉大さについて。
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