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できるできない…じゃなくて、やるかやらないか。というマインド。

会社員時代は、とにかく周りの人間の動かなさ加減に頻繁に苛立ちを覚える日々であった。

新製品開発という、側から見ればやりがいしかなさそうな仕事にも関わらず、やってる張本人はやらされ感を前面に出し、保守的な姿勢を見せる。

華のエンジニア業とはよく言ったもので、現実なんてそういう腐った人間を多く抱えている企業も多い。

『昔は良かったのに…』というメーカーは蓋を開ければ、概ねこういう事情を抱えているのが想像できる。

当時は、あまりマインドという概念を意識をしていなかったので、そういう人間に対してはひたすら苛立ちしか覚えなかった。

しかし、最近になって、色々本を読み、マインドについての知識が深まると、あぁそういうことかと納得する。

それと同時に

そんなんで人生楽しい?

と、悲しくもなってくる。

根底にある意識が、自己成長を止めるようなところに向いている人があまりにも多い。

下に丸投げの会社の体質。
出世しても面倒な業務が増えるだけ。
問題を大ごとにせずに穏便に済ませよう。

環境面をみても、マイナスに陥れるような体質ばかり。

それでもって、それなりの給料が貰える状態であるから、

まあ、何となく日々を過ごして、給料貰えるならいいや

という人材の宝庫となる。

人間ぬるま湯に浸ると、そこに居座ろうとする。

甘い環境は人間をダメにする。

そういう人間に、普段と少し異なる依頼をすると、一言目には『できない』が発せられる。

その次に、

『でも…』『だって…』

まずは否定することから始まる。

この『でも』『だって』という言葉は便利である。

使う人間が便利なのではなく、これを多用する人間は仕事では使えない人材という線引きができるから便利ということである。

時代は常に流れている。

新しいモノがどんどん生まれていく。

今は最新だったモノがあっという間に旧式となり、時代遅れとなる。

そんな時代に、現状維持で乗り切ろうという姿勢自体が、退化を促している。

残念ながら『でも』『だって』を使う人間は、そのことに気付いていない。

進化というのは『できる』『できない』ではなく、『やる』か『やらない』かである。

やれば進化するし、やらなければ進化しない。

ただそれだけのことである。

『できる』『できない』の概念など不要。

やってみてから考えればいい。

そういうマインドは大事なんだと改めて思う。

『失敗したらどうするの?』

失敗する前から気にしていては動けない。

その前に何を失敗とするかが違う。

たとえ、最初の一回が上手くいかなくても、それは失敗ではなく、上手くいかなかっただけ。

それを踏まえて次のステップを踏めば上手くいく可能性が広がる。

最後のゴールが明確にみえていれば、途中で躓いたとしても悲観などする必要もない。

何が1番大事って、行動すること。

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