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24歳、鬱病になる。ー【134】職業相談

私24歳にして、今年2023年の1月に鬱病と診断を受けました。

鬱病になった私に起きたことや、そこから立ち直れるにようになるまでの姿を、自分なりに整理して、書き起こしてみたいと思います。

自分のために、そして同じような境遇の人の何かの一助になればよいなと思っております。


前回の記事では、メンタルクリニックの受診を控えながらも再就職活動を再開させたことを書きました。今回は、ハローワークへと職業相談へ向かったことを書き記していきたいと思います。

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就活スタートセミナー以来、約1ヶ月ぶりにハローワークへ行きました。

職業相談の担当をしてくれた方は、前日に電話対応してくれた女性の職員でした。今まで会ったことのない人です。

その方の印象は、正直あまり良くなかったです。なんとなく覇気や人間味を感じさせないような、つかみどころのない人でした。

「まあ、ハローワークの職員にも色々な方がいる」と考え、職業相談に臨みました。

まず、用意してきた3つの求人票を見せました。

病院の総務職

外国人技能実習生の生活相談

アジア人留学生の就職斡旋

「なんで、この3つに絞ったんですか?」

「基本的には、事務職がいいなって思っています。それと英語の資格がありますので、英語力を生かせたら"なお良し"と思いまして…」と、私は返しました。

「では、この3つのなかではどれが第一希望となるのですか?」と、机に並べられた求人票を眺めながら職員の方が言いました。

「それなら…これですね」と言って、私は"アジア人留学生の就職斡旋"の求人票に触れました。なんだかんだ言って、やはり私は何十年も勉強してきた"英語"に関わって仕事をしたいという気持ちを捨てきれてはいなかったのです。

職員の方は、その時初めて求人票を手に取って、詳細を確認しました。

「この仕事は、場合によっては営業のようなこともする必要があると思いますよ。それであれば、希望の職種とは少しズレると思うのですがね…」

至極真っ当な指摘でした。しかし、なんとなく嫌味っぽくも聞こえました。

「いえ、まあ、事務職が希望と言っても、営業を絶対にしたくないという事でもありませんので。前職は人前に出る仕事でもありましたので、営業が向いていないとも思っていませんし…」

その言葉を聞いて「まあ、そう言うのであれば…」という顔をして、とりあえずその1社に絞って応募をすることになりました。

そしてその後、履歴書と職務経歴書を準備してから3日後に再び職業相談をすることとなりました。


記事のバックナンバーなどは、こちらのマガジンでまとめていきます。