24歳、鬱病になる。ー【126】つらい夜
私24歳にして、今年2023年の1月に鬱病と診断を受けました。
鬱病になった私に起きたことや、そこから立ち直れるにようになるまでの姿を、自分なりに整理して、書き起こしてみたいと思います。
自分のために、そして同じような境遇の人の何かの一助になればよいなと思っております。
【注意】
今回の内容のなかでは、「自殺」などの過激な表現が含まれています。ご注意して、お読みください。
前回の記事では、布団に横になってひたすらYouTubeを眺めていたことを書きました。今回は、そこからようやく眠りにつけたことを書き記していきたいと思います。
・・・
YouTubeに飽きたので、私は『内村さまぁ~ず』を眺めることに切り換えました。
『内村さまぁ~ず』は、大学時代からよく観ていたバラエティーでした。本当に頭を空っぽにしたい時に観ていました。そして退職してからも、何も考えたくない時やゲームをしている時などに、とりあえず流すことが多かったです。
当時のAmazonプライムでは『内村さまぁ〜ず』の新作に加えて、過去作も全て配信されていました。その数は、200以上はあったかと思います。なので、これまで観てきたといっても、観尽くすにはまだまだ時間がかかりそうでした。それは、頭をとにかく空っぽにしたい私にはありがたいことでした。
ということで、パソコンやスマホで『内村さまぁ〜ず』を眺め続けました。すると、22時くらいなってようやく睡魔が襲ってきて、私は眠りに落ちることができました。
それからしばらくして、私は尿意を感じて目を覚ましました。起き上がってトイレを済ました。そして再び布団に入り、もう一度寝ようと思いました。しかし、なかなか寝つけませんでした。
寝ようとすると、嫌な記憶が頭を駆け巡ってくるのです。飲み会のこと、働いていた頃のこと、そしてもっと過去のこと…。
考えたくなくても、思い出したくなくても、どうしても頭から離れなくて、私は気持ち悪くなっていき、それに反比例して頭はどんどん冴えていきました。
気づけば目を覚まして2時間が経ち、外が薄明るくなってきました。その間も私はひたすら寝ようと思っていましたが、寝れませんでした。
「なんで、こんなに苦しまなければいけないのか?」
そんな思いが胸に湧いてきました。
「こんな思いをするくらいならば、死にたい…」
私は、自分が首を吊って自殺するイメージを頭に浮かべました。そうしていると、なぜか眠りにつくことができました。
記事のバックナンバーなどは、こちらのマガジンでまとめていきます。