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24歳、鬱病になる。ー【116】ビアンカ?フローラ?

私24歳にして、今年2023年の1月に鬱病と診断を受けました。

鬱病になった私に起きたことや、そこから立ち直れるにようになるまでの姿を、自分なりに整理して、書き起こしてみたいと思います。

自分のために、そして同じような境遇の人の何かの一助になればよいなと思っております。


前回の記事では、忘年会の2次会が終わったことを書きました。今回は、会はついに3次会へと進んでいったことを書いていきたいと思います。

・・・

2次会をおこなった居酒屋を出ると、時刻は23時過ぎになっていました。JRも市営の地下鉄の終電も近づいていたので、何人かの参加者は帰っていきました。途中参加者を含めると18人ほどいた参加者は、その時点で10人弱になりました。

人数の減少は仕方ないとして、私たちの目下の問題は"次のお店が決まっていない"ことでした。

そこで私たち一行は、当てもなく四条の通りをぶらつきました。その先陣に立っていたのが、私と”ゴッドねーちゃん”でした。

ふらふらしながら、私は再び”ゴッドねーちゃん”に馬鹿話をしていました。

「なんか、あたしたちドラクエのパーティーみたいに行進しているね」と、”ゴッドねーちゃん”が言いました。

「そうですね。さしずめ、先輩はビアンカというところですかね?」

「なぬ!?キサマは、ビアンカ派だったのか?あたしはフローラが好きなのにっ!」

「いやいや、フローラもいいんですよ。ただ…」

「ただ…?」

「フローラ選んじゃうと、子どもの髪の毛が青くなっちゃんですよね!あの子どもたちは金髪が似合うようにデフォルメされてるのに、青髪にしちゃったら可哀そうじゃないですかっ!」

とかなんとか、全くどうでもいい話を私たち2人は紡いでいました。つい先ほどの2次会では、先輩も色々と悩んでいることを知りましたが、それは全部置いておいて、やはり私は"ゴッドねーちゃん"と楽しい時間を過ごすことに振り切るようにしたのでした。

そんな2人に連れられたパーティーは、朝方まで営業している店を探し回り、結局"鳥貴族"へとたどり着きました。


記事のバックナンバーなどは、こちらのマガジンでまとめていきます。