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お父さん高校生日記 vol.1 スクーリング


ゼロ高等学院0期生 お父さん高校生 井上 淳です。


今回は10月に入学したゼロ高生の大半が初めてオフラインで集まったスクーリングについてお伝えしたいと思います。


首都圏や近郊の生徒は会う機会もあるのでしょうが、僕のように北海道や九州、四国と全国に生徒がいる為、基本はFacebookグループを利用した交流やオンラインツールを使った生徒同士のコミュニケーションがメインです。


HIU(堀江さんが主催するオンラインサロン)の集まりに行った際、東京のゼロ高生、大阪のゼロ高生とzoomで顔合わせをした程度で、ゼロ高にはどんな生徒がいるのか、自分自身もそうですが大人になって入学する人はどんな人達なんだろうと、ワクワクしながら北海道から出発。


函館に生後7ヶ月の愛娘を残し、産まれてから一週間近く離れたのは初だったので、さみしい気持ちを胸に北海道から飛行機で移動、東京都町田市に前泊して、翌朝を迎えました。


町田駅から小田急線に乗り込み、向かう電車の中でゼロ高の内藤学院長が ONE OK ROCKの新アルバムから先行配信中の『Stand Out Fit In』を投稿してくれましたが、歌詞もゼロ高のイメージにぴったりで僕はこの曲をきっと忘れないでしょう。



音楽を聞くと、聞いていた頃の思い出が蘇って来たりしますよね。


学院長はゼロ高の未来のために動いており、スクーリングに来れませんでしたが代わりに素晴らしい餞別を頂きました。


神奈川県足柄上郡松田町
2018/11/27 AM10:00 小田急線 新松田駅にて集合 



駅を出るとすでに多くのゼロ高生や鹿島山北高校の生徒が集まってました。


荷物を預け、バスに揺られて鹿島山北高等学校に到着。



先生方の挨拶なども終わり、まずは昼食のBBQを行う為に湖畔へ移動。


ここでは食べるだけではなく、火の起こし方も学んでいました。


丹沢湖


スクーリング中の移動もそうですが、山奥だけあって景色も良いです。


大阪 ゼロ高サポーター 浅水さん


肉の焼き方にはこだわりがあるようで、山北高校の生徒へ熱心に指導をしておりましたw


スクーリング中は終始 生徒への気配り、目配りをしていて、やりたい事を聞き出したり、生徒同士を繋げたり、サポート体制は万全です。


大阪からあべの学習センター宮本さんも4日間同行してくれていました。


学校へ戻ると、学年や取得単位に応じて授業、試験などが待っています。


基本的には  〜17:30 夕食   〜18:30 テスト です。


個人的な見解ですが、基本的には授業を聞いていれば、よほど苦手な授業でない限りは単位取得となる30点以上は取れる内容です、前もって試験範囲の告知もあるので、レポート提出のためにも目を通していればなお安心です。
(30点以下となると取れるまで追試)


授業が全て終わって、ホテルに戻ったのは21:00 頃でした。

ホテルには温泉もあり、1日の疲れを癒してくれました、露天風呂では文字通り裸の付き合いで、生徒やサポーターが本音で話し合っていました。


消灯時間は23:00 厳守で時間になると先生方が鍵を取りに来るのですが、二日目の夜に電気をつけていたら警告をうけましたw


二回警告をうけると強制送還されるとの事で、なかなかシビアなので今後行く生徒は気をつけて下さい。。


あと大人でも完全に禁酒、禁煙の四日間なのでけっこうきついです。。


翌朝、朝の弱い僕はほとんどオフの状態で朝食を食べ、バスに揺られて2日目のスクーリングへ。


この日は午前からほとんどの生徒が登山に向かいました。


紅葉の季節と言う事もあり、景色も素晴らしかったです。





途中で2回ほど授業を挟みましたが、ここのところ運動不足の僕にはなかなか良い運動になり、約4時間の登山が終了。


僕の場合は単位に含まれていませんでしたが、初日には山北町の観光、最終日には農業体験などが課外授業に含まれていた生徒もいました。


鹿島山北高校 教員


運動と言えば、スクーリング中は体育がとても多く、バスケ、フットサル、ソフトボール、ドッジボール、フォークダンスなど多岐に渡りハードでしたが、10代に負けじとハッスルした結果、あちこち筋肉痛で最終日 翌日の仕事に支障が出ました。。



2日目も終わり、ホテルに戻ってから23:00までの限られた時間の中で運営メンバーを中心に年末イベントのミーティングを行っており、10代らしく素直な意見のぶつかり合いや、はじめてのイベントで手探りの状態の中、イベント内容を前進させるために3日目の夜にもミーティングを行っていました。



2日目に参加してくれた古賀サポーター浅水サポーターからの厳しくも温かいアドバイスもあり、僕自身は年末に地元でイベント開催予定もあってゼロ高イベントへは参加できないので少しだけ意見を伝えて、10代の生徒たちによるミーティングを見守っていました。


思い返せば、自分の高校時代に社会に出て、イベント開催をできたかと言えば正直 難しく、ゼロ高生は早い時期から社会参加の機会があり、今後の人生において大きなアドバンテージとなっていくでしょう。


普通の高校であれば3年間に渡って、興味のない授業でも出席して、多くの時間を学校で過ごす事になります、そこで生まれた友情や団体生活におけるルールを学ぶ事を完全に否定する訳ではないですが、ゼロ高のメリットは非常に少ない時間で世間では最低限とされる高卒の資格を取得でき、残った時間を自分の興味のある事や、HIUなどでの社会活動に使えるということだと思います。


自然に囲まれた校庭の風景


3日目は通常の授業とテストをこなして終わりましたが、僕は今回が3年生の過程で取得する単位が少ない事もあり空き時間が多かったのですが、空いた時間を利用して皆それぞれに時間を過ごしていました。


卓球やダーツ、ボルダリングができる部屋もあり、音楽室ではギターやピアノを引く生徒もいたり、集合場所となる図書室でレポートや視聴票をこなす人、興味のある勉強をする人、校庭でスポーツをしたり、他の生徒と交流したり、比較的空き時間は自由に使えます。


最終日には『 もう少しで終わりかぁ 』 と寂しい気持ちも出て来ましたが、授業、テスト、校舎の掃除などを行い、15:30頃にはスクーリングの全日程が終了となりました。


あっという間の4日間でしたが、日常から離れ、様々な価値観、個性に触れる事が出来て、純粋に楽しかった。


30代になって学校に行き、全国各地から集まった10代 + 少しばかり20〜50代 の生徒達と交流しているなんて、まったく予想していなかった未来が目の前で起こっていると考えると人生は何があるかわからないし、面白い。


大人になると潜在意識に働きかける事もなく、先入観や常識、しがらみに囚われて、トライすることなく、決まった枠の中で過ごす人間が大半の中、臆する事なく思ったことや、夢や目標に向かって前向きに生きている人達と出会えたことが僕にとっては充実した時間になりました。


この気持ちを忘れずに、


出会った仲間達に負けないように、、


頭の中にあるアイデアや計画を実行していかなければ行けないと強く思って、今このnoteを書いています。


「  未来を恐れず、過去に捉われず、今を生きろ。 」


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