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選ばれつづける企業であるために必要な3つのポイントーBlackBerryの事例から考えるーEditor’s pick<10/9~10/15>

おはようございます、地方創生DAOオンラインサロン編集部です。

今週公開されたコンテンツの中から、DAO編集部の筆者がおすすめする記事を解説とともに紹介していきます。
学び直しや振り返りにご活用いただければ嬉しいです。


編集員おすすめの今週の記事



映画『BLACK BERRY』は、かつて人気だった携帯会社Black Berryが、販売戦略の失敗でiPhoneに敗北していく裏側が描かれた作品です。

今日は、かつて高い市場シェアをもっていたBlack Berryが、なぜ衰退にむかってしまったのか。市場シェアを維持しつづけるにはなにが必要なのか?について考えてみます。


企業が競合と戦いつづけるのに必要な3つの姿勢


企業が市場での競争力を維持し続けるために、私たちがBlackBerryのストーリーから学ぶべきことは次の3つです。

1、テクノロジーと市場の変化に敏感であること

BlackBerryの失敗から学ぶべき最も重要な教訓は、テクノロジーと市場の変化に敏感であることです。BlackBerryの場合は、インターネットの急速な普及の流れに追いつけなかったことが敗因として挙げられます。

競争が激化し、次々と新しいテクノロジーが生まれてくるいま、企業はその変化に対応できなければなりません。とくに市場の変化を見逃さず、適応する柔軟性が不可欠です。


2、カスタマーエクスペリエンスの重要性

BlackBerryはユーザーエクスペリエンスにおいて競合他社に劣る点があったため、市場での地位を失いました。とくにキーボードボタンが特徴的だったBlackBerryは、スクリーン上ですべての操作が完結する新しい形のiPhoneの登場によって市場シェアを奪われる結果に。

シンプルですが、ユーザーにとって使いやすく価値のある製品やサービスを提供することが競争力を維持し続ける秘訣です。

そしてカスタマーエクスペリエンスを向上させるには、顧客の声に耳を傾けることが大切です。先週のピックアップでも、顧客の声の重要性について取り上げていますので、ぜひご覧ください。


3、過去の成功に固執しないこと

BlackBerryはかつて携帯電話市場で成功を収めたことから、この成功に固執し、新しいテクノロジーやiPhone誕生後の市場変化に対応しきれませんでした。

常に未来に焦点を合わせ、市場ニーズを満たし続けることが長く成功し続けるカギです。また、自社の立場を客観的に見た経営判断も大切になります。


過去の失敗から学ぶ姿勢が大切


BlackBerryの事例から得る教訓は、競争激化のなかで、企業は変化を見逃さず、顧客のニーズを満たすための努力を絶やさないことが重要だといえます。経営者やリーダーは、過去の失敗事例から学び、未来に向けて最善な決断をし続けることが大切です。

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それでは今日もウェルビーイングな1日を!


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