濱地潤一

濱地潤一(junichi hamaji) Saxophonist, composer,…

濱地潤一

濱地潤一(junichi hamaji) Saxophonist, composer, サックスを津上研太に師事。 第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品 福島諭 濱地潤一《変容の対象》(作曲)http://www.shimaf.com/h/

最近の記事

《変容の対象》2024年7月第7-8小節目

《変容の対象》2024年7月第7-8小節目を福島諭さんに送った。 最近CDのボックスセットを買った。ネット経由で聴いていると如何にいい加減に聴いているかがわかる。 怖すぎる。

    • 《変容の対象》2024年7月第5-6小節目

      《変容の対象》2024年7月第5-6小節目を福島諭さんに送った。 コルトレーンのインパルス時代のboxセットを買う。データで買うのもそれは利便性優先で良いのかもしれないが、写真や、録音データなどそこから読める重要な情報はやはり紙でないと見る気も起きない。ブックレットで見るマウスピースの存在とか、otto linkがつとに有名だが、ラバーのマウスピースもある時期使っているとかは昔のジャケットでのセルマーのソロイストとか、今回のブックレットでは多分メイヤーだろうが、、、を吹いて

      • 《変容の対象》2024年7月第3-4小節目

        《変容の対象》2024年7月第3-4小節目を福島諭さんに送った。 うだるほど暑い日中。サングラスのレンズ、メガネのレンズを自分で交換したり、漸く昨日アンダーニンジャの新刊が買えたので読む。12巻は展開の布石なので淡々としていたが、今回はそれが機能し始めて超面白かった。納得の一撃。 小山ゆうのazumi 「あずみ」の方ではなくazumiの方の16,17,18巻が高くて買えない。古書でしか買えないが、プレ値でしか買えないので再販しないかなぁ、、、

        • 《変容の対象》2024年7月第1-2小節目

          《変容の対象》2024年7月第1-2小節目を漸く福島諭さんに送った。 アンダーニンジャ最新刊は先週の金曜日が発売日。本屋さんに行ったら和歌山は発売日が遅れますと張り紙にあり、1日、或いは週末なら週明けに入荷するかしないか、、、らしい。流通の問題でドライバーさんの労働環境改善の為と以前から知ってはいたものの、何度も本屋さんに行っては物がないとなると近所の本屋さんで買いたくても買わなくなるわなぁ、、、本屋さんと言えば最も好きな場所のひとつであるけれど、時間は無限では決してないし、

        《変容の対象》2024年7月第7-8小節目

          変容の対象前夜のこと

          自分の過去の日記を確認していたらこんなものがあった。2008年の年末である。いささか堅苦しい言い回しで「カッコつけんな」と思うが、それはそれとして、当初は1年続ける想定だけしていたことがわかる。今は2024年。で、今も継続している。昨日少し書いた。 2008-12-31 12組曲『2012年のための習作(仮)』にむけてシャワーを浴びながらその前に読んだ倍音についての様々な実験音楽の書籍の記述を反芻しながら、倍音列音階、倍音列和音、サックスにおける倍音の操作、アンサンブルに

          変容の対象前夜のこと

          《変容の対象》2024年6月第16-17小節目

          《変容の対象》2024年6月第16-17小節目を福島諭さんに送る。今日は今月最終日。

          《変容の対象》2024年6月第16-17小節目

          《変容の対象》2024年6月第14-15小節目

          《変容の対象》2024年6月第14-15小節目 を福島諭さんに送った。福島さんはコルトレーンを聴いていたらしい。僕がコルトレーンよろしくマウスピースに手を入れていることについて言及した中にコルトレーンのballadsの逸話を話したから。

          《変容の対象》2024年6月第14-15小節目

          《変容の対象》2024年6月第12-13小節目

          《変容の対象》2024年6月第12-13小節目を福島諭さんに送る。 鰹というのはこちらではよく食される。今日も片身を自分で捌いてアラは生姜と醤油で強火でざっと煮る。鰹の刺身はどんだけ美味いんやというくらい美味い。この時期一本1000円で買える。一本売りは安いから魚屋さんは刺身にしてくれたりしないから必然自分で捌くわけだが、これぐらいはしなければ。なにせ超美味いのだから。

          《変容の対象》2024年6月第12-13小節目

          《変容の対象》2024年6月第10-11小節目

          《変容の対象》2024年6月第10-11小節目を福島諭さんに送る。 テナーの調子が少し悪く、数日前から色々試し今日正常に戻る。 少し吹き、疲れて夕刻から数時間眠るつもりが夜中まで寝てしまい、起きて書いた。 今年は眼鏡を度付きの30%ぐらいのサングラスのレンズに交換したい想念が始終付いてまわっていつかのタイミングでとは思う。

          《変容の対象》2024年6月第10-11小節目

          《変容の対象》2024年6月第8-9小節目

          《変容の対象》2024年6月第8-9小節目を福島諭さんに送った。 今日の朝まで映画を数本見て、ルチアーノ・ベリオのsequenzaを数作聴き、寝て、ソプラノを吹き、洗濯しまくって干したら雨が降り出す。また寝て、起き、変容を書き、送った。 相変わらずトマス・ピンチョンは脈絡なく違う人が出てきまくるので細かいことは考えずに読み進めるというか、読み飛ばすより他の読み方を知らない。ヴァインランドは別だけど。だから最も読んでいるのはヴァインランドということになる。 安部公房の講演で

          《変容の対象》2024年6月第8-9小節目

          《変容の対象》2024年6月第6-7小節目

          《変容の対象》2024年6月第6-7小節目を福島諭さんに送った。 吉岡里帆さんの映画、Gメンの切り抜きがyoutubeであって、「吉岡里帆 先生は美人です」で探すと今でも出てくるけれど、その先生役がとても良い。最高である。ほんまに。世界にはあのような笑いが必要だ。 映画ではボーダーラインの2作目を久しぶりに観たが、あのハードボイルドさは痺れる。傑作。

          《変容の対象》2024年6月第6-7小節目

          《変容の対象》2024年6月第4-5小節目

          《変容の対象》2024年6月第4-5小節目を福島諭さんに送る。 ソプラノで今月の奏法の確認をする必要がある箇所があったから途中で中断し、今送った。 ソプラノが少し抵抗が強すぎるのでこれは息漏れしてるなぁ、、、とリークライトで確認したら一箇所ほんの少しエアリークがあり、夕方はそれを調整した。ネジでパーツの可動域を調整して直るのかも試したので結構時間が取られる。結局ラックを熱で一旦溶かす普通の手順で直す。 現代音楽の最近の作品ではもう当たり前にエレキギターにディストーションを

          《変容の対象》2024年6月第4-5小節目

          《変容の対象》2024年6月第2-3小節目

          《変容の対象》2024年6月第2-3小節目を福島諭さんに送った。気分的に福島さんの組織にもよるが、一旦確認して数日考えようか、、、と思っていたのだけれど、今書くべきだと思い書いた。 白いTシャツ10枚ほどを漂白し、洗濯して、思えば梅雨の恐ろしい湿気に悩まされる気配もないのに気付く。クローゼットにみっしり吊り下がっているジャケットなどはこの時期相当目を光らせないとカビにやられる可能性があるからしんどいのだ。 今日の読書はトマス・ピンチョン「重力の虹」

          《変容の対象》2024年6月第2-3小節目

          《変容の対象》2024年6月第1小節目

          漸く福島諭さんに今月の動機、《変容の対象》2024年6月第1小節目を送った。 近年サックスの現代音楽作品はフランスの作曲家の作品を良く見る。実際サクソフォン奏者でもある作曲家は当然のごとく、その特殊奏法の指示も的確で、説明も正確なのだろう。作品も多い。譜面は少ししか持ってないが実際そうだ。仮に自分が聴衆の一人として居るとして、理想はサックス奏者はサックスのために書かれた作品のみを演奏すべきで、他の楽器のために書かれたものを客寄せの意味で演奏するのなら、たちまち足元を見られる

          《変容の対象》2024年6月第1小節目

          《変容の対象》2024年5月第11-12小節目

          《変容の対象》2024年5月第11-12小節目を福島諭さんに送った。

          《変容の対象》2024年5月第11-12小節目

          《変容の対象》2024年5月第9-10小節目

          《変容の対象》2024年5月第9-10小節目を福島諭さんに送った。 本の整理をしてると、昔読んで一切開かなかった本などでいま読むとちょっと時間を忘れてしまうようなものもある。中上健次「on the border」では中上健次と村上春樹が対談していて、そこで言及される作家が当時殆ど未読だったから反応は薄かったものが、今はほぼ読んでいたりするので、そこから受ける印象は随分と血が通ったものになり、こちらに帰ってくるのだ。 さて、アルトのbuescher aristocrat se

          《変容の対象》2024年5月第9-10小節目