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ククブクの味見

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本
海外の料理本のことならククブクにお任せ！ 優れたデザイン性があり、コンセプトにひとと風土と文化が見える海外の料理本「cookbook」を紹介するマガジン「ククブク」を、noteで…
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早川 純一

2019年 ジェームズ・ビアード財団賞、発表

ブック・オブ・ザ・イヤーは「Death & Co」のカクテルブック日本は改元でテレビ欄がお祭りのような騒ぎになっていますが。 アメリカのフード業界も、この4月末から5月頭にかけては毎年かなりの盛り上がりを見せるんです。 そう、今は年に一度の祭典「料理界のアカデミー賞」ジェームズ・ビアード財団賞のシーズン真っ只中。 アメリカ時間の4月26日には、その先陣を切って2019年のメディア賞受賞作品が発表されました。 ノミネート作品は4月の最初にククブクでもご紹介しましたが。

早川 純一

料理は生活のロマンティックないち部分だが

Eaterによる2019年春のおすすめcookbook その1おかげさまでククブク恒例企画「Piglet実況」が無事終わり、これからしばらくはたまっていたcookbookの新刊情報などをお伝えしていければと思います。 まずは、フード情報サイト「Eater」が春夏秋冬のシーズンごとに取り上げている新刊情報のお話。 これも毎回うかうかしているとすぐ次のシーズンになってしまうんですよね。 2019年春シーズンでは、昨年のように特にテーマごとにまとめられているわけではなく、また

早川 純一

金曜日のcookbookランキング

#117 絶対非失敗の絶対レシピ新たな料理本との偶然の出会いを楽しむ、金曜日のcookbookランキング。 4月第4週のランキングをお伝えします。 今週はIKEAに買い出しに。 洗濯用品や食器と一緒に、初めて食品も買ってみました。 リンゴンベリーやエルダーフラワーのシロップも気になったのですが、朝食用にホットドッグ（店内のイートインで食べられるやつ）のセットを購入。 また、コーヒー豆が売っていたのでこれも買ってみました。 コーヒー豆の原産国は、ロットによって違うみ

早川 純一

cookbookはフォークを使ってその土地や文化を学ばせてくれる旅だ

The 2019 Piglet 決勝戦『Bottom of the Pot』vs.『Season』2018年に発売されたcookbookのなかから、精鋭16冊が参加し、トーナメント戦で優勝を決める「The 2019 Piglet」。 いよいよ今日が最終回、決勝戦となりました。 今年の決勝の舞台で対戦するのは、ナズ・デラヴィアンの『Bottom of the Pot: Persian Recipes and Stories』と、ニック・シャーマの『Season: Big F

早川 純一

冬来たる、いざ生きめやも

ゲーム・オブ・スローンズを観ながら食べたいレシピ13選『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終シーズン8、観てますか？ 日本では4月15日から、スターチャンネルで世界同時放送が始まりましたよね。 我が家ではシーズン1からシーズン6までをAmazonプライムビデオで視聴し、シーズン7はレンタルブルーレイで視聴。 シーズン8もレンタルが出てからにしようかなあと思っています。 （関係ないですけど、『ハウス・オブ・カード』の最終シーズンはひどかったですね。それまでの権謀術数が渦巻く

早川 純一

「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたフード業界人

サミン、クリッシー、マッシモほか毎年恒例、アメリカ・タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」が4月17日に発表されました。 日本ではテニスの全米オープンと全豪オープンで連続優勝した大坂なおみさんや、『ボヘミアン・ラプソディ』の主演俳優ラミ・マレックが大きく報道されましたが、フード界からも数名が選出されています。 昨日に引き続き、ニューヨークのフード情報誌「グラブ・ストリート」のニュース記事から見ていきたいと思います。 *** 続きはぜひククブクのページでご覧くださ

早川 純一

料理の4大要素がわかったら、つぎは何作ろう？

サミン・ノスラットが『Salt, Fat, Acid, Heat』の続編を製作開始2017年のcookbook最大のヒット作であり、もしかしたら2010年代最良のcookbookでもある『Salt, Fat, Acid, Heat』。 その著者であるサミン・ノスラットが、続編の制作を開始したことをインスタグラムで発表しました。 ニューヨークのフード情報誌「グラブストリート」に3月5日付で掲載された記事を読んでいきたいと思います（遅くなってスミマセン！） *** 続きは

早川 純一

金曜日のcookbookランキング

#116 ポーランがいっぱい新たな料理本との偶然の出会いを楽しむ、金曜日のcookbookランキング。 4月第3週のランキングをお伝えします。 なんだか無性に美味しいコーヒーが飲みたくて、東京・神泉にある「HEART’S LIGHT COFFEE（ハーツライトコーヒー）」に初めて行ってみました。 渋谷駅から道玄坂を登って、しばらく歩いた落ち着いた雰囲気の住宅街のなかにスタンドがあります。 まわりには隠れ家的な飲食店も多く、他にも入ってみたいお店がいっぱいありました。

早川 純一

当たり前だが、料理本とは料理をするための本である

The 2019 Piglet 準決勝第2試合『Shaya』vs.『Bottom of the Pot』cookbookの最強決定戦「The 2019 Piglet」。 今日は準決勝の第2試合をお伝えします。 対戦するのは、アロン・シャヤ&ティナ・アントリーニの『Shaya: An Odyssey of Food, My Journey Back to Israel』と、ナズ・デラヴィアンの『Bottom of the Pot: Persian Recipes and S

早川 純一

すぐれた料理本は私たちを箱のなかから飛び出させてくれる

The 2019 Piglet 準決勝第1試合『Soul』vs.『Season』Food52による年イチのcookbookトーナメント「The 2019 Piglet」。 大会もいよいよ終盤になり、残り3試合となりました。 今日からはベスト4作品による準決勝が始まります。 本日対戦するのは、トッド・リチャーズの『SOUL: A Culinary Evolution in 150 Recipes』と、 ニック・シャーマの『Season: Big Flavors, Beau

早川 純一

今こそ林檎で私をなぐさめて

『落ち込んだときは料理を作ろう』がまさかの映像化!?1941年に創刊され、2009年まで出版されていたフード専門雑誌『グルメ』。 現在はコンデナスト社のブランドネームとしてのみ残っているこの『グルメ』ですが、1999年から2009年までの最後の10年間に編集長を務めていたのが、ルース・ライシルという人物。 ククブクで以前にご紹介した「史上最高のホームクック100人」にも選ばれていましたよね。 そんな彼女の自伝的作品が、将来Netflixに登場するかも!? *** 続

早川 純一

あなたのほうが若いけど、私のほうが体力がある

新番組『ストリート・グルメを求めて』日本からは3店が登場4月の最初にお伝えした、Netflixのフードドキュメンタリーの新シリーズ『ストリート・グルメを求めて』。 日本でも4月26日に配信されるこの番組の続報が入ってきましたので、お伝えします。 元記事はアメリカのフード情報サイトEaterです。 *** 続きはぜひククブクのページでご覧ください！

早川 純一

金曜日のcookbookランキング

#115 青い髪は自由と創造の証新たな料理本との偶然の出会いを楽しむ、金曜日のcookbookランキング。 4月2週目のランキングをお伝えします。 今週は、ヘルシンキとコペンハーゲンに単身旅行に行ってきた尊敬する友人から、うれしいお土産が届きました。 コペンハーゲンの有名な運河の写真が印刷された、チョコレートウエハース。 チョコウエハースって大好きなんです。 小腹にちょうどいいフィンガーサイズで、仕事中に手を汚さず食べられるのが優れものです。 そしてこちらはムーミ

早川 純一

料理本の著者にはキッチンで隣に立っていつも勇気づけてほしい

The 2019 Piglet 準々決勝第4試合『Soul』vs.『I Am a Filipino』2018年に発売されたcookbookの頂点を決めるFood52の名物企画「The 2019 Piglet」。 準々決勝最後の試合になります。 本日対戦するのは、トッド・リチャーズの『SOUL: A Culinary Evolution in 150 Recipes』と、 ニコル・ポンセカ＆ミゲル・トリニダードの『I Am a Filipino: And This Is H

早川 純一