音楽を聴く環境をシンプルに〜音楽愛好家による最高5万円までの高品質オーディオのススメ〜
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きっと私は音楽が好きなのだ。
音楽をより楽しみたいがゆえに音楽を聴く環境(オーディオ)に工夫を加えるのだと思う。
以前こんな記事を書いた。
ここ1年でかなり音楽の聴取環境の試行錯誤が知れる。
悪く言えばブレブレ。良く言えば相当な試行錯誤のおかげで随分の経験値が上がったと言える。
現在(2018年9月5日)の私の聴取環境は以下
メインシステム
スピーカー
Pioneer S-CN301−LR新品価格は16,000円くらい。私は中古で8,000円で購入した。
アンプ
以前使っていたデジタルアンプを復帰させた。ACアダプター込みで1万円弱で購入したと記憶。
ブルーレイレコーダーはCDのデータを簡便に保存できるパナソニックのDIGAを選択。アウトレットで34,000円。
上のブルーレイレコーダはHDMI出力のみなので、音声出力のみ分配させないとアンプに音を送れない。ので音声分配器を使ってみた。4,000円。
(ブルーレイレコーダーにテレビなどのモニターが必要だがこれはHDMI対応の中古PCディスプレイでもいい。ここは金額に入れない。)
これで基本は完成。投資金額は5万6千円(+ディスプレイ)。
おい、5万円を超えているではないか!とお叱りを受けそうだが、これは私がいろいろ回り道をしたおかげでやや余計な出費をしてしまったことによる。
基本は以上である。
(その他アナログレコードプレーヤーやネットワークオーディオプレーヤーでレコードやネットラジオ、ハイレゾやネットからのダウンロード音源を聞いているが、今回はややこしくなるので割愛する。
【シンプルオーディオ提案①】
アンプ内臓スピーカーを使う(パワードスピーカーを使用する)
オーディオの常識として、アンプとスピーカーは分けるのが当然としていた。しかし、最近はそれは常識ではなくなってきた。もちろん「オーディオ」的には分けたほうがそれぞれの機材をいじれるので楽しめるが、ほとんどの人はそんなことはどうでも良いのではないか。
私の使っているアンプ内臓スピーカーを上に紹介した。1万7,000円でRCA端子2系統、Bluetooth、光デジタル、同軸端子、と入力端子は充実している。(ただし、光デジタルと同軸はハイレゾまで対応していない。ブルーレイの音は出ない。CD並みの音質なので素直にRCAケーブルを使ったほうが言いようである。)
このスピーカーを使えば、Bluetoothでスマホやタブレットと無線接続できる。
有線ならばイヤホン端子から有線接続してスマホ内の音を出力すれば良いのである。ケーブルは普通に売っているものでとりあえず良い。ジャンク品や家のどこかにあるようなものである。(実はスピーカーに付属してくるからあえて購入しなくても良いが)
これでも立派に音楽的であると思う。
難しいことを考えないでシンプルな構成だとアンプ内臓スピーカーがあれば良い。もちろんこれもピンキリでそれなりに高いものはたくさんあるし、自分が納得できるものを探す必要はあるだろう。しかし、これならば予算1万8千円でそこそこの音が聴ける。
私はこれでも十分に楽しめる。勘違いしてはいけないのは、音質を高めようとするあまりに、音楽を楽しめなくなることだ。
もちろんここにCDプレーヤーやブルーレイプレーヤー、ネットワークオーディオなど盛り込むこともできる。私がお勧めできそうなものを一つあげておく。
ブルーレイプレーヤーで出力端子にRCAがあるので、アンプ内臓スピーカーに有線接続できる。CD、DVDも再生できる。これは1万円ほど。
合計すると2万8千円である。ディスプレイを買ってもプラス1万円で済むだろう。4万円で十分お釣りがくる。
【シンプルオーディオ提案②】
スピーカーを自作+デジタルアンプ+スマホ
スピーカーの自作は最近音楽家片岡祐介さんが「純セレブスピーカー」というものを提唱されていて、ジャンク品スピーカーのユニットを外して(あるいはユニットそのものをどこかで購入して)ダンボール箱に入れて作るのが最も簡便で試行錯誤がしやすい。私も今年はじめにダンボールスピーカーを作ってみたが、1,000円くらいの材料費で相当良い音がする。詳しくは下記のTwitterを参考に。
これならデジタルアンプ1万円を加えて1万1千円。
先ほどのブルーレイ環境を加えて3万1千円。
これで十分良い音であるし、音楽を聴きながら工夫する余地がたくさん出てくる。
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