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鉄橋の下でブリュワリーホッピング

Day2 2024/05/16(木)

あれ?どこだっけ?
と一瞬戸惑いましたが、そこはロンドン。
渡欧して最初の朝を迎えました。

2日目となる本日、まず向かったのはエミレーツ・スタジアム!
そう私はグーナー(=アーセナルのファン)なのです。
ビールから浮気して、大好きなアーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアム・ツアーに参加します!

この日は生憎の空模様。
小雨降る中、ホテルから少し歩いて地下鉄レスター・スクエアへ。
ピカデリーラインでHolloway Roadまで。
ちなみにイギリス人は傘を差さないと聞いていましたが、結構差してますよ。
ざっと見たかぎり、傘派、フード派、無頼派(何もせずただ歩む)が存在します。
しばらく歩くと、見えてきました!エミレーツ・スタジアム!!感涙。

スタジアム・ツアーは所定のルートを自分のペースで自由に見て回れるセルフツアーを選択。選手の控室、そして入場口を通ってグラウンドへ!
長年の夢が1つ叶いました。

プレミアリーグ優勝争い真っ只中、残1試合を残すアーセナル。
健闘を心からお祈りしています。

続いて中心地へ戻り、ナショナル・ギャラリーへ。
トラファルガー広場の目の前にある国立美術館ですね。無料です。
特にお目当てがあったわけではないのですが、
レンブラントやゴッホ、ドガ、ルソー、モネなど眼福に賜れます。

ホテルへ帰りがてら、SOHOを散歩して、途中のパブ The Clachanでビターを一杯。イギリスでビターを飲む夢が叶いました。

店を出るとスコールのようなドシャ降り・・・
地元ロンドンっ子も顔をしかめていたので、珍しい酷さなのでしょう。
靴を濡らしながらも、マクドナルドへ逃げ込みました。
マクドナルドには巨大タブレットがストーン・ヘンジのように立ち並んでいました。見よう見まねで画面をタップして注文してみます。もちろんキャッシュレス。ピッ。
スパイシーチキンサンドセットの頼みましたが味は日本と大差ないですね。
ご馳走様でした。

小腹も満たせたのでホテルへ帰還。
まだ現地時間で昼の14:30頃なのですが、妙に眠い。
18:00に友達と約束があったのですが、時間もあるので仮眠を取りました。
(これが後々に悪影響するのですが、それはまた別の機会に・・)

さて、そろそろこの旅の本題に入ります。
18:00から友人とバーモンジーという地区の鉄橋下に集中しているマイクロブリュワリーへ冒険します。若手起業家向けに鉄橋下の倉庫?物件が安く貸し出されているということで、若きマイクロ・ブリュワリーやクラフトビールバーなどが乱立している刺激的なエリアです。

最初に訪れたのは The Kernel Brewery。
最近日本にも輸入されたブリュワリーで、本日の本命です。
訪れてみると、想像以上に格好良いです。
シンプルでソリッドな内装に期待が高まります。

友人の到着を待ちながら、Small Paleをオーダー。
ホップのアロマが華やかでとても美味しいです。

某商社でロンドン駐在している友達が仕事を終えて合流。
2杯目には日本では珍しいDunkel Weisseをチョイス。
モルトの甘みに少し酸味が感じられて美味しかったです。

もっと飲みたい、もはやここで終わってもよい気持ちでしたが、
友人がいろいろと他のブリュワリーも調べてくれていたので、
梯子酒に移行することに。

mash paddle breweryはキッチンカーの石窯ピザが美味、craft beer junctionを経て、dutch tap roomのポップでサイケな天井画に驚き、ポルトガル専門店 pedoro`s wine barでポルトガルの白ワインに浮気。

最後にたどり着いたのがLondon beer factoryのタップルーム The barrel project。ずらりと並ぶ樽が壮観。MFS KOHATUというsour saisonがとても美味しかったです。テイスティングして気に入ってしまい、酔いも相まって2/3パイントもオーダーしちゃいました。

余談ですが、ロンドンではビールのサイズはパイントかハーフが主流ですが、たくさんのお店が密集するこのエリアでは1/3パイントからオーダーすることが出来ます。飲み比べたいお客さんにとっては嬉しいシステムですよね。

バーモンジーの鉄橋下は刺激的なエリアでしたが、非常に激しい競争という現実も目の当たりにした夜でした。

帰りはロンドン名物の2階建て赤バスに乗車。運よく2階の1番前の席が空いていました。ロンドンの夜景を特等席で小1時間眺めながらホテルへ。後ろの座席では酔ったカップルがずっと歌っていましたとさ。

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