年初雑感

鳥羽伏見の戦いで新撰組が「剣の時代は終わった」と悟ったように、これからの働き方でもアナログ中心の時代は終わったと悟るべき。

人が個性や技能を伸ばすにはアナログの効能が依然として重要だが、個や組織の力に未知数倍のレバレッジを効かせていくためにはデジタル、さらにはAIに頼るほかない時代に来ている。

しかし、従来の働き口や仕事量が減ったとしても、人が求める多様なライフスタイルを支えるために未知の分野が裾野を広げて待っているはず。なので、自由な発想で今の働き方を発展させつつ、新しいアイデアに向かって挑戦し続けるべき。

現状維持がこんなにリスクをはらんでいるとは、これまでに感じたことはなかった。そんなことを裏紙にせっせとメモを走らせる自分はまだまだアナログ人間。生身の身体を鍛えて脳を耕し、そこからアナログ発想の種が芽を出したら、後はデジタルな無限マーケットへと一気に展開する。昭和生まれの自分にとって、大雑把にはそんな戦い方になるだろう。

年号が変わる前に、AIと共存する未来へ思いを巡らせずにはいられない。

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