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ギャルと紳士が、yoasobi「アイドル」の歌詞と先生としての役割について会話してみたら、あらぬ方向に話が進んだ記事

ギャル: ねえねえ、さっき聞いた「アイドル」っていう歌、めっちゃ感動したんだけど!

紳士: ああ、あの歌はアイドルとしての自分と本当の自分との間で揺れ動く女の子の気持ちを歌ってるんだよ。

ギャル: えー、そうなの?どういうこと?

紳士: 彼女は、愛する人や自分を守るために嘘をついてるんだ。でも、その嘘がいつか本当になることを信じてるんだ。

ギャル: うわー、それってすごいね。でも、嘘ってバレたらどうするの?

紳士: そうだね。嘘をつくことにはリスクもあるよね。例えば、先生だって生徒に対して嘘をつくことはないかな?

ギャル: 先生が嘘をつくなんてありえないでしょ!

紳士: そうかな?授業の内容や評価基準、自分の経歴や考え方などについて、本当のことを言ってるとは限らないよ。

ギャル: えっ、マジで?どうしてそんなことするの?

紳士: いろんな理由があると思うよ。生徒の興味や理解を引くためだったり、自分の立場や信用を守るためだったり、生徒に期待される先生像に合わせるためだったり。

ギャル: ふーん。でも、それって得られるものと失うものがあるんじゃない?

紳士: そうだね。嘘をつくことで、生徒から信頼されたり、楽しく授業ができたりするかもしれないけど、本当の自分を隠したり、生徒に不正や不公平を感じさせたりするかもしれないよ。

ギャル: そっか。じゃあ、先生は自分の本当の気持ちや考え方を生徒に伝えることはできるの?

紳士: それも難しいかもしれないね。例えば、生徒に対する感情や期待、悩みや不安などについて、本音を伝えることはできるかな?

ギャル: できるといいけどね。先生ってすごく頼りになるし、尊敬してるから。

紳士: ありがとう。でも、本音を伝えることにもメリットとデメリットがあるよ。本音を伝えることで、生徒と親しくなったり、相互理解が深まったりするかもしれないけど、プロフェッショナルさや権威性が失われたり、生徒に負担や迷惑をかけたりするかもしれないよ。

ギャル: そうなんだ。じゃあ、先生は生徒に対してどんな役割を果たそうとしてるの?

紳士: それは色々あると思うよ。教育者として、保護者として、友人として、尊敬される人としてなど。

ギャル: へえ、それってすごいね。先生はどの役割が一番自分らしいと思うの?

紳士: うーん、それは難しい質問だね。自分らしいというのは何だろう?自分の本当の自分とは何だろう?

ギャル: そうだね。自分の本当の自分ってわからないこともあるよね。でも、自分が楽しくて幸せなときに近いんじゃない?

紳士: そうかもしれないね。でも、自分が楽しくて幸せなときにも、嘘をついてることはあるかもしれないよ。

ギャル: えっ、本当?どんなとき?

紳士: 例えば、生徒に笑顔を見せてるときにも、心の中では悲しんだり苦しんだりしてることはあるよ。

ギャル: そんなことあるの?先生は大丈夫?

紳士: 大丈夫だよ。笑顔を見せることで、生徒に元気や勇気を与えたり、自分も前向きになったりすることもあるから。

ギャル: そうなんだ。でも、先生は笑顔じゃなくても好きだよ。

紳士: ありがとう。でも、笑顔じゃないときにも、嘘をついてることはあるかもしれないよ。

ギャル: えっ、また?どんなとき?

紳士: 例えば、生徒に厳しくするときにも、心の中では優しくしたり甘やかしたりしたいことはあるよ。

ギャル: そんなことあるの?先生は優しすぎるんじゃない?

紳士: 優しすぎるかもしれないね。でも、厳しくすることで、生徒に成長や自立を促したり、自分も責任感を持ったりすることもあるから。

ギャル: そうなんだ。でも、先生は厳しくても好きだよ。

紳士: ありがとう。でも、厳しくても優しくても、本当の自分がどっちなのかわからないことはあるよ。

ギャル: そうなんだ。じゃあ、先生はどっちが好きなの?

紳士: わからないよ。どっちも自分の一部だから。

ギャル: そっか。じゃあ、私はどっちが好きかわかるよ。

紳士: 本当?どっちが好きなの?

ギャル: 先生が好きだよ!

紳士: えっ!?本気?

ギャル: 本気だよ。先生のことずっと好きだったんだ。

紳士: でも、私は先生だよ。生徒と先生の関係はダメだよ。

ギャル: そんなこと言わないで。私たちはただの生徒と先生じゃないよ。人間と人間なんだよ。

紳士: でも、周りにはそう見えないよ。誤解や噂や批判が起こるかもしれないよ。

ギャル: それは気にしないで。私たちが幸せなら、それでいいんだよ。

紳士: でも、私たちが幸せになれるとは限らないよ。将来のことや家族のことや社会のことも考えないといけないよ。

ギャル: それは考えすぎだよ。今のことや自分のことや相手のことを考えればいいんだよ。

紳士: でも、それだけでは足りないよ。愛だけでは生きていけないよ。

ギャル: それは嘘だよ。愛があれば何でもできるんだよ。

紳士: そうかな?本当にそう思うの?

ギャル: うん。本当にそう思うよ。先生はどう思うの?


紳士: わからないよ。本当の自分の気持ちがわからないよ。

ギャル: じゃあ、私が教えてあげるよ。先生は私のことが好きなんだよ。

紳士: 本当?どうしてそう思うの?

ギャル: だって、先生は私に優しくしてくれるし、笑顔を見せてくれるし、厳しくしてくれるし、本音を伝えてくれるし、色々な役割を果たしてくれるんだもん。

紳士: それは、他の生徒にも同じことをしてるよ。

ギャル: でも、私に対しては特別なんだよ。私にしか見せない表情や言葉や態度があるんだよ。

紳士: そうかな?本当にそう見えるの?

ギャル: うん。本当にそう見えるよ。先生は私に惹かれてるんだよ。

紳士: そうかもしれないね。でも、それが本当の自分かどうかわからないよ。

ギャル: わからなくてもいいんだよ。私がわかってるから。

紳士: でも、それが正しいことかどうかわからないよ。

ギャル: 正しくても間違ってもいいんだよ。私たちは愛してるから。

おしまい

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