いちばんかんたんなワインの選び方(冬のホームパーティー編)
※この記事は、クリスマス向けにリリースした記事を一部編集し、いつでも気軽にワインを選んでもらえるように公開し直したものです。
普段ワインなんてあんまり飲まないけどねぇ、せっかくだから何か買ってみようかしら…という方のことを想像しながら書きました。
「今日のホームパーティーはイタリアンだから、フランチャコルタでも開けようかな?」な方は読んでいただいても知っていることしか書いてないと思います。(でも読んでいただけたら嬉しいです)
いつも前置きが長くなってしまうので、今回は早速本題に入ります!
見出しはこちら!
今回もクレヨンしんちゃんくらいの気軽さで読んでね。
0. この記事のゴールはどこ?
きっとワインを買おうとしている人たちも様々で、「とりあえず形だけでも1本」の人と「せっかくだからいいワインを買おうかな」の人とでは必要な銘柄が違うはずです。
目的をはっきりさせておきましょう。
今回の目的は以下の通りです。
バイブスが近いな〜と思ったら読み進めてくださいませ。
①料理と一緒に美味しく飲みたい
ワインは元々食中酒、つまりごはんを食べながら飲んでね〜〜のお酒です。
お料理に合うワインを飲んで、相乗効果で口の中がおいしくなることを「マリアージュ」と言います。なんだか縁起がいいですね。
逆に言うと、単体で飲むには力が強すぎるワインもあります。力が強いとなにが起こるかというと身体が負けます。
この記事では、ホームパーティーでよく食べるメニューから合いそうなワインをあぶり出していきます。
(食中酒なんてしゃらくせぇ!!という方へ: 気持ちはよくわかる。)
②飲んだ後に体調を崩さない
せっかくディナーを作って、これからお風呂にバスボムをブチ込むぞというときに体調が悪かったら最悪ですよね。
休日前の夜に飲んで、翌日の予定も目一杯楽しんでいただくために、「無理をしない飲み方」を考えていきましょう。
ワインは8%〜15%程度と、普段口に入るお酒の中では比較的高アルコール。
そのために…
③翌日以降も楽しめる
「健康日本21」からSUNTORYがまとめたガイドラインによると、成人男性に推奨されている1日分のアルコールはワイン換算でグラス2杯弱程度。女性だと、なんとその半分です。
出典↓
https://www.suntory.co.jp/arp/proper_quantitiy/
そんなもんじゃ足りないわよ!アタシは胃袋にドラゴンを飼ってんのよ!!という女傑もいらっしゃると思いますが、今回は「お酒が得意じゃない人も気持ちよく楽しめる」飲酒を目指して、翌日以降も手を変え品を変え色々な楽しみ方ができるようなレシピを掲載しています。
餅は餅屋というように、ワインを買うならワインショップが一番です。
でもね。
でもねと。
せっかくの休日の予定に、わざわざワインショップを入れる方は相当なワイン好きだと思います。
そんな人たちにはそもそもわたしの助けは要らない。自分で好きなワインを見つけられるはずだ。
気軽に入れてオリーブやチーズなんかも買えて、ワイワイ買い出ししても一人でゆっくり見て回ってもいい感じのお店…ということで、今回はカルディ、ジュピターコーヒー、北野エース、成城石井あたりを中心にリサーチしました。
カルディなんかは目的なくうろついただけでも「外出して何かを成し遂げた感じ」が得られますから、特にすることもない休日の予定としては最適と言えます。
また、かつてのわたしのように、人口よりも狸口が多いぜ!雄大な山!田んぼのグランドライン!という土地にお住まいの方でも最寄りのジャスコで買えるように、ワインを選ぶ際のキーワードの一覧表を作成しました。
ジャスコ、もうないの分かっててもジャスコって呼んでしまう。
多賀ジャス…利府ジャス……
1. せっかくだから人気者のはなしをしよう
かつてワインショップで働いていたとき、クリスマス前〜年始にご要望が多かったのが
・スパークリングワイン (特に甘口)
・赤ワイン (ミディアム〜フルボディ)
でした。
もちろん理由があって売れていたと思いますし、なんだか「ホームパーティーで出すワイン」のイメージとしてふさわしい気もしますから、このカテゴリの中で美味しく飲めそうなものを探していきましょう。
えっ白ワインが好きなんだけど…?という方もいらっしゃると思いますが、想像してみてください。
冬の暖かい室内で、ゆっくり夕食を楽しみたい人間
vs
冷たい方がおいしい白ワイン
白ワインがベトベトして美味しくなかったという場合は、適切でない温度で飲んでいることが多いです。
産地や品種にもよりますが、白ワインの適正温度は赤ワインよりもずっと低いです。むしろ冷たくないとあんまり美味しくないものがほとんど。
わざわざ冷蔵庫から出して1杯ずつ飲むならともかく、冬は絶対にコタツから出たくないはずですから、よく冷えたワインは1杯目のスパークリングワインで乾杯するとき+食後にケーキを出して「あっワインまだあるよー?飲むー?」のタイミングくらいかな、と想像します。
白についてはまた別の機会に。
赤ワインもエアコンの真下やファンヒーターの目の前に置いておいたらヨレヨレになりますのでご注意ください。
2. 「飲みやすいワイン」って?
一瞬寄り道になりますが、どうしてもこの話をさせてください。
「飲みやすいワインがほしいです」というリクエスト。
かつてワインショップ で働いていたとき、一年を通してよく訊かれましたが、一番むずかしかったです。
だってこういうことだから。
この場合、「食べやすさ」とは何のことなのでしょうか。
きっと甘ければ食べやすい人もいれば、油が少ないとか、生魚は苦手とか、食べる人によって「食べやすさ」の基準は違うはずです。
たとえば
だったら、あっじゃあ寿司かな〜みたいな想像ができると思うんですよね。
だから「飲みやすいワインを探したい」と思ったとき、続けて「自分にとって飲みやすさとはなんだろう?」と自問してみてください。
「甘いワイン好きです、あっでも酸っぱいの苦手です!香りは華やかな方が好きです!値段は華やかじゃない方がいいです!」みたいなリクエストでも、ワインショップの店員さんならきっと喜んでおすすめを出してくれるでしょう。
では本題に戻ります。
3. シャンパン以外シャンパンじゃないの
「2,000円くらいのシャンパンありますか?」
クリスマス前後で特に多かった質問がこちらです。
そしてわざわざ話題にするということは、2,000円のシャンパンはお店になかったということです。
よくよく話を訊いてみると、お求めだった品は「シャンパン」というより「なんかいい感じのスパークリングワイン」。
どう違うの?と思われるでしょうが、産地が違います。
前回の記事でも触れていますが、ワインは造られた土地によって区別されています。
例えば、こちらをご覧ください。
カニの画像にウニ(TAKO)って書いてあるあれと似た感覚に襲われませんか。
混乱しますよね。なんなら新潟の人と宮城の人両方に怒られそうですよね。
これは「原産地呼称制度」などと呼ばれるもので、要するに「魚沼と名乗っていいのは魚沼産の米だけ」ということです。
同じように、シャンパンも「フランス シャンパーニュ地方で造られた発泡性ワイン」を指します。
ちょっと読める絵にしたのでこちらをご覧ください。
※「シャンパン」とは「シャンパーニュ(Champagne)」の英語読みです。
現地の人たちはシャンパーニュと呼んでほしいそうですが、
この記事では読んでいてややこしくならないように
地名→シャンパーニュ
ワインの名前→シャンパン
に統一しています。余計ややこしくなってたらごめん。
4. シャンパンだけが特別じゃないの
そう、実は「シャンパンと同じように超〜手間暇かけて造られているのに、日本では知名度が低いスパークリングワイン」がいくつも存在します。
そんなワインたちを表にまとめました。
この種類の中の多くの銘柄は、シャンパンよりもお手頃な価格で購入できます。
「せっかくのお祝いだから、いつもよりちょっとだけいいワインを」な気分のときにお使いください。
※それぞれ使用可能品種、熟成期間などは異なります。
※ドイツについて、ただのSekt, Deutscher Sektと書かれたものはちょっと違う種類のスパークリングワインです。
※手に入りやすさの🌏(ほし)はJUNERAY宅近隣のスーパー、ショッピングモール調べです。
※ここまで注釈をつけなきゃいけないのかとお思いでしょうが実際は気軽に手にとってください。
著名なソムリエさん達の中にも、よくできたスパークリングワインは前菜からデザートまでいつ出しても素晴らしいと仰る方がいらっしゃいます。
毎回コタツから出て寒い思いをさせてしまい恐縮ですが、オードブルのマカロニサラダからデザートのケーキまで、1本で楽しみ尽くしてもいいかもしれません。
5. 甘いワインで乾杯もアリじゃね?
人生で初めて飲んだワインは祖母が「ジュンちゃんこれ飲んでみて〜〜美味しいのよ〜〜♡♡」と買ってきた国産の貴腐ワインで、蜂蜜を舐めているかのような超甘口でした。
当時成人したてだったわたしは、ほぼスイーツ!!うまし!!と沢山飲んですくすく育ち、今や大きな酒飲みとなりました。(めでたいね!)
わたしの話はどうでもいいんですよ。
でも、
「今度娘が成人するんだけど、誕生日パーティーでどんなワイン開けたらいいと思う?」と訊かれたときに、折角なので高級な赤ワインで!とは言えなくなりました。
辛口、重口だけがいいワインじゃない。
人の美味しい/美味しくないは好みの問題もありますが、単純な経験値の差が大きく出ます。
幼稚園くらいの子供さんに塩辛や酒盗を食べてもらっても良い反応が得づらいみたいに、人の味覚は口に入れたものの質に応じて成長します。
「昔食べられなかったけれど今は好きな食べ物」のことを英語でAcquired taste(獲得された味覚) と呼ぶそうで。
ワインも同じように、分かりやすく美味しいもの(ジュースみたいに飲めるなど、経験したことがある味に近いもの) から、少しずつ複雑な味覚に挑んでいけばいいと思います。
というわけで、ワインを飲み始めたばかりの方も楽しめる、やや甘口でさらっと飲めるスパークリングワインをいくつかご紹介します。
①アスティ・スプマンテ
(※seccoと書いてあるものは中辛口です、ご注意ください)
これがいちばん味を想像しやすいのではないでしょうか。マスカットで造られた、甘めのスパークリングワインです。
個人的には、1本1,000円以上のボトルになってくると、甘さも上品でナイスと思っています。
マスカット、日本ではナイアガラ種も有名ですね。
ナイアガラの国産スパークリングワインも売っていますので、マスカット好きの方はぜひ。
昔フルーツタルトに合わせたらとびきり美味しかった記憶があります。生クリームにも良さそうよ。試してみてね。
②ランブルスコ
(※こちらもseccoは中辛口です)
なんと赤のスパークリングワインです。
某カフェバーの人気メニューらしいので、飲んだことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
赤ならではのジューシーさと華やかな香りが楽しめ、価格はこちらも1本1,000円程度からと、ちょっと試してみるのにやさしいワインです。
上質なランブルスコは上品な甘さと複雑さを楽しめます。お酒が得意な人と苦手な人で一緒に飲む場合におすすめです。
イタリアピエモンテ州のブラケット・ダックイや、オーストラリア産シラーズなどでも赤のスパークリングが作られていますので、ランブルスコが気に入った方は試してみてください。
個人的にはクリームチーズや、ベリーを使ったチョコレートケーキに合わせるのが好きです。
③Demi Sec, Semi Secoなどと書かれたシャンパン&スパークリングワイン
どうしてもシャンパンを開けたい!!でも一緒に飲む人が甘口が好きで…という場合。
実はシャンパンにもちょっと甘めのカテゴリがあります。
ボトル表のラベル(エチケットともいう) を見て、Demi SecやSemi Secoと書かれていたらそれだと思ってください。
ちなみに
Demi Sec→フランス語表記(シャンパンなど)
Semi Seco→スペイン語表記(カヴァなど)
です。
甘いワイン=安いと思っていらっしゃる方も多いですが、そんなことはありません。
例えばドイツなどでは、寒さが厳しい気候のためぶどうを成熟させるのが難しく、収穫したぶどうの甘さによって等級を分類する法律もあります。
よく出来たシャンパンのDemi Secなんて、普段辛口ワインしか飲まんぞ!!という方が飲んでも好きになってしまうほどで、頑固な父の反対を押し切って子猫を飼い始めたらメロメロになってしまった、みたいな話とよく似ています。
(余談: つい今し方気付いてびっくりしたのですが、Amazonで「シャンパン やや甘口」と調べるとシャンパンではないカヴァなどのスパークリングワインが上位に出てきます。
「シャンパン ドゥミセック」と検索し直したらちゃんとシャンパンが出てきました。なんだかねえ。気をつけてね。)
6. 甘口ワイン=料理に合わない というわけではない
小さい頃、食卓でジュース飲んでると怒られませんでしたか?
ご飯どきに甘いものを飲むんじゃありません!!って。
わたしはお刺身を食べながらオレンジジュースを飲んでたいへん怒られました。
甘いワインとなると、デザート以外の食事に合わせづらいと思っている方も多いです。
確かに貴腐ワインなどの極甘口を料理に合わせようとするのは難易度が高いですが、やや甘口くらいのワインでしたら意外と手広く使えます。
例えば、パーティー用の食材をしこたま買ってきたテーブルの上を想像してください。
オードブルのチキンに照り焼きソースがかかってたり、シチューから湯気が立っていたりしませんか?
または、軽めにつぶされた玉子が入ったマカロニサラダや、酢飯が敷かれたちらし寿司が輝いていませんか?
パーティー用のごはんって、実は少しだけ甘い味がするものが多いです。
そして、ほんのり甘い食事には、ほんのり甘いワイン。
温かい部屋でよく冷やしたワインを飲むと、わたしは本当に幸せな気持ちになります。
ポイントはとにかくよく冷やすこと。
頑張ってコタツから出て冷蔵庫まで辿り着いてね。赤の甘口はぬるくなってもおいしいよ。
ちなみにわたしは昔ワインを急いで冷やそうと思い冷凍庫に入れたまま忘れて死なせてしまったことがあるので、急冷したい場合は氷水で満たしたボウルなどに挿しておくのがオススメです。
祖母は庭先の積雪にぶっさしてました。
7. フルボディの赤を飲まなくたっていいんだよ
赤ワインはフルボディが上質であると考え、ひたすらチリのカベルネ・ソーヴィニヨンあたりを飲んでらっしゃる方がいます。
羨ましい。
おなかが強い。
わたしはワインを中心にそこそこの量のお酒を飲みますが、重い赤ワインをある程度以上飲むと必ずおなかを壊します。夫も同じ体質でトイレの妖怪になってしまいます。
理由はちょっとややこしい話になる上に完全に解明されているわけではないので割愛しますが、ワインに対しての食事が力不足/量不足であると妖怪になってしまうことが多いようです。
ワインが強すぎると身体が負けてしまう。
序盤のフレーズの繰り返しになりますが、ワインは元々食中酒。
食事と共に楽しく飲めるように造られているものが多く、生産者さんの中でもワイン単体で飲んでくれ!とコメントする方は稀なのではないでしょうか。
そもそも「フルボディ」とはなんでしょう。
フルボディのワインの代表品種ともいえるカベルネ・ソーヴィニヨンと、ライトボディのワインに仕上げられることが多いガメイ(前の記事に出てきたの覚えてますか?) では、見た目の透明感も違います。
口に含んだ瞬間のインパクトや、下にざらざらと残る渋み成分(タンニン)。
さらにアルコールの強さや甘さ、酸味なども加わって、わたしたちは赤ワインの味を感じています。
これらの要素が豊かになると、口の中に広がる味わいも強く、よりゴージャスになりますよね。
つまり。
・口に入れたときのインパクトが強く、味もしっかりしている→フルボディ(重口)
・口当たりが柔らかく、味もやさしい→ライト〜ミディアムボディ(軽口)
と、ざっくりと覚えていてください。
フルボディのワインには、しばしば赤身のお肉料理が合わせられます。
赤身のお肉とは牛肉やジビエのことで、重い料理には重いワイン…ということです。
逆に白身のお刺身や、サラダなどと合わせると食べ物の味を感じ辛くなることがあります。
ワインが強すぎると食べ物が負けてしまう。
ですがどうでしょう。
普段からご家庭で牛肉のステーキ、ラムチョップなどを召し上がるでしょうか。
我が家は毎晩サーロインよ!!!という豪傑もいらっしゃると思いますが、牛肉は週1〜2くらいで食べるかな〜くらいの方が多いのではないでしょうか。
今夜はみんなでステーキだ!!!という方は、ぜひ美味しいフルボディの赤を合わせていただきたいものです。
でも、今日はフライドチキンでも買おうかな〜〜という方が無理して重たい赤ワインを合わせる必要はありません。
何故こんなことをわざわざ書くのかというと、スーパーやコンビニで売られている赤ワインは9割方フルボディだからです。(わたし調べ)
そのくらい、本当にどうして?というくらい、どうやら日本ではフルボディが好かれるようです。ある程度知識がないと軽めのワインが選べないくらい席捲しています。
そこで、めっっっちゃくちゃざっくりとした、ワイン詳しい人が見たら物申したくなりますよね分かります〜〜ってくらい大枠の、「ミディアム〜ライトボディのワインに多い品種」をリストアップしました。
やさしい説明書きのないワイン売り場の前に立ってしまったときに、最後の手段としてお使いください。
逆に「カベルネソーヴィニヨン」とか「シラー」とか書いてあったら、これフルボディじゃね…?と推理してください。
あとこれは完全に自分用のおまけなのですが、「カルディがワインに使うボキャブラリーのうち、フルボディの赤で頻出するワード」をまとめました。
カルディのワインのPOP、すごいですよね。フルカラーでわかりやすいし、全商品にPOPがある時点でえらい。
完全に個人の自由研究なので、ふーんそう…くらいに思ってください。
8. おいしいワインの飲み方
ワイン関連業の方や、ワインが好きで学んでいらっしゃる方に聞かれたら怒られてしまうかもしれませんが、わたしは正直ワインは好きなように飲んでいいと思っています。
何と何を合わせるのが正解だとか、何を飲んでおくべき、みたいなのは考えなくても大丈夫です。飲みたくない気分であれば飲まなくてもいいし。
いま世界中で熱心に醸造をしていらっしゃる方々って、ワインの歴史や価値を知ってほしい!みたいな思想の前に、楽しくテーブルを囲んでほしいという祈りみたいなものが強いと思うんですよね。あくまで人と人の間にあるものとして。
だから、サラダに重っっったい赤ワインを合わせてアハハこれはヤベ〜〜となっても楽しく笑いあえればオッケーだし、一人で飲んで幸せな気持ちになれたら大正解だと思います。
ただ、ちょっとこれだけ覚えていてもらってもいいですか。
どうしても忘れないでほしかったのでワードアートにしました。
ワインのアルコール度数ってビールや缶酎ハイの2〜3倍はあるので、酔う人は死ぬほど酔います。ストロング系の比じゃない。
水を飲むって、単純ですが本当に本当に効くので、ワインと同量以上のお水を飲んでください。できればワインと水と食事とを交互に。某ウコンドリンクよりこっちの方が断然効果的だと思います。
日本人はヨーロッパ諸国人よりもアルコールの分解に長けていないと言われています。
具合悪くなっちゃうくらいなら、氷を入れようが炭酸で割ろうがジュースを足そうが美味しければオッケー。自由に楽しんで飲んでください。
9. ワインが余った!!!!!!
今これを読んでくれている一人暮らしのあなた!!!!!!!!
ワインは一人で飲むと余る!!!!!!!!!
無理して飲まなくていい!!!!!!!!!
数日も経てば味が落ちるから冷蔵庫に寝かしとかなくていい!!!!!
どうせほとぼりが冷めた頃に捨てることになるから!!!!!!!!
大きい声出すのたのし〜〜
飲みきれなかったワインはアレンジして消化しましょう。「は?一本とか余裕っしょ」という磊落な方は読み飛ばしてください。
①ホットワインにする
グリューワインともいう。温める用のすでに味がついたワインも市販されていますが、個人的には自分で作るのが一番おいしいと思っています。
とにかく身体が超あったまるからおすすめ。
あまったワインの量に合わせて調整してね。
②サングリアにする
ワインにスパイスとフルーツを漬け込んだり、果汁を足して飲む低アルコールのおいしいやつです。
かつてバローロでサングリアを作ってみる記事を書いたので、参考にしていただければ幸いです。
こちらも余ったワインの量に合わせてお好みの味にしてください。
③もはやジュースで割る
スパークリングならグレープフルーツジュース+炭酸水がおすすめ。気が抜けた分を炭酸水で補填する感じです。オランジーナで割るお手軽ワザも。
赤ワインならオレンジジュースやマンゴージュース、クランベリージュースなどがいい感じです。コーラで割るとカリモーチョっていうカクテルになるよ。
あとは「魚料理 白ワイン」とか「赤ワイン ミートソース レシピ 超簡単 絶対うまい」とかで検索してみてください。
インターネットには料理上手の賢人が数多いると聞いた。
10. おまけ
この記事はもうこれで終わるのですが、書いている最中に友人から「白の甘口がすきなんだけど、どれを買えばいい?」と訊かれたので、またざっっっっくりした表にしました。
クラウドに挙げられているワードが書いてあったらだいたいそれと思ってください。
下の見つけやすい2つは爽やか系でスッと飲めるものが多いです。
これもワインの知識がある方が見たらあちこち突っ込まれそうですが、「ハリーポッター全巻のあらすじを4コマ漫画に収める」みたいな気持ちの表なので優しい気持ちで見てください。
もちろんこれが全てではないですが、成城石井あたりで探すとしたらまあこれくらいはあるかなぁ…というラインナップです。
ここまで9,200字!!!!
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。わたしが石油王だったらお金握らせたいくらいうれしいです。
前回もたくさんの方に読んでいただけて、職場の給湯室でうれしみ音頭を踊っていたら部長に見られました。
それでは、皆様よいパーティーを。
JUNERAYでした!
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