雪国への旅
2年ぶりにラワッカ(ヨット)を離れた。
2年ぶりに長野の雪山の麓の村、野沢温泉に来ている。
改めて私は旅が好きなんだなあと思う。
近すぎると、のめり込み過ぎてしまって、全体をよく見渡せなくなる。リフレッシュだと思って久しぶりに来た慣れ親しんだお山は、わたしの心の風通しをよくしてくれている。
澄んだ冷たい空気がきもちいい。
新しい出会いが刺激的だ。
2年間ヨットであれこれ考えていたことが、ここに来てすーっと流れていった気がする。
2年前までは毎冬通っていたこの村で自分自身もよくわからずにくよくよしていたことが、無くなっている気がする。
終わってみると案外どうでも良いことだったのだと思う。近過ぎてのめり込んでいた。でもそれも、わたしが通って、考えて、味わうための過程だったんだろうな。そう思うと、おかげさまで今のスッキリとした感覚があるんだろうな。
心地よく過ごせていることが嬉しい。刺激的で楽しいことがたくさんあるお山の生活だけど、自分の凪のような面が心の奥のところにあることが面白いなと思う。
そして刺激的なことも、活かしていけたらいいなあと思う、出会いや自分の思考に気がつく瞬間があることが、嬉しい日々。そういうのも言語化していこう。
また、船を離れることで、海を恋しく思う気持ちや、あの特別な環境、そのライフスタイルを通して伝えていきたいことが、じわりじわりと輪郭を表してきている気がする。まだまだぼんやりだけど。
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ここはとても寒い。でも白銀の世界は、また、特別な空間だ。毎朝目覚めると窓の外の景色が美しくて息を呑む。
温泉があることも、豊かそのものだ。だから生命が生きることのできない気温で、こんなにも逞しく生活を営むのだろう。水のそばで生きている。愛変わらず、人にもめぐまれているなあ。ありがたい日々を生きています。
またぼちぼち書いていこう〜。
やる気スイッチオフになったりオンになったり。笑 書き始めると色々書きたいことがあるんだなあと思うけど、かる〜い気持ちで、のんびりやります。気まぐれに書いてるけど読んでくれる人いつもありがとう。感謝。
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