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自分への課題図書

大学3年生の夏休みが来てから数日が経ちました。
来る日も来る日もほんとうに暑くて、頭がぼんやりしてしまっていたけれど、昨日と今日だけはなぜか涼しかったので、7月から考えていた計画の準備をしに神保町を訪れました。

その計画とは、夏休み中に岩波新書を50冊読むこと。
別に岩波でなくても、新書でなくてもいいのだけれど。
世界の解像度を高めたい。

なんで戦争が起こっているんだろうとか、なんで民主主義って大事なんだろうとか、差別とか、格差とか、ナショナリズムとか、

自分のアイデンティティを形作るものの現状を明確に知りたい
私は私を日本人であると思っているし、女性であると思っているし、
世界は平和でいてほしいし、酷いことをする人はいなくなってほしい

でも今の私の周りを見渡せば、問題が山積みでしょ?
いまだに女性ってだけで扱いに違和感を覚えることがあるし
学生の間でも格差を実感するし
隣の国は軍事演習をするし、ウクライナでは戦争が起こっているし、
ミャンマーだってウイグルだって香港だって忘れられようとしている

なぜこうなったの?これからどうすればいいの?
流れは止められないの?

私のことも私を取り巻く世界のことも
自分の言葉でちゃんと言えるようにしたい。

…と思いながら神保町を彷徨って手に入れた本は以下の通り。

カント『永久平和のために』
井上達夫『普遍の再生』
加盟勝一郎『現代史の課題』
新保満『人種的差別と偏見』
丸山真男『日本の思想』
田原総一郎『ジャーナリズムの陥し穴』
明石康『国際連合』
豊下楢彦『集団的自衛権とは何か』
多木浩二『戦争論』
岩波新書編集部『18歳からの民主主義』
楠木俊詔『格差社会』
モーム『読書案内』
マーク・トウェイン『人間とは何か』

選んだ基準は
・文章がすっと入ってくるか
・パラパラめくった時に難しくてもわかる!という感覚があるかどうか

書評も書くつもりです。
他に面白そうな本を手に入れたらそれを優先するので
上記全てが書評に登場するとも限りませんが…
ジェンダー関連の書籍も読みたいのでまた追加で購入します。

まだ13冊。
思ったよりも50冊って多いかもしれません。
ちょっと弱気になりかけていますが頑張ります。

お茶の水から神保町まで歩いたので、浪人時代を思い出しました。
息をするように勉強しろと言われていたあの一年。
人生で一番濃密だったあの一年。
あの努力があるからこそ、今の大学に入学できて
いろんな人に出会って、学んで、
今の私の思考が形成されています。

今年の夏もそんな時間にしたいですね。


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