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フワちゃんが人気者の世界が好き

2020年、あまりテレビを観ない私でも、なんかいつも出ているなーと認識せざるを得ない程よく見かけたフワちゃん。見る度に、こんなにテレビに出ているなんて、いろんな意味ですごいなぁと思っていた。それだけ求められているということも、それだけの仕事をこなす体力があることも。

セブンルールでもフワちゃんが出ていて、原付で現場をハシゴする姿が映し出されていた。それだけ多忙でも、自分が出たテレビは1つも欠かさず全部観るというフワちゃん。それも、好きだから観ているのだ。「テレビの中に自分が映ってたらどんなに素敵だろうなぁと昔から思ってて」というフワちゃんは、テレビの中の自分をうっとりと見つめる。その姿は、忙しさに疲弊しているどころか、幸せそのものにしか見えない。

好きとか嫌いとかではなく、私は「うんこ」とか「ちんこ」とか言うことのなにが面白いのかは感覚的に理解できないので、フワちゃんが表立って見せる言動の面白さは、残念ながら正直あんまりぴんとこない。

だけど、フワちゃんの語る独自の哲学には惹かれるし、エネルギーいっぱいに自分を表現するフワちゃんを、多くの人が認めているということも、なんだか嬉しく思う。

コントも上手に出来ないし漫才も覚えられないし
大喜利だって思いつかないしエピソードトークも出来ない
でも「絶対何か面白いのになんでだろう」って思ってすごいもどかしかった

そんなフワちゃんは、「他の女芸人が捨ててきた要素を逆に武器にして戦ってる」という。

自分は芸人として王道の道をうまく走れないと思ったフワちゃん。

でもそこで「戦い方」を変えたから、今こうして唯一無二の存在になっている。そして、事務所にもテレビにも依存していない、完全にフリーな身分だから、テレビ界の革命児のような存在にもなった。

純粋にカッコいいなと思う。

そんな風に新しい道を切り開いていく人ってすごくカッコいいし、色んなやり方があるんだなという希望や勇気も人に与えてくれる。

私はフワちゃんのそんな生き様のファンだ。

テイストが自分の好みとは違っても、信念を持ってとにかく考えてひたむきにやっている人の姿というのは、人の心を掴んで、ファンを生むんだなと、フワちゃんに教えられた。

そして、こういう「枠」から飛び出す勇気のある人が人気者になる、そんな世界であり続けて欲しいなとも思う。





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