センターまであとわずか。。

センターまであとわずか。。

バブル世代は共通一次という名の国公立大学のみ対応で,私立大学は独自試験のみの時代です。。私が受験する前年度から共通一次が始まりましたので,2学年上の先輩方は浪人できません!状態でありましたが,たいした進学校ではなかったので学校側は何の変化もない様子でした

私が通った女子校はとりあえず選抜クラスが2つあり,国立理系と私立文系に分かれていました。私は私立文系で社会は世界史を選択しました。世界史の先生はとてもマニアックで細かなことまでプリントにして毎時間配ってくださり,一学期でそれが10枚以上になるわけですが,とにかく興味を引く内容ばかりで今の仕事にもたいそう役に立っています。(ちなみに定期テストで世界史だけは100点未満をとったことないです。)エヘン!

絶対王政の時代が好き(カマクラ時代の次はここに生まれた?)でしたが,学生時代から人情的な人間なので,どうも革命関係に興味がありました。西欧ではどこでもそういう事柄が多いわけですが,その際必ずリーダーの名前を覚えなくちゃいけないわけですよね。そのリーダー率いるグループがどういう動きをしたかをおぼえるわけですが,その陰で苦労していた人たちとか,同じ民衆でも彼らに同意できずに反対していた人たちとか,また大きな改革の前には伏線というものがあってあるとてつもなく小さなきっかけみたいな,そういうことが歴史教科書には載っていないわけです。人種的な運動で,ローザ・パークスさんのバスでの出来事がきっかけになったのは有名ですが,彼女以外に小さな抵抗をしていた名もなき人たちが存在していたと思うのですが,そういうことを知ることができない。。大きな改革を成す陰には,伏線もあるし,また,改革派側でさまざまな摩擦が生じていたと思いますのに記録として残されていないのが残念です。。。

で,そのリーダーの行動が成功すれば歴史にレジェンドとして残るけれど,失敗すると反逆者として記録されてしまうのでしょう。日本で言う大塩平八郎とか天草四郎とか民衆のために立ち上がったのに失敗に終わったから歴史全体から見たら,為政者側から見た反逆として記載されているようなものですよね。。。

民衆の歴史書があるといいなあと思いません?すべて公平な神の目から見たものとか,地に寝そべって世情を見るみたいな。。。現代みたいに,たくさんの人がさまざまな意見を発信できたら,後の世の人が様々な角度から歴史をみることができて,歴史の勉強がより一層楽しくなるのではないかなあと思ってしまいます。

歴史ってクリカエスのかな~って何となく感じています。

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