「つらい、うれしい」
月曜日。
お昼ごはんのあと、ka na taのショップへ。
なんとなく気持ちが憂鬱で閉じていて、出かけるのも億劫で、
でもお店に行けるチャンスだったので、行った。
どうしても行きたくなくなったら途中でも帰ろうね、と決めながら。
結果、とてもいい気持ちになって帰ってこられた。
とてもきれいな目をしていてゆったり話す店員の男の子とぽつぽつ話しながら、着心地の良いきれいな服を触ったり着てみたりしていたら、
うわあああ、と踊り出したいくらいにしあわせになってしまった。
使いやすそうな夏のカットソーを買おうかな、と思っていたのに、
思わずフラフープのワンピースを買っていたくらいに。
(デニムのベルトがまるでフラフープみたいに浮いて見える。とてもかわいい)
自分が好きなものと同化できるってすごいことだ。
すごいなあ、服。
ぜんぶ丁寧にも思いっきり雑にもできてしまうけど。
やっぱりちゃんと出会いたいし、触りたい。
火曜日。
お昼、ひさしぶりの先輩とランチへ。
買ったばかりのワンピースを着ていく。
外苑前の緑の銀杏並木を眺めながらたくさん食べて、
たくさんお話してたくさん笑った。
たのしい話ばかりじゃないけど、話をすることはたのしい。
ひとでつらくなって、ひとでうれしくなっての繰り返し。
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