自己啓発本

本屋に立ち寄ることがあるのだが、買わないスタンスで挑むと、どの場所でどの立ち振る舞いをすればいいのかわからない。

目的の本があるのなら、コーナーを探してたり、書籍検索ですぐ見つけてレジに運ぶだけで済んで終演。

まず本屋に入ってすぐ、売れ筋ランキングや新刊がお出迎え。
ここで居座るとミーハーだと思われるかもしれないからスルー。

次に文庫本と単行本のアーチをくぐる。
そこで本を眺めると、いかにも好きな先生がいる文学博識に見られそうなのでスルー。

教員免許を持ってなくても“先生”って呼ばれるんですね。

資格、赤本、図鑑などは生活意識を高く目指しているイメージにされてしまいそうなのでスルー。

趣味系の専門雑誌もサブカルやホビーについて通ぶってると思われるんじゃないかとで スルー。

そして自分は自己啓発本避けるどころか買うことを拒んでいる。

自己啓発本コーナーを徘徊してると、何かにすがりたくて困っているような人に見られるのが恥ずかしくて近寄れない現状。

高いプライドから見知らぬ相手から人生のアドバイスをされてしまうのが悔しい。

本を執筆できるほど心に余裕のあり、気持ちが文章として溢れ出る人達から、長い間悩んだ末にお金を払って口出しされるのはあまりにも屈辱である。

しかし凹んだり悩んだりしたりしているなら、親友に根拠のない優しいフォローを投げられ、心が軽くなるだけで終えるより、人生を上手く生きぬか知恵を吐露してくれるのを受け入れたほうが、人としての成長は大きいのかもしれない。

これから新しい壁は乗り越えるようにしていこう。

でも赤の他人からはじめるのは怖いので、存じ上げてる人が執筆した本から、はじめての自己啓発本を読んでみよう。

本屋の立ち回りを説明しようとしましたが、結局は自己啓発本を読む人は弱いという偏見があったという、どんでん返しの日記でした。

#日記 #独り言 #本屋 #書店 #自己啓発本

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