日本サッカーの未来は..責任感とスピード感。そしてアップデート力。
今回は、少しいつもとは違った角度から日本サッカーに対しての話をしていきたい。
みなさんこんな経験ないですか?
昔からみなさんの中で話している何か現場での問題点だったりとか、何か改善しようと思って何度も何度もクラブ内や、自分の指導者仲間の間ではミーティングを重ねるんだけど結局行動できずに、3年4年経っても状況が変わってなくて毎年同じことを言ってるような状況ないですか?
私が、バルセロナに渡って既に6年が経ちますが、毎回夏に日本に帰ってきますけど、毎回現場だったり指導者の中で話されてる内容はずーっと変わらないのが現実です。
リーグ戦があるのはあるけど月に一回程度で、その1日に何試合もまとめて行うとか、いまだに1日の活動を通して全くプレーをしない選手が発生しているような現状とか。
1日にそれこそ10本も11本も試合をしてめちゃくちゃ暑い中です。熱中症になる選手がいることもそう。
今言った内容全てが、僕が6年前最初に日本に帰ってきたときもしくは僕がバルセロナに行く前から話されていたような内容ばっかりです。
なんか、議論だけを繰り返して、話すだけ話して何もアップデートされずに変化されずに時間だけが過ぎていく。
でもこれはサッカーだけに限らずです。
今回のコロナウイルスが良い例で、僕はコロナ真っ最中の2.3月向こうバルセロナにいたわけですけど、彼らのスピード感は物凄いものがありましたよ。
実際に、バルセロナは3月の中旬ごろにロックダウンに入りましたけど、その入った5日後には小学校・中学校のオンライン授業が始まってましたよ。
タブレットがない子供には全部タブレット配給も済ませてやってましたよ。
その間、日本は何をしていましたか。
国会では、そのオンライン授業の提案の話がくり返されるけど結局話し合いばっかりで蓋を開けてみればやらなかったわけですよね。
このスピード感の違いですよ。責任感の違いですよ。
少し話はサッカーからそれてしまいましたけども、結局今回の記事で発信したいことはタイトルにも書かれてますけど、現場でのスピード感と責任感。そして物事をアップデートしていく力です。
これをもっと上げていかないなかなか変化が起きないですよ。
それで、ここの責任感ってワードが出ましたけどここをとるのはもちろん大人です。
結局は環境環境って環境の違いだったり話によく出ますけど、結局はここの環境を作り上げていく、作り上げてきたのも大人なわけですよ。
もっという、サッカー協会の人間から、クラブのトップの人間が先頭に立ってもちろんいろいろとリスクを伴うのもわかりますよ。ただ、そこを未来の宝の子供達のためだって思って行動していく他ないんですよ。
こんなこというと、日本でも指導すらまともにしたことがない若者が何を偉そうにって言われるかもしれないけど、俺みたいな別に権力もない地位もない実力もないこんな若造が発信していかないとダメなんですよ。
実際に、たくさんのクラブが変化を起こしていこうって、何か少しずつでもいいから変えて行こうって地道にやられてる方たくさん知ってますよ。
本当に苦労されてるんですよ。何か変えようって必死に毎日毎日活動されてる方たっくさんいますよ。
もうね、上が動かないなら僕ら指導者がやっていくしかないんですよ。発信し続けていくしかないんですよ。
その数が大きくなればなるほど、変わるまでのスピードも絶対に上がりますよ。
以上です。
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