空海とケン・ウィルバーの類似性#149
1月高野山にいけず、来月に行くことから、その準備として、仏教関連の書籍を本棚から取り出した。
今日読んで感じたことなのだが、仏教の論理性は、西洋哲学者たちも驚くのではないかと思うほどできている。
しかし、抽象的ゆえに、あまりに解釈の幅も広いし、発展してきた宗派も多い。私ではどうも理解できない疑問が多く、いやむしろ矛盾さえも感じる部分も多々ある。
そんな中、非常に面白かったのが、空海の「秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)」という書物である。
凡夫から密教までを十段階に分けて説明