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〈これだけは!世界情勢〉ウクライナ紛争は終わり!「ロシアの最終目的は、イスラエル」

2022年2月26日

<これだけは世界情勢 >ウクライナ紛争は終わり、その次がある!!

エゼキエル戦争の予言を進むロシア・その5
=まもなくウクライナ戦争終結=

世間の報道は、朝から晩までウクライナ情勢がどうなるかで持ちきりです。
北東部ハリコフ軍事施設や、キエフ軍司令施設が巡航ミサイルで攻撃され、おそらくキエフは、じき陥落するでしょう。

しかし、プーチンさんにとって、ウクライナ戦争は、既に終わっており、その落とし所は、前回の記事で書いた通りです。

そしてロシアの目標は、その先に向かっています。
世界を、ウクライナに注目させている間に、
プーチンさんは次の準備をし始めているんです。

=ロシアの最前線はウクライナを通り越してイランへ=

イランに、シャーベットというドローンがあります。
これはオバマ大統領時代の敵攻撃用ドローンを、イランが手に入れて独自に開発した模倣ドローンです。

今回、この爆弾を積んだシャーベットが、アルビール上空でイギリス国防システムによって撃墜されました。 
アルビールは、イラク北部の都市でクルド人自治区の主都です。

この爆薬ドローンを分析した結果、これはイスラエルに向かっていたということがわかりました。

イランは、現在中東和平の中心であり、イラン民兵団を中心とした活躍でISISは、ほぼ全滅。
ここ数年、中東に平和の基礎が生まれました。
このイランを後ろで支援してきたのはロシアなんです。

そして、このウクライナ危機で世界が東ヨーロッパに注目している間に、ロシア国防省のシェイグさんがシリアに行って軍事演習の視察をしています。

シリアには唯一ロシア国外の空軍基地があります
シリアのフメイネム空軍基地などに、戦闘機の全機種、飛行部隊を追加しました。
その他にも、ロシア重爆撃機、偵察機、防衛システムのバージョンアップをしています。

ロシアの最終目的は、イスラエルです。
これは聖書で言われる「エゼキエル戦争」でしたね。
歴史はその通りに動いているのでしょうか?
聖書通りならば、その前にシリアのダマスカスが滅び、トルコも加わるはずだから、その動きを見に行ってみると今、トルコは動いていました

=NATOでハッキリしてるのはトルコだけ?=


ウクライナは、NATOと同盟国でない…そんな理由でEU(特にドイツ)は、ロシアにエネルギー依存をしているので、予想通り強い経済制裁ができません。

アメリカも、経済制裁が戦争を止められなかったと記者にインタビューされて「I have no idea」と発言。

そんな中、トルコの公式ツイッターを見に行ってみると…

トルコはハッキリ、「ロシアのドネツクとルガンスクの国家承認を認めない」と正式に表明していました。

トルコ大使館公式ツイッター

トルコは、イスラム教国でありながら、軍事的には中東グループではなくNATOのメンバーに入っています。
トルコの思惑を探ってみると、それはどうも天然ガスのエネルギー利権にあるようです。
自国の利益のためにトルコがこれを取りにいけば、ロシアとの対立は一層明確に表に出ることになります。

それは、地中海に偶然見つかった大量の天然ガスの地下資源です。

=世界のエネルギーを見据えたロシアの軍事作戦=


世界のエネルギーのおよそ一割を輸出している、地下資源大国ロシア。

ロシアが、いくら経済制裁をされても持ち堪えられるのは、地下資源が豊富だからです。(イランと同じですね!)

ヨーロッパは、そのエネルギーの約4割をロシアに依存しています。それと同じか、それ以上の地下資源がおよそ10年前に地中海キプロス島周辺で見つかっています。
しかし、ここの開発が遅々と進まないんです!

=とうせんぼを辞めたトルコの静かな目的=

現在、ロシアに経済制裁しないといけない立場のはずのEUは、COP26で自らの首を絞めたエネルギー規制で火力発電ができません

現在、そのためこの冬必要なエネルギーをカタールからの輸入に頼っています。
しかしカタールは、ヨーロッパに必要な15%以上の供給は、無理といっており、これがロシアにハッキリした経済制裁ができない理由でもありました。

キプロス島は現在、北キプロストルコ共和国とキプロス共和国に分断されており、北半分がトルコ領です

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キプロス島の北半分はトルコ領で、この海域に大量の天然ガスが!

このため、未だEEZ=排他的経済水域(海の領海権)がハッキリせず、この周辺の天然ガス最大輸出国であるエジプトなどと、その境界線で揉めています。

そんな中、2014年から2020年にかけて、同じ地中海に面する国リビア内戦がありました。
この戦争、実はずっとトルコとロシアの代理戦争だったんです。
しかし、ロシアはこのウクライナの件を本気で準備するために引き上げ、リビア戦争はトルコ勢が勝利しました。

そしてリビアとトルコが、共同で、排他的経済水域の協定を結び、他の国(特にエジプト)が油田開発をしてもパイプラインをヨーロッパに作れないようにと、通せんぼしていたんです。

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リビア内戦は、トルコとロシアの代理戦争でした。
ウクライナ戦争の準備に忙しく、引いたロシアによって、相対的にトルコの勝ち!リビア・トルコで、誰もここからEUにパイプラインを作らせないように排他的経済水域で協定を結び、とうせんぼをしました。 
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このルートでパイプラインを作れば、ロシアのEU諸国に対するエネルギー支配の強気を挫けます!

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トルコは、キプロス周辺の海底油田開発のライバルエジプトと仲直りを進めています!
ロシアとトルコの緊張が高まるのは必至です!

つづく

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