見出し画像

これだけは世界経済 <QE収束が、コロナを終わらせ、台湾尖閣紛争をリアルにする?その1>

このNOTEでは、JUN AMANTOのオンラインサロンEART LIFE LABOに掲載された内容を一部特別公開しています。

2021年6月8日

これだけは世界経済
<QE収束が、コロナを終わらせ、台湾尖閣紛争をリアルにする?その1>


=金融界の大きな歴史のおさらい・初級編=


新しいサロンメンバーのためにQEの解説を少し。
QEとは量的緩和と言って、金本位制を壊した71年のニクソンショック以降始まったドルを無限に印刷する事による金融商品の買い支えで、ドル世界基軸通貨の地位の崩壊を防ぐため使われた施策の事を言います。
(普通はお金がなくなれば買えない物を、お札を刷り続けることで買い続けられる反則技)


しかし、もともとニクソン元大統領は、このバックボーンである現在ドルを無限に印刷している総本家のFRB(連邦準備制度)をぶっ潰すためにニクソンショック(金とドルの交換停止)を起こしました。ベトナム戦争で米国の金の保有量がなくなりドルとの交換停止したというのが、一般的にいわれるニクソンショックですが、実はこのFRB潰しこそがニクソンの狙いだったのです。

「国が発行するべき紙幣をどこかの会社(つまり、ユダヤ金融資本)に印刷されて、それを利息付きで返済しているのはおかしい!彼らはその利回りで世界の大半の大企業の株を買ってしまうので、お金の印刷会社が世界の大半の企業の持ち主になってしまっている!」という、しごく真っ当な事をやろうとしたのです。


当時の金と紐づいていたユダヤ錬金術を壊すため、金本位制は崩されました
これら影の勢力が、現在ディープステートと呼ばれるようになったユダヤ金融資本、巨大企業連合体なんです。


このユダヤ影勢力から米国奪還へと最初に手を打とうと取り組んだのはケネディさん(元を辿ると、リンカーン元大統領が最初)。彼は、「アメリカのお金なんだから、これからはアメリカで印刷するよ」と言って殺されてしまいました。(リンカーンも同じく)
それに加えてケネディ大統領は、米国と宇宙人に関する同盟関係を暴露。利権側のメインの収入源である戦争を仕掛けて両陣営にお金を貸して儲ける仕組みをを、事実上否定。「戦争を辞める」発言をしました。これらも原因となって殺されてしまいました。


以降、米国では表立ってNOをいうと殺されるのでニクソン大統領以降、戦争を故意に稚拙に行い、ワザとコケる事で外国干渉を引かせていくという手法をとってきました。
イラク大量破壊兵器疑惑、イラン核疑惑、シリア化学兵器疑惑など全部濡れ衣だったわけですね。


そしてついにトランプさんは、アメリカ大統領史上初めて任期中に一度も戦争をせずに殺されなかった大統領になりました。


ところが、頭のいいディープステート。このニクソン元大統領のDS潰しであるニクソンショックに対抗し、それを逆利用してしまいます。
金本位でなくなったならば、お札を無限に刷ることによって金融商品を買い支え、金の裏付けがないのにドルの地位を安定させる方法論を確立したわけです。これがQE(量的緩和)です。


=実は日本の円は世界で一番信用されている=


「困ったら円を買え!」とは、為替の世界で良く言われる言葉です。
円はすごいわけではないけど、安定してるから「円=無難」というわけです。
でもなぜ無難なのか理由をいえる人はほとんどいません。


日本の円が強いのは、世界で最も金を保有している国が実は日本であり、世界で流通している金の何倍もの金塊が日本にはあります。
それが円の信用の本当の裏付けになっています。
世界の新しい基軸通貨にデジタル人民元を据えようとしている中国は、この10年世界で最も金を買い、輸入している国です。
それは金に裏付けられた仮想通貨を作ろうとしているわけです。
(ビットコインに中国市場は入れてもらえないので、それを潰しにきている)


それに加えて米国ドルは現在、なんの裏付けもない言わば紙切れです。
トランプさんから真逆の政策のバイデン政権、その全ての資金源はこのQEの無限加速しかありません。(既にインフレは半端なく、崩壊の兆しが…)


現実的にQEは、非常に不健全な方法論です。トランプ政権下時代、欧州や日本は、米国を救うためにQEをやらされて財政の不健全化を肩代わりしてきました。
日本は特に親方である米国に日米安保を続けて欲しくて、世界で一番米国へ媚を売ってQEを率先してやってきた国です。
これぐらい押さえておけば、現在の経済ニュースを読むベースの知識になるでしょう。


=QEの終わりと、それを止める勢力=


ところが、この日本の米QEフォローの流れから一転、変化が見られ始めています。
2021年4月20日の前場に東証株価指数TOPIXが2%の下落をしたんですが、その時に日銀はETFの買い支え(株式ETFの買い込み)をしませんでした。
5月11日も同じく、TOPIX前場が2%の急落をしたのに、日銀は株価の買い支えには走りませんでした。
日銀は2016年以来、東証株価が前場で0.5%以上の下落をするとETFを買い込んでQEをすることで株価の下落を止め反発させるという戦法を続けてきたのに、シレッとそれを止め始めたんです。
今年の3月から日銀はQEを減らす方向性を仄めかしていましたが、本当にやったわけです。
(この株価下落時に買い支えをしない事を、テーパリングと言います。)
ところが、4月21日に株続落。金融危機が始まりそうになるのを見ると一転、日銀は買い支えの介入をしました。テーパリングはやりたくてもできない日銀の苦しさを表す結果になりました。
僕は、これは何か経済ではない政治的な圧力があったのではないかと見て回ったんです。

続く

http://www.zerohedge.com/.../japanese-investors-panic...
Japanese Investors Panic After Stocks Tumble And BOJ Does Not Buy ETFs


=EART LIFE LABO=

オンラインサロン EART LIFE LABOです。
本気で学び、繋がりを作り、社会を具体的によくしていく学びと実戦の場です。是非一度ご覧ください。

=JUN AMANTO=

幼少より武道武術をたしなみ、スタントマンから大道芸人を経てパフォーマーに。
世界を旅するうちに日本人独自の運動特質と環太平洋の古い部族の動きを各地の格闘技、伝統舞踊学び、研究しその共通点を編集、独自の哲学をもとに傾舞(かぶくまい)を創始した。
アートパーフォーマンスとして、単独で古民家の公開改装パフォーマンスを行いカフェ、サロン・ド・アマントを設立。 中崎町を中心に、アートスペース等活動拠点を展開中。

画像1




サポートありがとうございます!よければ僕のオンラインサロンEART LIFE LABOに入会しませんか?月1000円で、毎日記事が配信されるのはもちろん、実践で全世界と繋がって具体的に社会を変えていきます!http://amanto.jp/index.php?cID=339