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【防災サバイ部】台風7号上陸!最近の異常気象と防災の備え (ポタ電編)

緊急速報
2023年8月15日、台風7号直撃を受けて、シェルターオープンします!

本日、大阪中崎町のSalon de AManTo天人は、駆け込み寺としてオールナイト営業します。

停電浸水した困った街の人、ホテルを追い出され帰りの交通を失った観光客の人々などのケアにあたりたいと思います。

被災してなくても、一人暮らしで1人で過ごすのが不安な人もよかったら泊まりに来てください。

雑魚寝でよければ宿泊と暖かい食事を提供します。必要な人に教えてあげてください!

皆でお鍋とかして過ごすのでボランティアさんも募集中です(^^)/

備えあれば憂いなし!!
皆さんお気をつけをー!

Salon de AManTo天人
大阪市北区中崎西1-7-26Salon de AManTo天人
06-6371-5840

2023年8月7日

< #防災サバイ部 >

台風7号上陸!最近の異常気象と防災の備え (後編)

その3

前編はこちら!↓

家庭用の電源確保

次は家庭用の電源確保です。
こうなると、その選択肢は、「ポータブル電源」か「家庭用蓄電池」のどちらかの選択肢になります。

どちらも同じ蓄電池は蓄電池ですが、結論から言えば、災害時の備えはポータブル電源の一択になるでしょう。
住宅用蓄電池システムは高価で大きすぎて移動もできません。
一年前だと家庭用の蓄電池になるポータブル電源として充分なものはありませんでした。
しかし、最近はどんどん、スペックが上がっているので家庭用家電を複数動かせる「ポタ電」も多くなってきました。

ポータブル電源の方が移動させることもでき、避難所に移動したり、車で車中泊したりする時も便利です。

それに200ワット前後のソーラーパネルと組み合わせれば、復旧まで何週間もかかる規模の被災でも十分に生活をサポートすることが出来るようになりました。
すごい時代です!

住宅用蓄電池は、屋根にソーラーパネルを載せるなどして考えないと意味がないといえます。
昔は、電気の買取価格が高かったのでソーラーパネルさえあれば、売電して儲かるという事が可能な時代もありました。
しかし、現在はその買取価格はドンドン下がる一方です。
また、すでにパネルを設置している人でも10年すれば買取価格は7〜9円になりコンセントからの充電は30円はかかるので意味がありません。
自然エネルギーを蓄電池にためて、夜の間などに自家消費用として使うというスタイルなら意味も出てきます。

蓄電池の容量が大きいなら、数日間以上の家庭の全ての電源確保まで対応できるので、防災の備えとして家庭用蓄電池の意味は大きいです。
もし、今から新築で屋根にソーラーパネルを乗せるなどの計画がある人なら、どんな点に注意すれば良いでしょう。

2023年8月6日

<#防災サバイ部>

台風6号、最近の異常気象と防災の備え

その4 

特定不可型と全負荷型

家庭用蓄電池には、2種類あります。
「特定不可型」「全負荷型」です。

「特定不可型」とは一つの回路(ブレーカー)が繋がっている部屋のコンセントだけ、蓄電池が使えるようにする方法のこと。

「全負荷型」は、全ての電力を蓄電池から得られるようにすることをいいます。

特定不可型と全負荷型どちらが良いのかというのは、ここ数年でポータブル電源の質が上がったので特定不可型ならポタ電で十分といえるようなりました。
…なので家庭用には絶対、2023年夏からは全て全負荷型を入れるべきです!

蓄電容量と入出力の大きさ

次はポータブル電源を選ぶ時のポイントをお話しします。

まずは容量を決めないといけません。
容量は、今は10000Wh以上ものを選ぶ人が多くなりました。
非常時、何を動かしたいのか?
普段の運用に併用して使うのか?…などの計画によって変わってきます。

これからは電気代も上がるので普段からソーラーパネルを使ってできるだけオフグリットを目指し電気代ゼロを目指す!
これなら家庭用電源も視野に入れながら、ポータブル電源は20000W以上のものが必要でしょう。

いや、とりあえずポータブル電源にフル充電しておいて枕元に置いておき、非常時の停電時などに使えたら良い。これなら700Wなど小さなものでもいいのでコスパで選ぶのが良いです。

普段から携帯の充電や小さなポータブル電源の冷蔵庫をソーラーで運用して使い方や、天気との関係を学びながらプチナチュラル生活を目指す…。
これは小さく初めて、大きく育てる…という方法なのでバッテリーを買い足して容量を段階的に増やしていけるものを選ぶと良いでしょう。
普段使いするので、スマホアプリ連動など色々な便利機能が付いている小型で高性能なものから始めます!

皆さんはどんなふうに非常時電源に接するでしょう?

ちなみに家電に必要な電気の目安は…

冷蔵庫 一日2〜3キロW必要 
エアコンは一日、3〜5キロW
一般家庭で一日、15〜20キロW必要
エコ給湯していると一日1〜2キロWプラスして考えます。

容量はどれぐらいを買うのか?

Wh (Wアワー)は、 1時間にどれぐらい電気を使えるかの数字、当然数字の大きなものが沢山の家電を使えます。大きく値段がわかれるのは、10000Whを超えるかどうかの決断です。
一人暮らしやカップルで使うなどはこのぐらいの容量で十分で、現在一番各社競争している売れ筋ですので、値段もこなれてきています。

家族で使うとなると考えると20000Wh以上のものが必要となってくるでしょう。
重さも考えておきましょう。
ポータブルといっても、家庭用家電を動かしたい…となると女性1人ではなかなか動かせないものも増えてきます。

バッテリーの容量と大きさは比例しますから容量が大きいと当然重くなり、目安としては1キロW使えるバッテリーの重さは大体10キロぐらいになります。

当然この数値は大きいほど良いものになります。
後で僕が選んだものをご紹介しますが、僕の運用スタイルは、最初は10000Wh以下のものを選んで、普段から慣れ親しんで研究します。

当面の防災に備え、だんだん容量を増やしていく…というスタイルをとっています。

<#防災サバイ部>

台風7号上陸!最近の異常気象と防災の備え (後編)

その6

では、僕がどのメーカーを実際に買って使っているかまで発表しちゃいます!
最後まで読んでね!!

出入力の能力はサバイバル時にこそ大切!

次は出入力をチェックしましょう。
傾向として、蓄電池の「出力」に関しては、その能力を各メーカーとも自慢し合うのですが、「入力」…つまり電気が入っていく能力についてはカタログにもなってない事が多いです。
(なんでかなー、これが重要なのにー(^◇^;)

災害時やいざという時、満充電するのに半日とか一晩かかったりするなら災害時には使えないからです。
電気を溜めれる時には、こまめにサーッと蓄電する…この習慣は大切です!

電気の波形

次のポイントは、出力波形のチェック。
つまり、綺麗な形の波形ならパソコンなどの精密機械を壊しませんが、波がカクカクだと冷蔵庫は動いてもパソコンは壊してしまうから…。
選ぶべきは、

「正弦波」「準正弦波」

とカタログに書いてあるものを選びましょう!

短形波や修正正弦波というものはやたら安いですが、値段だけ見て間違えてポチっとしてしまわないようにしてくださいね!

周波数チェック!

忘れてはならないのがお住まいの地域の電気の周波数!
自分の地域が50ヘルツか?60ヘルツか?
被災だけではなく車を車中泊仕様にして疎開したとして、車に積んだポータブル電源が移動先で使えないなんて事もありえます。


最近は「周波数フリー」と書かれた自動切り替えのあるものがあるのでそれがおすすめです。

瞬間最大容量のチェック

どんな家電でも、動き始める時には大きな力があります。
カタログの瞬間最大容量をチェックしておきましょう。電子レンジを使っている時、ドライヤーを使えばブレーカーが落ちる…など一般の家庭でもポータブル電源でも同じですね。

ソーラーパネルについて

ソーラーパネルは、実はつくる時にかなりのCO2を排出し、廃棄する時はリサイクルできない環境負荷の高い商品です。
だから全然エコではないです。
しかし、今話しているサバイバル…という観点からは、他にまだ有効な選択肢がなく、被災する、被災地で使う、疎開先で使う…などの場合に「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」は必須となります。

ソーラーパネルの選び方やおすすめメーカーなどは、また別の機会にお話しますが、基本は購入を決めたポータブル電源と同じメーカーのものを使えば、繋ぐだけで即使用できるのでそれがベストです。

チェックポイントは、ソーラーの電気とACコンセントの電気を同時に入力出来るものと、いちいち切り替えないといけないものがあるので、その辺りのチェックはお店の人に確認した方が良いと思います。
もちろん、入力方法は並列同時に使えるのが良いですね!

後は、PSEマークが付いているも詳しいことがわからなくても安心できるポイントです。
PSEマークは、日本の高い安全基準!
これを、クリアしているポータブル電源ならまず買って問題は起きませんね!

それでは、現時点の僕のおすすめポータブル電源は、以下の二つです!

パターンA 現状ベスト!少し高価

半個体電池ポータブル電源を選ぶ!
新技術が実用化した別次元の高性能安全電池。欲しい機能全部盛り、将来的にバッテリー容量増やせる優れ物です。

現行商品で最も優れているのは
____________
Dabbsson のポータブル電源
DBS2400
_____
_______

⚫︎大容量 2330Wh
⚫︎EV用半固体リン酸鉄リチウムイオン
耐用年数15年
⚫︎電気自動車用バッテリー 8330Whまで容量拡張可能
⚫︎2時間フル充電
⚫︎純正弦波 ポータブル電源
⚫︎リン酸鉄 ポータブルバッテリー 50/60hz 安全性と長寿命
⚫︎AC100V (2200W瞬間最4400W) / DC/USB出力 4通りの充電方法
⚫︎APP遠隔操作
⚫︎PSE認証済
非常用電源 だけでなく準家庭用蓄電池にも使えます。

DABBSSON DBS2400

パターンB 最も安心、完成度高し!

僕はこれを使っています。

●エコフローRiver2プロ

Xブースト機能、ドイツのTUV(テュフ)認証。
わずか70分でフル充電可能。
値段がこなれてて、安いのに最先端!
家据え置きならエコフローデルタ2にしただろうけど、車に積んだらキャンプで使ったりと、アクティブに動くからこのぐらいの大きさがベスト。家で使うには、容量を増やせる増設バッテリーを繋がるので、エコフローデルタ2に匹敵する容量になる!
リン酸鉄リチュームイオン。3000回充放電ができ、一日一回として10年は使える。
入力は、1200Wでできる!(太陽光なら500W)
残念ながら同時入出力は非対応です。
ブースト機能で瞬間最大容量1900Wまで使えるから、これなら家庭用としてエアコンも起動できる家用蓄電池のように使えます!

【Jun Amanto】

幼少より武道武術を嗜みスタントマン、大道芸人を経てパフォーマーに…。
環太平洋の身体感から傾舞(かぶくまい)を創始。そこから生まれた独自のコンセプトEART(天然芸術)を使い願望達成から必然達成の時代を提唱。
空家再生パフォーマンスなどで通りすがりの人1127人を巻き込み「Salon de AManTo 天人」スタート。
現在、大阪中崎町を拠点に地域活性化を成功、天人グループとして複数店舗を運営、アートエコビレッジ「Area AManTo」と呼ばれる。被災地支援や国際交流、国内難民の受け入れなど天然芸術家として仕事とボランティアを分けないライフスタイル「天人」を世界に文化発信している。

EART LIFE LABO

こちら記事は、Jun Amanto主催のオンラインサロン内に投稿されていましたが、一部粋で特別公開しました。Junは、アウトドア業界にも精通しており、古民家再生、被災地支援活動を続けるなか、さまざまにアップデートされた情報を防災活動として記事にし、誰でもできる意識活動を広め、不断の減災に努めています。
本気で学び、繋がりを作り、社会を具体的によくしていく学びを全員で行う実践の場のサロン、関心を持たれた方は、ぜひご入会検討くださいね。



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Jun Amanto 公式NOTE
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