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第1回 ワクワクが求められている!

ワクワクしていますか?
あなたが経営者であれば、今すぐワクワクを中心とした経営をしていきましょう!経営者はワクワクすることに従って経営することで、すべてが上手くいきます。それを”ワクワク伸展法”としてお伝えしています。

このシリーズでは、ワクワク伸展法について、そのポイントを整理していきます。ワクワクで生きるってどういうことなのか。そもそもワクワクって何なのか。どうしてワクワクで生きたら上手くいくのか。そんなポイントをお伝えしていきます。一緒にワクワク伸展法について学んでいきましょう。

イントロダクション:ワクワクが求められている!

4年ぶりのリアルセミナーで驚いたこと

先日、実に4年ぶりにリアル開催のセミナーに登壇させて頂く機会がありました。2020年に独立してから初めてのリアルセミナー登壇でした。

前職の経営コンサルタント時代は、業績アップ系のコンサル会社であったため、ビジネスモデルなどの業績アップ事例などを中心に講演を行なってきました。今は”経営”改め、”経営者”コンサルタントとして活動をしているので、経営者に寄り添う中で、私自身が経営者にとって必要だと感じていることをお伝えしました。

セミナーでは、大きな時流の変化の話やこれから起きるであろう出来事の予測についても、しっかりとお話をしました。構成としましては、全体の1/3は時流について。1/3は時流によって変化する購買心理の変化について。そして1/3でワクワク伸展法の話をしました。時間配分的には、3つの項目について、特に偏りなくお話ができたと思います。

ところが驚くべきことが起こりました。
講演後の感想の全てが”ワクワク伸展法”についての共感ばかりでした。正直言うと講演の前は、この”ワクワク伸展法”という言葉自体がオリジナルな言葉なので、受講者にとってやや稚拙に感じられるのではないか。受け入れられないのではないかと不安を感じていました。ところが蓋を開けてみますと、ワクワク伸展法が最も刺さったメッセージとなっていました。

ワクワク伸展法とは何なのか?

今回のセミナーで初めて公の場で”ワクワク伸展法”の話をしました。ワクワク伸展法とは、簡単に言えば”経営者はワクワクすることだけに集中すべきであり、ワクワクしないことはやってはいけない”という事です。
ワクワクとは、経営者が長所を活かして夢中になれる方向のことです。そして長所とは、経営者がもともと持っている能力のことであり、特に苦労せずにできることで、周囲から感謝されること。または効率的に行えることを指します。つまり経営者は、自分の長所が活かせる方向性だけに絞って経営をすべきだということです。

私は、2020年4月に”眼から鱗”という会社を立ち上げました。前職の頃から大切にしていた”経営者を元気にする”という理想をもっと体現したいと考え、”あとおし”というサービスを始めました。このサービスでは、契約主体を会社ではなく経営者として、毎月1回1時間〜2時間程度、その経営者とのオンラインセッションを行います。そこで経営者の状態を見ながら、その時々の経営者の悩みに寄り添ってアドバイスをしています。

前職の経営コンサル時代で16年。そして創業してから3年と少し、経営者と寄り添ってきたからこそ気づけたことがあります。

それは、経営者が良い状態になると会社も良い状態になること。
そして、経営者が良い状態になっている時は、経営者が”ワクワクで生きている”こと。この2点です。

独立した後は、”ワクワク伸展”を信じて経営者の相談に応えてきました。アドバイスのすべての軸を”経営者のワクワク”において寄り添いました。経営者がワクワクする方向に向かって進めるようアドバイスをしてきました。その結果、ワクワクを軸とした意思決定をされた経営者のツキは上がり、会社の業績も上がりました。この経験を通して、経営者がワクワクを中心に生きているかどうか。それこそが大きな違いになるんだと分かりました。

先行き不透明な時代において、これからは経営者が新しい未来を創造する時代に入ると考えています。そして、経営者が創造する新しい未来の根底には、その経営者のワクワクが絶対に必要になると考えていました。今回のセミナーで、やはりワクワク伸展法が必要になると改めて確信できました。

”ワクワク”と”好き”の違い

さて、このシリーズでは、ワクワク伸展法について整理していきたいと考えています。

 ○ ワクワク伸展法とは何なのか?
 ○ ワクワクの発見方法
 ○ ワクワクが中心になると上手くいく理由
 ○ ワクワクを手にした経営者が気をつけるべきこと

これらの事を不定期になりますが、読者の皆様に分かるように説明していきます。経営者の方も、経営者をサポートする立場の方にも、この先きっと必要になる考え方になります。

さて、最後に一点だけ注意して欲しいことがあります。それは、ワクワクで生きるということと、最近流行りの”好きを仕事にする”ということは違うということです。”ワクワク”と”好き”は違います。

好きとは、辞書的な意味合いでは「心惹かれること、ピッタリ合うこと」と説明されています。この”好き”という言葉の主語は【私】です。

【私】が好きな事が、必ずしも感謝されるとは限りません。【私】が好きな事が効率的で上手くいくことであるとも限りません。【私の好き】を仕事にしても、失敗する人がいる理由がここにあります。

ワクワクとは繰り返しになりますが、”長所を活かして周囲から感謝されることで夢中になれる領域”の事です。ワクワクは周囲の誰かを喜ばせることが基本になります。自分だけで完結する”好き”とは違い、誰かの笑顔や感謝が無いと成立しないのが”ワクワク”です。

さあ、あなたもワクワクを発見し、ワクワクを中心とした経営を実践していきましょう。

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