古代の薩摩940年 #30

第二部 弥生時代 市松の危惧
今、もしも秦の国が乱れて戦乱が起こったら、敗れた側の一部が倭に逃げ込んでくる可能性はゼロではない。戦いを知らないここの村人をどうしたら救えるのか?対策は早い方が良いに決まっているのだが、何から手をつけるべきだろうか?
そうだ!まず、村長(むらおさ)を30歳代にしてすばやく動ける体制づくり。副官には一番元気のよい20歳代、戦うための武器づくりも急がねば。
史進を総大将にして、あいつが鍛えている若者の中から10人を選ばせ、戦略・戦術を考えさせよう。色々な場面を想定して訓練を強化する。皆が動揺しないように李斯様から教わったことを生かす時がきたのかもしれない。
よし、中心メンバーを集めて会議だ。

この物語は、薩摩の古代の歴史をドキュメンタリー風にしてみました。
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いつか映像にしてくださる方がいると嬉しいです。 吉峯盾


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