古代の薩摩940年 #20

第一部 不老不死の妙薬 良い知らせ!
健:「おい、茜、良い知らせを持って桑立さんたちが帰ってきたぞ。唐松さんや儀仁さんなど10人の家づくりの専門家が一緒だ。」
茜:「何があったの?」
健:「団長の意見が採用されたらしい。」
茜:「どういうこと?」
健:「1年後に300人近くの人がやってくるらしい。だから秦人の家を50は造っておけと言うことらしい。それと史進兄ちゃんの両親も一緒に来られるそうだ。」
茜:「無事だったのね。よかった!」
健:「泣くな。うれしいことじゃないか。3年待てとおっしゃっていたけど、早まってよかったな。」
茜:「早く謹ちゃんにも会いたいなあ。」
健:「1年なんてすぐさ。花嫁修業急がないとな。」
茜:「イジワル!」
健:「何?お前が言ったんじゃないか。」
(秦の都、咸陽(かんよう)では準備が着々と進んでいた。)

この物語は、薩摩の古代の歴史をドキュメンタリー風にしてみました。
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いつか映像にしてくださる方がいると嬉しいです。 吉峯盾

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