古代の薩摩940年 #17

第一部 不老不死の妙薬 始皇帝の決断
秦の統一まで多くの苦難を乗り越えてきた。
この広大な国土をまとめ上げるには、法家の思想を第一とした。前王朝の周は封建制を敷き、各地に諸侯を配し、大幅な自治を認めたため、結局、「春秋戦国」時代と言う戦乱が何百年も続いてしまった。
何千万と言う人民を治めるには様々な施策が必要である。そのためにまず、郡県制を取り入れ、中央から官僚を派遣し、法に基づく支配体制を完備する。その上で、貨幣、度量衡、車の幅の統一、また、色々あった文字の字体を篆書(てんしょ)に一定するなど、李斯は丞相(じょうしょう=宰相)としてよくやっている。徐福のことはすべて李斯に任せてみよう。
不老不死の妙薬などより鉄が大事なことは、朕(私)はわかっている。

この物語は、薩摩の古代の歴史をドキュメンタリー風にしてみました。
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いつか映像にしてくださる方がいると嬉しいです。 吉峯盾

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