月報(2020/05-06)

こんにちは。前回の月報からお手伝い先(継続)が1社から3社に増えました。パラレルワークになりました(普段やってることの延長線上)。
 最近の①xR業界の動向、②学術界の動向、③自分の動向(コミュニティ関連含む)、④その他について独断と偏見で雑多に記事にまとめておくことにしました。公開許可の得られてあるものだけにしてありますので、詳しい内容・派生についてはお問合せ下さい('ω')
 世の動向→自分の実践という記事構成上しかたなく後回しになっていますが、[自分の動向]見出し以降(特に<xR × 学術 関係>)が私のオリジナリティの部分です。

前回の月報

①xR業界の動向

・DoCoMoがmagic leap oneを発売

https://www.nttdocomo.co.jp/product/magicleap1/
五月に発売と言われながら延びてしまっていたマジックリープ1の予約販売が開始され、6月に発表されました。
フルセット約27万円になります。輸入で購入する場合とほぼ変わらない価格なため、ドコモが頑張ったようです。
magic leap one と HoloLens 2の位置づけが今後どうなるかは気になるところですが、ようやく一般にも購入の方法が整備されてきたので、開発者の活気が増していくのではないでしょうか。

・HP Reverb G2(WinMRシリーズ新世代機)

5月末にリークされていたままのPC用VRゴーグルがHPから発表されました。
https://www8.hp.com/us/en/vr/reverb-g2-vr-headset.html
Oculus Rift S、Valve Index、(産業用はHTC VIVE pro eye)とゲームプラットフォーム由来のゴーグルが進化する一方、PCVR界隈では存在感が少し減ってしまっていたWindows MR機がやる気をだしました。
カメラが四つついてコントローラや頭の位置推定が精密になるほか、コントローラがOculus寄りに変更されました。
私はWindows MRのOdyssey+(サムスン)を使っていますが、これが600ドルスタートとなると格安感がスゴイです。
(PC側のグラボ性能が求められますけども)
ちょうど↑のリンクに、既存ゴーグルとの性能比較表が載ってるので参考になるかもしれません。

・Lenovo ThinkReality シリーズの新作

https://techtoday.lenovo.com/ww/en/solutions/thinkreality
Lenovo Mirage VR S3が発表されました。
Mirage Soloの後継ではなく、どちらかというとOculus Goの進化版のようです。
中国のPico社と共同開発のようなので、廉価の3DoFゴーグルの系統です。
去年はARゴーグルのA6という機種がアナウンスされていて、発売もされずまだほとんど誰も試してない状態です。


・VRARA Globalサミット(#VRARgs)終了6/1-6/4

https://www.youtube.com/channel/UCmcby3WT8xIiXcYBSu4H0XQ/videos
VR AR Association(VRARA)の主催するVRARA Globalサミットがオンライン開催されたので、
一日中参加×3していました。
セミナー部分はアーカイブされ、Youtube動画になりました。上2つの発表が初めて出てきたのが今回のVRARサミットでした。
参加者間のネットワーキングは備え付けのチャット欄でやる感じでしたが、日本人は3人くらいしか見つけられませんでした。
外国人とLinkedinの繋がりがいくつか出来ました。

・ホロラボのHoloLens2の本(6/18発売)

https://blog.hololab.co.jp/entry/2020/05/25/000000
HoloLens 2開発チョットデキルのホロラボ社代表中村さんが初学者向けの書籍を6/18に出しました。それに先立って、書籍中で紹介されるリンク一覧を公開されています。
このあたりがHoloLens 1の時に無かった目玉機能と考える事が出来て、ある意味未知の部分でもあるのですが参考になります。
発売日に札幌の紀伊國屋書店で書籍版を発見したので、私も購入しました。
導入を検討している(けど具体的に何が出来そうかわからない)企業さんにこの書を送ると、何やりたいかハッキリしそうな書なのでコスパがいいと思います。

・de:code2020が6/17-6/31開催 そして7/17まで延長

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2020/default.aspx
前回は5/27-28の二日間の開催でしたが、オンライン開催に変更になり、さらに14日間の長期イベントになりました。
テーマのつまみ食い形式になったようですね。
全編参加料金無料なので、登録しました(去年はフルパスを買おうとすると80000円とかだったのに…!)。
#decode20 のハッシュタグで常に感想などが観れるほか、後述のコミュニティイベントなどが開催前・中・後にそれぞれ設定されていたりで去年と大きく違う工夫が重ねられています。HoloLens 情報もここから得られます。7/16登録が最後なので、観るかもしれない方は参加登録しましょう。

・HoloLens 2 一般販売開始(5/22発表7/2発売)

定額給付金を何に使おうかな~なんて事を前日につぶやいていたら、翌日の朝に突然カード払いでの個人購入が可能になっていました。開発者プログラム(HoloLens Development Edition)など分割払いは未開放でしたが、デバイス単品が札幌で手に入るチャンスがいきなり来たので購入しました。都内は翌日、札幌は翌々日の4日に届きました。なお、HoloLens 2のレンタルサービスも法人向けに6/30からスタートしているようです。

・Oculus Go 販売終了(6/23発表)

 スタンドアロンVR機のOculus Goの時代が幕を閉じました。20000円台で購入でき、「今のVRってこんな感じか」というのを手軽に体験させられるデバイスが販売終了されたことにより、これからはOculus QuestがVRの入門機になる見通しです。Questもほぼ品切れが続いており、今から購入をしたい人はOculus公式サイトで在庫入荷通知のメール受信登録をするのが良さそうです。だいたい6万円。

・#盛夏音祭(7/31-8/2)の準備状況

以下、いろいろなイベントを経つつ(抜粋)7/31-8/2のVR音楽祭開催に向けて準備を進めています。私は音楽練習中で出演しない代わりに、広報的なサポートをやっています。

5/17 ボクトネライブニ回目から

#盛夏音祭 第一弾イベント #VR音楽のススメ〜自宅から音楽ライブチャレンジ〜 (5/24、機材準備編)があって…

VR音楽のススメ!~実践!VRChatで音楽を演ってみよう!~(6/13-14、1組ずつ音出しサポート)実施

演者も確定し、月末の音祭本番に向けて準備ススメてます。
詳しくは主催 Tnohito1 さんのnote記事参照


②学術関連の動向

 多数の大型イベントが延期・中止・オンライン開催移行という状況です。

・ウェブ de NIMS 一般公開(6/7)

本編
https://youtu.be/WwHPtJvWuf0?t=7842
【360°ド迫力VR大作戦】
https://www.youtube.com/watch?v=zUQJQXhLxw0

毎年四月に一般公開されているNIMSのイベントがコロナで中止になり、代わりにオンライン開催になりました。私も本編をずっと観ていましたが、材料の楽しさを伝えたい気持ちに溢れる企画でした。

・応用物理学会学術講演会オンライン(9/8-11)

毎年遊びに行っていた応用物理学会のセッションがすべてオンライン開催になりました。オフラインでは5000人規模の学会なので、当日どうなるのか予想が出来ませんが、Web開催の様子を知るにはいい機会だと思って一件登壇することに決めました(後述)。

・第三回オンライン合同企業説明会(6/14) by 13LABOさん

5/29の第二回も大反響だったらしい説明会が6月にも行われました。
13LABOもコワーキング機能がコロナウイルス対策で封じられている代わりに、道内最初にオンライン合同説明会を実施した実績からどんどん需要が増えているようです。大学側で動けていない分と、学生側からの需要も吸収している形になります。
http://cc.academic.hokudai.ac.jp/

・文科省の、研究設備の遠隔化・自動化補助金公募

https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/mext_00056.html
「先端研究設備整備補助事業(研究活動再開等のための研究設備の遠隔化・自動化による環境整備)」の公募説明会が6/4木曜日に行われました。
https://www.mext.go.jp/content/20200601-mxt_kibanken01-000007517_6.pdf
3ページ、4ページにて現在の研究者の環境についての問題点が明文化されており、私の過去の経験からも妥当な内容です。要するに実績が立てられないので卒業もキャリアアップも出来ない状況です。

状況を改善するための方策として、共用設備を遠隔で見る設備を組み込むとの内容も一部に含まれていました。(余談ですが2017年に私が実施した電子顕微鏡の360°通話システムの話がそっくりそのまま当てはまるような気がしました。早すぎたわ。)

・応用物理学会 KOSEN SC 第1回 VR学術講演会(7/3開催)

https://sites.google.com/view/jsap-kosensc-vrmeeting/home

 一方で若手研究者はVRをセッションに組み込む試みを始めました。応用物理学会の高専出身者博士学生のコミュニティが研究部会をzoom+VRChatで4月ころに立ち上げ、7/3の本番が無事終了しました。
 主催のなかやまさんが編集済みの会場風景をYoutubeにアップロードしていますので、見て欲しいです。そして学会関係者は運営にシェアしてくれると嬉しい。


③自分の動向(5/14-7/7)

勉強会への関与っぷりとコメント

<xR関係>

5/20 【北海道オンライン会場】XRミーティング 2020/5/20 #XRMTG 【zoom接続】運営・登壇
5/22, 23 0:00-8:00 Mixed Reality Dev Days in Altspace #MRDevDays
6/1-2 VRARA参加 #VRARgs
6/17 【北海道オンライン会場】XRミーティング 2020/6/17 #XRMTG 【zoom接続】運営
6/29 【オンライン開催】WebXR Tech Tokyo #1 @ cluster # 参加
7/15 【北海道オンライン会場】XRミーティング 2020/7/15 #XRMTG 【zoom接続】運営
7/18 Tokyo HoloLens ミートアップ vol.20 参加

 せっかくオンライン化が進んで外国のイベントに参加できるようになったので、そちらを重点的に見ていました。日本と比べていろいろな違いを体感できました。
 5/20 のXRミーティング北海道会場を運営しつつ、登壇もしました。#XRMTG ハッシュタグ関連は、#大阪駆動開発 さんによるまとめがあります。

6/17 は運営のみです。

次回、7/15も運営を行っていますので、ぜひ参加者募集しております(宣伝)

まとめ


<DevRel関係>

5/14 Meetup video shooting Meetup #3 - ライブ配信のキホン by #MVSMJP
5/27 DevRel/Community #07  ーコミュニティのオンライン運営ー by #DevRelJP
6/13 de:code夏まつり ~よりコミュニティを楽しくするためのコミュニティのすすめ #1 #decode夏まつり
6/22 DevRel/Online #2 〜オンラインのファシリテーションを考える〜 by #DevRelJP
6/24 de:code夏まつり ~よりコミュニティを楽しくするためのコミュニティのすすめ #2
7/1 DevRel Meetup in Tokyo #53 〜オンライン・ハッカソン〜 by #DevRelJP
6/30-8/6 #DEVRELCON EARTH 2020

 Developer  Relationsな方々がオフラインイベント→オンラインイベント設計に軸足を移す中で新たにたまった運営ノウハウ(配信・ファシリテーション・ハッカソン設計)勉強会や、実際に実施されるイベント周りでの盛り上げイベントに参加しました。それぞれの運営がツイートを上手にまとめていますのでこちらも参考になります。
 また、世界のDevRelの方々のカンファレンスが1か月間の断続開催で開催されており、私もいくつかの日本担当イベントを見学する事にしています。









<コミュニティマーケティングコミュニティ関係>

5/23夕方 コミュニティリーダーズサミット in 高知 2020初鰹編オンライン by #CLS高知 参加
6/19 オンラインコミュニティマーケティング #19 ツイッター出演 #OCMJ
6/26, 27 CMC_Meetup MAX! 参加 #CMC_MAX

 6月はコミュニティマーケティングの業界人もたくさんのイベントを行っていました。#CMC_MAX は開催一か月前からリレーブログが順次掲載され、当日までの熱気を作り出していました。また並走路線で #OCMJ 新藤さんが、一人運営で一か月毎日CMC関係の企画配信を行ったのもこの時期で、軽率に巻き込まれて私もツイッター出演なるものをしてみました。個人的にはツイッター出演などを通じてSNSで知り合っていた方々と #CMC_MAX 懇親会にて初めてちゃんとお話するなどにも繋がったので、両方に巻き込まれておいてよかったと思っています。関連の膨大なアウトプットは以下にぶら下げます。

・コミュニティリーダーズサミット高知

・オンラインコミュニティーマーケティング

・CMC MAX!

ブログリレーカレンダー

前夜祭

本祭

事後ブログ(73本・7/9時点)のまとめnote by しまぶくろさん

展開が判る実況ツイートをいくつかピックアップして頂けたらしい

なんかよく分からないけど自分もブログを二本書きました。#アウトプットファースト。


<xR × 音楽 関係>

5/24 「#VR音楽のススメ!〜自宅から音楽ライブチャレンジ〜」開催・運営補助
6/13「VR音楽のススメ!~実践!VRChatで音楽を演ってみよう!~」一日目 運営補助
6/14 「VR音楽のススメ!~実践!VRChatで音楽を演ってみよう!~」二日目 運営補助
7/31-8/2 #盛夏音祭 準備中

 私が担当しているのは事前の異コミュニティ間広報の役割と、イベントアーカイブの一部(togetterまとめ作成とか知見の記事化とか)になります。実践編では、最後の最後に役得で私のバイオリンのワールド内音出しも手伝っていただきました。仕組みは分かったが腕が足りない('ω') 以降のイベントもお手伝いさせていただきますので、VRChat演奏会のイベント情報か、#盛夏音祭 ハッシュタグを追っていただくのがいいかと思います。
 ちょっと番外編ということで、@xmiliax さんが作曲した曲(その後よーへんさんに提供)のヴァイオリンパートの演奏を、私が普段習っている @ShihoTakimoto 先生に依頼するのを雑にお手伝いしました。無事うまくいったので、7/5日のBillRings DUOライブにお邪魔してお礼を言ってきました('ω')

まとめ

登場した機材のリンクを全部載せました

実践編のまとめ

connpassグループ:VRChat演奏会

演奏つよつよ勢をVRに関連付けていく活動の一部('ω')



<xR × 学術 関係>

5/24 第81回応用物理学会秋季学術講演会(応物学会)登壇準備開始
6/7  Web de NIMS一般公開 技術提供
6/22 応物学会アブスト入稿 
6/26, 29, 30 「北大・若手研究者のための 科研費申請書の書き方セミナー」 進行運営アドバイザリー+当日補助
7/3 応用物理学会 KOSEN SC 第1回VR学術講演会 参加 周知のサポート

 9月8-11開催の応用物理学会秋季学術講演会に登壇するため、講演アブストラクトを半日で書き、共著関係のチェックや調整ののち、6/22日に投稿して発表準備中です。”360°ライブストリーミングとVR・拡張現実技術を用いた多拠点間の遠隔実験指導法の実装” というタイトルで、教育法のセッションにて発表します。以前自分が職場で2017年に試したネタの全国公開版になる予定です(仕組み自体は札幌HoloLens Meetupで話してるけど)。
 NIMSの一般公開がオンライン化したことに先立ち、全天球の設備映像の作成法について問い合わせをいただき、撮影機材選定やアップロードまでの手順などをアドバイスしました。番組中の【360°ド迫力VR大作戦】企画の鍛造現場の360°動画の公開に繋がりました。編集とかは教えてないですが工夫の跡が見られて、時間のない中ですばらしいなと思いました。

 7/3 応物学会 KOSEN SC 第1回VR学術講演会(#kosenscvr)の告知を発見した後、どうしてもキワモノ単発企画で終わらせるには惜しいと考えた私はどうにか参加者を集める協力をしてみたいという雰囲気を出し、信頼できそうだとお互い確認したうえで協業させていただきました。非VR民による非VR的領域での日本初の完全に真面目な研究部会をやりたかった、という私の個人的な願いはお手伝いという形で果たされました。スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。

 実績公開可能の案件として、北大URAステーション主催のオンラインワークショップ「北大・若手研究者のための 科研費申請書の書き方セミナー」のイベント設計・当日見守り&質問役のお仕事をさせて頂きました。若手研究者の受講生が分かりやすい申請書を書くためのグループワーク実習をどうするか、という課題をスタッフの皆さんと一緒に構築してみたというお話でした(note参照)。講師の高橋教授・宮内教授ともにxRに関する情報提供(どさくさにまぎれて)が出来ているので、今後も大事に出来る縁かもしれません。元研究者だし、こういうのがわりと得意('ω')ノ 運営とファシリと参加者の三役が出来る。本当はSNS連携の文化も持ち込めるともっと可視化が捗るのですが。
 秋も何かやります。

運営の構成の仕方メモ


<IoT関係>

6/10 【オンライン開催】IoTビジネス共創ラボ 第15回勉強会 

 わりと何もしなかったですw

<お仕事の方向性について>

 よくどこを向いているか分からないと言われがちなのですが、面白い事や新しい事を持続的に呼び込める環境づくりを今は頑張っています。何かを人に勧めるにしても、自分が楽しめないと全然伝わらない(オンライン会議だとなおさら)ので、やり方含めて自分の負担にならない方法を作れたらよいと思っています。
 イベントがすべてオンライン化したことによって、あらゆる場に瞬間的に関与できるようになった事が領域横断マンの自分には有利に働いているようです。このことをうまく使えると今年は生き延びられる気がしてきました。依存先を絞らない事で心の余裕を常に保つ技を身につけたいものです。
 4月の起業直後は絶望しか漂っていませんでしたが、こうして発信を続ける事で役割が生まれてきています。それに伴いお手伝いの幅も広がっている事を実感しています。その分軸がブレないように気を付けなければならないように思えますが、逆に高速で動いていれば残像で4人分動いているように他の人から見えるのかもしれないです。こわいですね。
 現段階でホームページなどの体裁を整える作業は優先度が低いので、知り合いのツテを拡げながら口コミでお仕事を頂く/配るみたいな感じになりつつあります。そろそろ実験現場とかにも入り込めるようにならないかなぁと思ったりもします。それはもうちょっと先っぽいですがそんな将来の独自性を目指しています。

 ”未来のために新しい事を始める元気な人を応援する”という現在の活動状況を株式会社金星さまに共感いただいて、私の活動の支援をしていただいています。また、社内外でのxR活用(業務改善・商品提案)と従来業務の調和をはかれるチーム作りを外部から補助する役目も引き受けています。そのためxR技術活用情報の収集と開発者コミュニティ文化浸透の両面からアプローチしています。
 ”withコロナ世界に備えるため社内コミュニケーションを向上させる”という試みをGPSSホールディングス株式会社さまと共に模索するために、遠隔コミュニケーションのツール運用を二次元三次元問わずテストするなどの活動を行っています。特に社員教育がツール援用でどう向上するかなど注目しながら、新しいツールの可能性を探る外部サポートをします。

④その他独断と偏見のトピック

・ATEM Mini Pro

どの配信イベントでも絵作り(複数映像の合成)に使われていて、なんか近々活躍しそうな気もするから欲しい気もするけど、そっち路線はなんか違う気もして購入に踏み切れないガジェット。73,150円くらいします。

・Microsoft Dynamics 365 Remote Assist

 HoloLens 2になって進化した遠隔補助のツール。これをデモできるようにしたいけど、月8000円くらいのサブスク契約が必要(年間契約だともうちょっと安い)なので、必要になった時にアクティベートして試してもらえるようにしたいところ。

・DVDブック「このスプーンは、結構うるさい」

 短い動画ですが、科学とか材料の性質をおもしろく伝える不思議な動画なので、子供の心を忘れない大人でも楽しめる作品でした。なぜか横置きのPS4の内部で挟まって取れなくなって、縦置きにしたら排出された。不思議だ。

・HoloLens 2の本

おすすめです。開発者の人も読んで損のない構成になっていると思います。ガチプロでAPI作ってますってレベルの人には物足りないかもです。紀伊國屋ではAIの棚に置いてありました(なぜ)

・FaceApp

急に流行が再燃しだし、性転換フィルタで遊ぶオジサンが急増していた。コツは眼に光を入れる写真をちゃんと撮ることと、外見変更フィルタを入れた後に色温度の修正をちゃんとやる事です。Snapchatの加工後画像と組み合わせても面白いです。2日くらいで瞬間的に盛り上がってコツが判ったら1日で飽きました。生成画像の権利関係やらで不穏な指摘があるようなので、インストールは自己責任でお願いします。

・Spatial Chat

 最近ちょっといくつかのオンラインイベントで体験しました。セッションにキャンバスが付随していて、自分のアイコンをキャンバス内で動かす事で、近くのアイコンからの音声を大きく聴こえるようにする仕組み。キャンバス内には背景画像を設定することが出来て、背景画像に「○○の話題ゾーン」みたいなのを複数仕込むと話題ごとに集まって話ができる。↑はオンラインイベントを議論するグループワークにて実際に使われている様子。

・オンライン時代新三種の神器のうち2種

 マイクの特性がショボいとこちらからの音声がブチブチに届いたりしてつらいですよね。ネットワークが不安定だったりというのもコミュニケーションの質にダイレクトに響くので改善したいところです。女優ライトは最初バカにしていましたが、イベント運営としてzoom参加するうえでオーラが無さすぎて埋もれるという悲劇を体験したため、安いのを買ってみました。便利でした。3種目:背景については情報過多のデメリットもあるので、自分的にはシンプルなのがいいのではと思ってしまうけど適材適所を臨機応変にですね!

・硬いプリン

 コンビニで見つけておいしかった硬いプリン。クリームみたいにゆるゆるなのより、ぷりぷりのが好きなのでこれは無くならないでいただきたい。

・MIROを使ったプレゼン

 7/1のハッカソン設計の勉強会にて伴野さんが使用していた。オンラインホワイトボードツールMIRO に発表用の要素を事前に並べておいて、その上を二次元的に移動しながらオーディエンスに伝える手法。トピックごとの関係性がとても分かりやすい。zoomだとアニメーション遷移などがコマ落ちして見苦しい場面があるので自分のパワポからは極力なくしていますが、こういう画面遷移なら接続詞を明確に言う手間を省けるのでアリかもしれないと思いました。

・HoloLens 2を運ぶ方法

付属のケース(湯たんぽ型)はどうにも丸くて他の荷物が運びにくいので、PSVR用の四角いショルダーバッグに入れて運ぼうと思います。内部で空間に吊る構造をしているので、割と衝撃にも強いのではないかと期待しています。

 持ち手をどこにするのが安全か未だに検討中ですが、デコパッドの後ろのバンド付近を支えるのが現状もっとも安全な持ち方のような気がしています。フリップの蝶番付近にストレスを加えると壊れやすいと思います。

 初代HoloLens を色んな人にかぶせる時に、かぶりミスを最小限にするために要らない半透明部分を塞いでいました。こうすると着用時に何かしらは眼に映っているので、付け方調整の時間を短縮できます。

 HoloLens 2も同様に塞いでみました。とてつもなくダサいですが、一度付けたらxRの体験自体には全く関係ないので許してください。

・LIGHTNING PACKS社のHoverGlide

 クソコラリュックと2年前から呼んでいたリュックが7日についに届きました。http://www.lightningpacks.com/lightningpacks.com/ にて紹介されています。自分の運動によってリュックに生じる上下動を、特性のフレームで打ち消すことでユッサユッサされる感覚を体に伝えないメカになっており、リュックが宙に浮いているかのように見えます。8キロくらいの重りをリュックに入れて足踏みしてもあんまり疲れないっぽいので、ちょっと試したいですね。なおリュック本体が4キロくらいある気がするので、軽いのが好きな方は無理だと思います。私のやつは30リットル、25ポンドまでフワフワさせられるようです。

 上下動のサスペンションになるので、全天球カメラとの相性がよいと考えています。三軸ジンバルを背中に刺してTHETA(とマイク)をしょっている姿を撮りました。

・インスタコード

 お手軽コード鳴らし楽器が8日に目標額へのクラウドファンディング成功したようです。MIDIコントローラとしても振舞えるらしく、VRCで遊ぶ余地もあるのが素敵です。私はMIDIギターのJamStikを待っているのでポチれなかったですが、現物を見て遊べたら、ウッカリぽちる自信があるプロダクトです。愛用のスピーカovoを設計した方がこちらの回路も担当とのことで、ovoを超えるような拡張性の実現を個人的に期待しています。

・視力フリーのグラス型ビューア RETISSA display (初代)がえらく安くなった

”同社では、初代RETISSA DisplayとRETISSA Display IIの体験を目的に、低価格でのレンタルサービスを7月3日より開始する。初代モデルは同社経由で一週間500円(税込・送料込み。返送時送料は自己負担)。RETISSA Display IIは家電レンタルサービス「Rentio」を通じて、3泊4日9,980円~(税込)、という形で提供される。また、初代モデルについては、7月23日より、「モニター販売」として9万9000円(税込)で販売する。もともとRETISSA Displayは65万7800円で販売されていたので、大幅な値引きだ。”

 ピンホールの原理を利用して人間のレンズに依らずにフォーカスのあった映像を投影するゴーグルがQDレーザさんから出ていましたが、レンタルサービスのリリースと買い切り価格の大幅値下げが発表されました。札幌では眼鏡市場とかで体験可能で、色々なところで私も体験させてもらっていますがこれは老眼とか関係なく映像が観れるので、ものが視える生活を取り戻すのによいデバイスだと思っています。ぜひ体験者を増やしたいですね。

・Wireless Display Adapter 

5日にMiracastの無線受信機をテストさせていただいて、たいそう具合がよろしかったので、さっき買ってきました。これがあれば出先のデカいモニタにHoloLens とかの一人称視点映像を低遅延で映し出せるので、めちゃ便利です。


以上、1週間遅れの月報でした

(7/8 10147字 追記予定あり
 7/9 11883字 一社記述追記
 7/13 12078   一社記述追記 更新おわり)