振り返りと失敗の記録: 組織異動2ヶ月目で学んだこと
こんにちは。タイミーでエンタープライズのCSMをしている竹内(takejun)です。
今回は、「1ヶ月間の振り返りnote」と題して、現在の組織に異動して2ヶ月で学んだこと、あるべき姿と現実のギャップについて、率直にお伝えしたいと思います。
(上記は前回の振り返りnoteです。)
結論からお伝えすると、3月はうまくいっておらず、4月は
事業の数字の確認や予実管理が中心で、具体的な戦略・戦術立案ができていない
立案した戦術の推進力に課題があり、リーダーシップが発揮できていない
という現状に対し、
マネジメントにおけるフォロワーシップに加えて、リーダーシップが発揮できている
月初に具体的な戦略・戦術立案ができており、週次で振り返り・リプランし、目標を達成できている
メンバーごとの行動計画が立案されており、実行内容が仕組み化されていて、「実行可能な」状態が提案できている
相手を納得させ、共感を得て、行動変容を促す交渉ができている
というあるべき姿に近づこうと思います。
この記事では、以下の方々を想定して書かせていただきました。
マネジメントスタイルにお悩みがある方
問題解決のための論理的思考法にご興味のある方
リーダーシップに課題のある方
今回も、最後までご覧いただけますと嬉しいです。
ノーバリューに対する反省と、翌月に実行したいことを考えてみた
タイトルが強いですが、3月は事業計画上、目標数字を達成し、メンバー育成にも確実に取り組むことができました。なので、一見、バリューを発揮したかのような事実も見え隠れしています。
しかし、全員のメンバーの目標を達成できなかったことは反省すべき点であり、また具体的な行動計画が策定できなかったことには強い反省があります。
そこで、まずは1ヶ月間の「問題」と「理由」と「学び」と「対策」を洗い出してみました。
洗い出した後に、「もっと問題解決に適したプロセスはないか」と考えて、以下の記事を見つけました。
https://www.recruit-ms.co.jp/issue/feature/0000000624/?theme=starter,skill
今回は、この中の1〜4のプロセスを抜粋し、問題解決方法を考えてみました。
現状とあるべき姿のギャップから問題を認識する
現状
事業の数字の確認や予実管理が中心で、具体的な戦略・戦術立案ができていない
立案した戦術の推進力に課題があり、リーダーシップが発揮できていない
あるべき姿
マネジメントにおけるフォロワーシップに加えて、リーダーシップが発揮できている状態
月初に具体的な戦略・戦術立案ができており、週次で振り返り・リプランし、目標を達成できている
メンバーごとの行動計画が立案されており、実行内容が仕組み化されていて、「実行可能な」状態が提案できている
相手を納得させ、共感を得て、行動変容を促す交渉ができている
現状を分析して問題が起きている原因を特定する
エンタープライズの企業様の事業責任者として、日々事業に関わる中で、メンバーマネジメントの重要性にますます気付かされることが増えました。
その上で、メンバーが事業推進しやすい環境づくりが重要だと認識し、フォロワーシップに重点を置きました。
その結果、「働きやすくなった」という喜びの声を聞く一方で、立案した戦略・戦術の推進力に課題を感じるようになりました。
つまり、計画した実行内容が完遂されていないということです。
前提として、チームメンバーが「やってくれない」というスタンスをとるつもりは全くありません。むしろ、「やれる」仕組みづくりと提案ができていない自分に非があり、マネージャーとしての責任が果たせていない力不足を感じました。
問題を解決するために取り組むべき課題を設定する
問題を解決するために取り組むべき課題として、以下の3つを設定してみました。
目標達成に必要な数字の把握と具体的な行動計画の立案
週次で行動計画の実行内容を振り返り、必要に応じて計画を修正する
月末には翌月の見込み数字と具体的な行動計画が策定されている
課題を優先順位付けして実行計画を策定する
優先順位付けは同様に以下の通りです。
目標達成に必要な数字の把握と具体的な行動計画の立案
週次で行動計画の実行内容を振り返り、必要に応じて計画を修正する
月末には翌月の見込み数字と具体的な行動計画が策定されている
実際に、お客様から私たちの仲介手数料を頂戴しているのは現場の担当者です。そのため、お客様の情報感度は現場の担当者の方が高いと認識しています。
現場の担当者とは密に連携を取り、この読みの精度を上げていきたいと考えています。
さいごに
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
今回は、「1ヶ月間の振り返りnote」と題して、現在の組織に異動して2ヶ月で学んだこと、あるべき姿と現実のギャップについて、率直にお伝えしました。
本音のところ、ビジネスにおける成長痛を感じる中で、時には「大変だな〜」「素直になれていないな〜」「ん〜」と思い悩むことが増えました笑
その中で、自分自身は、組織の心理的安全性には注意深く取り組んでいます。つまり、組織全体から意見を取り入れやすい環境を作るために、まずは「自分が組織にとって非常に重要な存在であること」を感じてもらえるように配慮しています。
これは、今回のテーマである「問題解決」が、決して1人では完遂できないからです。だからこそ、チームマネジメントの主目的である「目標達成」「メンバー育成」を果たすために、日々このプロセスに意識を向けながら取り組んでいくつもりです。以上です。それではまた。