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kindle本、講談社50%ポイント還元を漁るべし

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進化しすぎた脳

夢を叶えるために脳はある

単純な脳、複雑な私


東京大学薬学部の池谷裕二さんが高校生に向けて行なった講義録。
ちょっとタイトルの意味が取りづらいですが、両作品とも読み終わる頃には「そういうことか!」と納得できるのが気持ちいい。
脳科学に関する知識というのは、これから変化の大きな時代を迎えるにつれ、ますます重要になってくるのでは、と思います。
世間一般では、脳は全体の10%しか使われていない!みたいなことが根拠なく語られていますが、「進化しすぎた脳」を読むと、それがいかに頓珍漢な答えかがよくわかります。そして、なぜ ”進化しすぎた” という不思議なタイトルになっているのかも。
体と心を簡単に二分して考えてはいけないということも腑に落ちます。
合わせて、人間の脳の可能性に驚かされます。
にしても、高校生相手にインタラクティブなやり取りをしながら、こんなに面白い話を紡げる池谷さんの能力に脱帽。

知的複眼思考法

タイトル通り、俯瞰的・多面的に物事を見る力を養える本。
批判的に読みましょう、というと、どうも文章の揚げ足取りのようになってしまう人もいますが、複眼思考とは似て非なるもの。
読書をするとき、文を読むときにどういうスタンスで接するべきかが、例題を含めてよくわかります。
例題として、年少期からの塾通いの話が出てきますが、ぼーっと読んでいるとメディアにいいように誘導されてしまいそうな内容でも、俯瞰的・多面的に複眼思考を用いて読むと、根拠としているアンケートの対象者やデータの質など、怪しい点がいっぱいあることに気が付きます。
文章を読む前提として持っていたい思考法です。

アサーション入門

ビジネススキルとしてもある程度の市民権を得ているアサーション。
アサーティブなコミュニケーションを知る前までは、コミュニケーションの時に取るべき姿を
・攻撃的(強く言う、言い返す)
・受動的(我慢する)
の二元論的に考えてしまっていました。
それらとは別い、言いたいことはきちんと伝えて相手のこともきちんと聞くというアサーティブな状態というのがあることを知りました。
完璧に本書の通りに振る舞えているかと言われるとノーですが、そのアサーティブという状態を知り、コミュニケーションの際に心がけるだけでもだいぶ気持ちが楽になります。

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