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技術士(建設部門)の受験に向けての準備(2)

1週間程前から勉強に着手し(出遅れ感満載)少しずつですが勉強を進めてます。
自宅だと子供もいてなかなか勉強に集中できないので、退社して喫茶店やマックに寄り、集中して勉強して帰宅というのがルーティンとなってきています。

iPadを使った勉強法

これまで、基本的にアナログに
・紙に印刷した過去問
・同じく印刷した国土交通省の白書、エネルギー白書
・ノート
を使って勉強してきました。
ただ、それら一式をカバンに入れて持ち歩くとそこそこな重量になるし、技術士勉強はそれなりに覚える量も多く、ノートに手書きだとイマイチ検索性が悪い。
で、自分としては勉強時間の記録や気づき(改善点)もできれば一元管理したいという希望があったので、iPadを使った勉強法はピッタリでした。
詳細はYouTube等でもたくさん公開されているのでご覧いただければと思いますが、簡単に言うと

”GoodNoteというテキストの取り込みも手書きもページの追加削除も自由にできる神アプリがあるから、全部それに突っ込んで一元管理しましょう”

ということです。
完全に紙と同じ書きごごちとはいきませんが、紙&ペンの組み合わせを10点とすると、ipad & apple pencilの組み合わせはもう7〜8割くらいまできているような印象です。
手書きよりは多少汚くなりますが、ほぼ近いクオリティは出せてるかと。

何より、
・検索が可能
・ページの追加・削除が自由自在でネット情報のコピペも可能
・手書きもできる
・他のアプリとの組み合わせで適切な復習タイミングの登録・通知なんてことも可
と、書き味が手書きに及ばないという点を除いたメリットが大きいですね。


選択科目(Ⅱ)の過去問を見ての所感(電力土木)

業務でも直接的に取り扱ったことの内容が少なからず入っていて、必須科目よりはとっつきやすい印象です。
なので、新しい知識を仕込むというよりはむしろ業務で得た知識・経験を決められた紙面で相手にわかりやすく伝わるように書く能力が大事なのかと思います。

特に選択科目Ⅱー1なんかは、ほぼ英単語の意味を答えるような試験に近いような印象です。知ってるか知らないかで決まる。
で、数年分過去問を見てみると、分野も水力・火力・原子力・再エネと特に限定せず幅広な出題が例年なされているようで、出題者の意図としても”マニアックな単語まで知っているか?”という知識量を問いたいというよりは、”問題が4つあって、そのうち自分の知っているもの1つでいいから、わかりやすく丁寧に記載してね”というものではないかと思います。

これまで、TOEICやらコンクリ技士、診断士やらいろいろな資格を受けてきましたが、技術士2次試験はそれらの試験とは大きく異なるなという印象です。
採点の基準も明示されておらず、さらに模範解答なるものもない。
ちょっと受験者側としては厄介な試験です。

一方で、そういった漠然さ・曖昧さのようなものが残されるからこそ、土木技術者としてのレベルアップが図れる、ということなのかもしれません。
決められた解答・決められた出題となると、それらを詰め込んで合格最低点以上を取ることだけが目的となってしまいますからね。

いよいよ試験の日も今月です。
受験を予定している皆さん、共に頑張りましょう!!

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