(本)新明解 語源辞典
大学に入学して以降、何を調べるにもネットが主になり、紙の辞典を手に取ることはほとんどなくなりました。
自分は今30代の半ばですが、同じくらいの年齢の方はほぼ同様な状態ではないかと。周りの人の話を聞いても、紙の辞書を今でも保有している人は稀(高校時代に買ったのを捨てずに保有している人はちらほら)な印象です。
自分といえば。
そんな状況でしたが、某言語学ラジオというpodcast番組を聴いていたところ
「語源って面白くね!?」
となって、パーソナリティーの座右の書?「新明解 語源辞典」を勢いよく買ってしまいました。4000円超 笑。知識関係となると金銭感覚がゆるゆるになってしまう悪癖を治したい・・・
調べ物がてら引いたり、ただペラペラめくって目についた項目を読んだりいろんな使い方ができるのが紙の辞書の良いところ。最近発見して面白かった語源を少しご紹介。
針千本飲ます、と言うだけでもただならぬ空気が漂っておりましたが、まさかこんな語源とは・・・。小さい頃、友人や親などと指切りをしたような記憶もありますが、小指を切断するほどの覚悟を持って約束したことはただの一度もありませんでしたので、今後は簡単には口にせず、ここぞという場面での使用に改めたいと思います。
こちらも、テストでどの辺りの範囲が出そうか?という軽い気持ち使っておりましたが、元々はそんな小さな出来事ではなく、一世一代をかけた、カリフォルニアの鉱山採掘で一攫千金のアメリカンドリームを狙うレベルの単語とのことでしたので、こちらも使用に際しては十分な注意・配慮をしたいと考えております(?)
こちらも、必死で生き延びようとしている赤ちゃんに対し、煩わしいという形容詞を重ねて出来上がったことを考えますと、赤ちゃんに失礼となりそうで、使用が躊躇われるところです。
日々、何気なく使ってる言葉もちゃんと調べてみると発見が多々。
語源辞典、確かに値段は高いけど一生読み続けられそう・・・結果、コスパ的には最強の一冊、でしょうか。
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