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初対面の人が仲良くなりやすい状況ってどんな時?

BARの運営をしていて、初対面同士が自然と仲良くなる瞬間ってどんな時だろう、とよく考えます。
結論はないのですが、思いついたことを書きます。

属性の類似性
やっぱり、年齢、職業、性別など属性が近いと、初対面でも自然と会話が盛り上がります。最初は共通点がなさそうでも、出身地、育った環境など予期せぬ共通点が見つかった瞬間に一気に安心感が芽生えます。
最近、就職した人、起業し始めなど、共通の悩み・課題感があると会話が自然と盛り上がる印象です。
Neribaで最近「ご近所女子会」というイベントをメンバーが企画をしたのですが、いつも顔を合わせている常連さん同士でも、何か括りがあることで、いつも以上に盛り上がっているようでした。

共通の興味・関心
上と近いのですが、趣味などが同じであれば、たとえ属性が違っていても盛り上がることが多いです。
Neribaだと、好きな本、漫画、お酒、お気に入りのお店の話題で盛り上がることがよくあります。

共通の目的・目標
共通の目的や目標を持つことで、協力関係ができると一気に親密度が上がります。
壮大なプロジェクトでなく、協力型のボードゲームのような小さなことでも、共通の目標があることで連帯感が生まれ、打ち解けるスピードがあがります。

共同作業
お店の立ち上げの際は、床貼り、ペンキ塗りなどなど、やることが無限にあるので、そこに関わってもらうことで一気に関係性が深くなりました。
通常営業のときは、そのような機会を作るのは難しいのですが、
例えば、
・お酒の作り方を教える、一緒につくる
・イベントの際に、グループに分かれ一緒にクイズを考える
などちょっとしたことでも、一緒に取り組むことがあると、関係性ができやすくなります。

コミュニケーションのスタイル
若干、今まで書いてきた文脈と違いますが、
例えば、誰かが悩みを話したとき、
「こうすればいいじゃん」と解決策を提案するのか
「大変だったね」と共感するのか
によって、場の雰囲気が変わります。
スタイルが違うとお互い「そういう話がしたいんじゃなんだよな」と場の雰囲気が噛み合わないことがよくあります。

あとは、コミュニケーションに何を求めているか、例えば
・自分に役に立つこと、意味がある情報交換をしたい
・ひたすら人脈を広げたい
・生産性がなくてもただ、居心地がいい関係性を築きたい
など求めていることが違うと、チグハグな場になる気がします。

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書いたことを眺めると、すごい当たり前のことばかりですね!笑

ただ、Neribaが目指す理想の場としては、上で書いたような、属性、興味関心、目的、会話のスタイルなどがバラバラなのに、なぜか居心地がいい、なぜか面白い、という場をどうしたら作れるのか、ということを考えています。

結構大変ですが、色々試行錯誤していきたいと思います!


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