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【障害当事者が取り組むユニバーサルツーリズムの可能性〜失語症〜】

ツーリズムの発展・拡大に貢献し、国連が進めるSustainable Development Goals(持続可能な社会の発展)に果たすツーリズムの役割を訴求する優れた取組を表彰することを目的とした「ジャパン・ツーリズム・アワード」。2020年の第6回国内訪日領域のビジネス部門に応募中の櫻スタートラベルの取組『失語症者とともに創る白浜団体バスツアー~持続可能な旅の支援~』が第一次選考を通過の連絡を頂きました。

<報道プレスリリース>
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/t-expo2018-production/wp-2018/wp-content/uploads/2020/08/17155226/200817_JTA.pdf

本件は聴覚言語障害である失語症者を中心に、車いすユーザー、難病者がみんなで同じ旅行を楽しめるよう、最大限の合理的配慮に取り組む実例。

旅行会社・各事業者・参加者・全員が協力しながら、旅における各種障害(言葉・移動・機会)のバリア解消して一緒に旅を楽しむことを実現。

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旅行事業者・障害当事者・意思疎通支援者・福祉の専門家として、当事者主体の櫻スタートラベルのユニバーサルツーリズムの取組は、旅する障害当事者ではなく、旅行社として障害当事者の旅の経験を基に、旅の実現可能となるよう交渉及び添乗を行うサービス。


SDGsにおける観光分野での社会の課題解決に向けて、闘病生活を続けながら皆様の協力により行われています。

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Withコロナの状況下で旅行産業に関わる全ての業種が厳しい状況ですが、私達が手掛ける旅は業界の協力なしでは実現不可能なものばかりです。



お一人お一人の病気や障がいの不安解消に人も手間も時間も最大限必要とするユニバーサルツーリズム分野は、オンラインサービスに取って代わることなく、今後多くの観光分野の雇用を支え障害当事者の外出や出会いの機会を守っていくと信じています。

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