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あれ、これ、それ、どれ?意識したことで伝わらないが減った話

何のことを言っているのかわからない(伝わらない)と言われた方、理解してもらえないケースの多い人にとって、今回の話は参考になると思います。

というのも、私自身がそうだったからです。なんで伝わらないのか初めはわからなかったのですが、相手に理由を聞いたり、会話のセミナーに出て学ぶことで根本の原因がわかりました。

もし、かつての私と同様に「何を言っているのか分からない」と言われたことのある方。
もしかして、会話の主語が抜けていませんか?
もしくは、「あれ・これ・それ」といった代名詞を多用して話をしていませんか?

自分がわかっている前提で、主語を省くのが癖になっていると、言っていることが分からないと思われているかもしれません。

主語が分からないと、何について話しているのか分からず、内容も理解しづらいです。

また代名詞を使うと、文章だと前文を振り返って読んで理解できても、会話だと、どれのことか分からなくなるケースが出てきます。特に会話の一文が長いと前の話を忘れてしまい、代名詞を使われても何に対してか分からなくなります。

さらに言えば、主語を入れても、主語と述語の繋がりがおかしいと、話がわからないと言われるケースが出てきます。
そうなるのは、主語を多用しているケースに起こりがちです。
例えば、「〇〇がΔΔと言われているのは、⬜︎⬜︎ということだろうが、◇◇ということでは?」のように、“は“・“が“を一文の中で多用しているとどれが主語なのか分からなくなります。
一文に主語が1つになるように意識すると、思っていない内容が相手に伝わってしまったり、「話が分からない」と言われることが減ってきます。

以下の3つを意識すると、わかりにくいと言われる事が減ります。
⒈意識して主語を入れて話す。
ただし、毎回入れると会話がくどくなります。前文と主語が同じ場合や、テーマが同じなら省いても伝わると思います。

⒉「これ・あれ・それ」のような、代名詞はできるだけ使わない。お互いに理解している場合は別です。

⒊主語と述語がつながるようにする。さらに主語としての“は“・“が“を一文に複数入れない。

他にも会話で意識した方が伝わりやすいこともあります。上記の3つを意識して話すだけでも伝わりにくいケースが減ります。

逆に主語を省いて話されたりした時は、「〇〇って何のこと?」とやんわり聞いてください。
特に発達障害を持っている人に対してだと、明確でないと伝わりづらいです。

会話の参考になれば幸いです。

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