場の空気や相手の感情を読めない人は、観察と論理を頼りにすると良いという話
発達障害のあるあるで、相手の感情や場の空気が読めない問題があります。
以前は、私も場にそぐわない発言をしたりして、裏で苦言を言われていました。
それに、よく騙されました。金銭的に損したこともあれば、仕事を押し付けられてしんどかったことも・・・
以前は、たまたま会った人が悪かったのだと思っていました。というより、思い込もうとしていました。
でも、どんな人も状況に応じて嘘をつくこともあります。何でも鵜呑みにするのは、考えが足りない。
また社会の中で生きていくためには、多少なり場の空気を読めるスキルは必要です。
そこで、取り入れてきたやり方について、ご紹介します。
⒈観察について。
まず顔の見た目。顔相学という学問があるくらいで、他にも顔だけでも多くの見る点ありますが、占い的なレベルも多いです。
私の場合、相手が主体性の強い方なのか、保守性の強い方なのか傾向を見るようにしています。
初めに相手の傾向を掴んでおくと、コミュニケーションにおける自分の立ち位置や会話のバランス(聞き役か話し役から始めるか)など、進め方を考える参考になるからです。
相手がどちらの傾向が強いかは、眉の形(正確には、眉のある部位の筋肉の形)を見ると判断できます。
10年近く300名ほど傾向分析した結果、ハの字だと保守性が強い傾向。逆ハの字だと主体性が強い傾向にあります。
自分の顔を観察してみると、どちらの傾向が強いかが見えてきますよ。
そうなる要因を書くと長くなります。今回その話がメインではないので省きます。
相手の顔を意識して見るようになると、自身が怖い表情になりがちです。さっと、1、2箇所程度に留めておいてくださいね(笑)
次に相手の変化(表情・手足の姿勢)。
表情について科学的に分析した事例だと、「Lie to me」という海外ドラマの主人公のモデルにもなったポール・エクマンの書籍がおすすめです。
専門的で読みづらい点があるので、ライトな本も後でまとめて紹介します。
ボディーランゲージについて学ぶと参考になります。例えば、手や足が交差している場合は、拒否・拒絶、心を開いていないケースである事が多いです。
手足が動くようなら、会話を打ち切りたいケースである場合が多いので、早々に話題を変えるか会話を終了させた方が良いと思います。
⒉論理について
話の筋道が正しいかを判断したり、相手の考えを読む参考になります。
学ぶにはロジカルシンキングで検索すると良いと思います。後に参考図書をあげておきます。
仕事する上でも物事を伝えたり、受け取るには論理が欠かせません。
話があっちこっち飛んだりする事が多いと、相手も混乱します。
そこで話や考えを整理するのにも論理を意識することはとても重要です。
話の筋道や根拠となる裏付けの内容から、相手に何か裏や思惑が読めるケースが多いです。
例えば、一面的な物言いをしてくる。自社の製品の良い点を挙げて、他者は悪い点だけを挙げる。
他には、絶対的な物言いをしてくる。(大して確認もせず)うちのが最も良い。他はまがいもの。
など・・・
最後に
観察も論理も、ある程度身につけるには時間がかかります。初めは、周りの人と行動をまねることです。
そして、徐々に学ぶと良いと思います。
再現性のあるスキルとして身につけるには、感情や空気は読めないと諦めること。そして理屈で学ぶことが重要です。
学んでも不意に場にそぐわないことをやってしまうことはあります。それでも学ぶ前より格段に減ったと実体験からも感じています。
今回の内容が参考になれば幸いです。
(参考図書)表情を読み解く参考として
「Lie to me」という海外ドラマの主人公のモデルにもなったポール・エクマンの書籍
続いて、新書で読みやすい方も紹介します。
ちなみに海外ドラマ「Lie to me」は、1stシーズンがおすすめです。推理・サスペンスが好きな方だけでなく、自身が理屈っぽいと感じる方(笑)は、特に楽しめると思います。
また2nd以降は、人気から出た続編なのか間延びした感があり微妙でした。
(参考図書)論理について
ロジカルシンキングといえば、この本というくらい有名な本です。
ただ読むのはしんどいので、ライトな本も後に紹介します。意外と知られていない本ですが、マッキンゼーで「そら・雨・傘」として語られる有名な考え方をベースに論理の基本を学べる本だと思います。
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