いつも記憶された感情が邪魔をする。その改善策は?

やりたいことへの行動を阻んだり、過去を思い出してネガティブに陥る原因は、記憶された感情が原因です。
特に発達障害の方は、ネガティブなことに対して異常なほどに覚えていたりします。それが問題の原因になっている場合もあります。

自身の小さい頃を振り返ると、誰しも興味があれば危険もかえりみずに近づいたり触ろうとしたはず。親や周りの大人が止めようとすると、泣いてまで抗議したこともありました。

ところが大人になると、知識・経験もついて判断力もついてきたはずなのに、興味があって、できると分かっていても行動しなくなることが増えてきます。

理由を考えると、”恥ずかしい”、”面倒くさい”、”思ったほどやりたい訳でもない”、”また今度にする”などと巧みな言い訳が出てきます。

身の危険がなく、社会的に問題行動でない限り、やれば良いと思うのに。
それが、なかなか出来ない。

行きたいと思っている場所に行けていないことが多いです。会いたいと思っていた人は、亡くなってしまい会うことも叶わなくなりました。

何が問題でできなかったのかと考えたところ、”過去の経験で得た感情の記憶が邪魔をしている”ことに至りました。

旅行であれば、休みの予定、行くまでのチケットなどの手配。金銭的にどうか?などいくつかの検討や処理があります。
手間がかかることや面倒くさかった。行ったら行ったで予想以上に疲れてしまったなど。
そんな記憶が行動を邪魔しています。もしくは、そうなると想像(妄想?)で思い込んでいる可能性があります。
やってみると意外と簡単だったことは多いです。
最近はツアーの種類も多く、ネットで簡単に手配できます。お金を払えば、その手配から何から代行してくれます。

英語を話せない人は、うまく伝わらなかった経験やテストで理解できなかったなど、過去にネガティブな感情があったはずです。どこかで辞めてしまったから話せていない。
英語が話せる人に上達のコツを聞いたら、全員が同じことを言います。初めは全く伝わらなかった。英語を使う機会を増やすなど英語に触れる時間を多く取って行くうちにできるようになった。

発達障害者であれば、ミスも多く、馬鹿にされた経験のある方も多いと思います。その記憶から、自分には出来ないと思い込んで行動に移せない。
自分で自分を縛っているような人もいます。
世間の方は言うほど、みんなは自分に興味がありません。後ろ指さして非難するような人は、行動しない人か暇人だと、心のどこかで理解していると思うのですが。

できない自分から抜け出す方法は、2つしかないと思います。
⒈過去のネガティブな感情を受け入れ、できる・慣れるまでやる
⒉出来ている人に教わって、実践する。合わなければ、教わる人を変える。
⒊代行してもらう。

1は、途中で挫折するパターンが多く、避けた方が良い方法です。
おすすめは2か3。

投資はギャンブルという勝手な思い込みがあったのですが、投資を理解している人からやり方を教わることで、資産を増やすことができました。

私が初めて海外に行けたのは、海外に住む日本人と知り合う機会があり、連れて行ってもらったからです。
HISなどのツアーに申し込みした場合もあります。

初めは、自分の力でやろうとせずに、人の力を借りること。その代わり金銭がかかることもありますが、それは勉強代。

そして慣れたら徐々に自分でやってみて、成功パターンを積み上げることで、達成感や自信が手に入ります。

いつの間にか、多少ならやりたいこともできるようになってるはず。徐々に面倒も感じなくなります。

人は周りの環境に左右される生き物です。どのような環境や仕組みを作っていくかは、重要だと実感します。

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