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英検1級リスニングで満点奪取のための秘策

英検1級リスニングで満点をとる!

満点というとリスニングパートは、27問中27問正解、CSEスコアで言うと850点です(この数字にちなんで、有料記事は850円にしています💦)

一次試験合格のためには満点なんか全然必要なく、大体7割なので、27問中19問くらい正解すればOKです。それに英作文スコアがかなり大きく合否に関わると言われているので、実際には、リーディングやリスニングが5割程度でも、ライティングが満点に近ければ一次試験は突破している様です(それはそれでどうなのかということはさておき)

それでも、リスニングで満点取れれば、読解や語彙で多少ミスが多くてもカバーできる、ということになるので、リスニング全問正解目指すことは全然ありだと思います。

そして、そのための準備により、リスニング力がぐんと上がり、仕事や良好で英語で話す際に自信を持てるようになったり、映画やドラマをより一層楽しめるようになります。

ということで、今回は、英検1級リスニングで満点をとるための秘策をまとめておきたいと思います。

🐥この記事を書いているJunのプロフィール🐥
英検®︎1級合格17回, TOEIC®︎990点18回, TOEFL®︎ iBT104(MyBest scores110), 英語発音指導士®︎, スペイン語少々, アルク「英検®︎1級合格マップ」著, 英語ジムらいおんとひよこ代表, 高校でアルゼンチン1年留学

私自身の英検1級は、17回合格をしていて、リスニング全問正解は2018年の第2回秋の試験で850点を出しています。他の16回も満点ではなくてもそこそこ良い点は取れていると思っております。

早速ですが、リスニング満点奪取のための日々のトレーニングと試験中の解き方を詳しくお伝えしますね。

🐥シャドーイングで細部まで聴きとる力をつける

まず、シャドーイングはやったことありますか?

英語を聴いて、0.5秒くらい遅れて、聴こえたままを自分の口から言ってみる、というシャドーイング(シャドー=影のように英語についていくやつ)です。

最近は、シャドーイングのやり方について詳しく書かれた書籍もいくつも売られているようですね。英語ジム らいおんとひよこでも「シャドーイング特訓」という名前のついた専門のコースもあるくらいです。

シャドーイングの効果はたくさんあるのですが、やっぱり一番は音を細部まで聴き取れるようになるということが大きな特徴だと思います。ディクテーションもその意味では効果がありますが、シャドーイングは自分の声で再生する必要があるので、負荷が高く、結果的に得られるものが大きいと感じています。

シャドーイングの効果を最大限に得て、英語力向上に役立てるなら(もちろん、らいひよへどうぞ!と勧誘すればいいところですが)とにかく、丁寧に丁寧にやるのが良いです。

1級のリスニング素材でシャドーイングをやるのは試験対策と同時にできて良いのですが、あまりシャドーイングをやってきてこなかった方には速度が速すぎますね。

なので、シャドーイングのトレーニングだけを考えると、人によっては2級のリスニング素材を使ったり、VOA Learning English - Voice of America で、じっくり丁寧に一つ一つの音を聴きながら声に出す作業をやっていくのが良いです。

最初からハードル上げてCNNとかTED, YouTubeなどを使うと「やってる感」はでますが、大した効果はでません。


🐥読解力を上げて英語を英語のまま速く正しく理解する

音を聴き取れるようになるトレーニングはシャドーイングとしたら、音の次にやらなければいけないのは、内容を理解することです。

これは読解力をきちんとつけていくことが重要です。
前回の記事(英作文、英語スピーキングのベースとなるもの:ライティングスキル・スピーキングスキルを上げるために必要なこと)は、読解力を上げること、と書きました。

なんと!

リスニング力を上げるのにも、英文を丁寧に丁寧に読んでいくことはとっても効果が高いのです!

英文を英語のまま(英語の語順のまま)前から前から正しく理解する練習をしていくと、リスニングも内容理解がスムーズになります。

考えてみたら、リスニングは巻き戻しができないのです。

なので、聴こえてきた順に脳内で処理をして、そのまま理解をしないと、次から次へと英語が聞こえてきて、置いていかれるのです。

これを考えると、読解のトレーニングでリスニング力向上も視野に入れた内容理解を進めていくと良いっていうのは説得力あるかと思います。

🐥過去問を解き、試験形式に慣れる

✔︎シャドーイングで音が聴けるようになります。
✔︎英文読解で内容が理解できるようになります。

ここまできたら、あと少しです。

英検1級のリスニング試験の試験形式に慣れましょう。
英検合格が目的ではないリスニングトレーニングなら上記の2つでかなり力がつくでしょう。

合格を考えると、試験形式を知っておくことはかなり有利になります。
過去問とか解いたことないけど合格したよ、っていう人もいますが、試験独自の形式に慣れておく方が近道となります。

英検1級のリスニングパートは4つあります。

part1は、会話形式
part2は、ナレーターが一人で喋ってます
part3は、シチュエーションが提示されます
part4は、インタビューです

まずは、公式サイトの試験でいいので、1回分解いてみて、どれくらい正解するか確認してみましょう。先ほどお伝えしたように7割程度正解していればOKです。

でも、どこかのpartが著しく正解率が低いなんてことがあれば、そのpartだけでも特訓をしておいた方が良いでしょう。

part1は「使い回し」(つまりリサイクル問題)が多いと聞きますが、私は17回合格して、割と過去問も解いてきたと思うのですが、リサイクルに気づけないので、常に新鮮な気持ちで解いております。なので、選択肢を見て(問題聞く前に)すぐに正解を選べる、なんてことは今まで一度もありません。

もし、リサイクルに気づきやすい方(覚えておけるなぁと思う方)は、過去問を大量に解くことで、すでに知っている問題が試験本番で出てくることもあると思います。でも、これは諸刃の剣で、リサイクル問題を「うろ覚え」で覚えてて、試験中に「あ、これ知ってる!」とすぐに実は曖昧な記憶に頼ろうとすると結果的に間違い選択肢を選ぶことにつながります。

なので、リサイクルがあるとしても、1問1問しっかり聴いて、その都度問題と選択肢を正しく理解して、判断することが大事です。その方が英語力にもつながります。こういう理由で私はリサイクル問題かどうかは、気にしていません。

🐥先読みの練習をしておく

形式がわかったところで、次は「先読み」「先読みメモ」も練習でやっておいた方が良いですね。

今2020年4月時点では、読解問題の時間中にリスニング問題の先読みは禁じられていません。TOEICとは違って問題冊子に書き込みも可能です。

できれば、語彙問題〜英作文を少し早めに(10分程度余らせて)終わらせましょう。その余った時間で「先読み」をしていきます。

苦手なセクションから先読みをし、キーワードと思われる単語に丸をつけるとか線を引くとか、瞬間的に意味がとれなそうな語彙には日本語でメモをしておきます。

partごとの細かい「先読み」「先読みメモ」についてはどこかでもっと詳しく書きたいなと思いますが、重要だと思ったところに印をつけておくことが重要です。part3は、問われている条件が複数ある場合があるので、その条件に該当する選択肢を選べるように、予め表を作って、リスニング問題を聞きながら○×をつけられるようにするのも良い方法です(って形式を知らない方にはちんぷんかんぷんですね💦)

以上です!

早速、今日からやってみてください!

🌱今日からすぐにできる人
🌱3週間は継続できる人

そうじゃない人と明暗を分けます。
思い立ったが吉日。
チャンスの神様は前髪しかない!

お読みいただきありがとうございました!

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