今日は僕の作品見てください!!!
一つの写真や画像を見ても、みんなが同じ印象を持つかっていうとそうではないです
”この一枚の写真を見てどのように感じますか?”
っていう問いには聞いた人数分の答えが返ってくることかと思います
今日はそんなぼんやりした話です!
デザインの作り手側としては、見ている人に自分の意図が伝わるかどうかで勝負しているんですが、上手く伝わらなかったとしてもそれは受け手の自由なんですよね
ただ解釈は受け手の自由だとしてもデザインにはある程度の意図っていうのは必要だと思ってて、”受け手の自由な解釈があって一つの作品になります”っていうような、ある時期の芸術運動みたいな考え方はちょっと苦手というか、僕と違った考え方だなぁーって
その時期、つまりダダイズム~シュールレアリスム期の芸術はなんかそんな感じだったそうです
便器にテキトーな名前書いて展示したマルセル・デュシャンって人がその発祥と言われてて、今どきのよくわからない系の近代芸術の文化が作られていった原因だっていわれてます
芸術が政治に対するメッセージだったり宗教のためのものだったりしてた時代からアートという独立した文化に変化させていったようなこの時期の運動はきっとすごいエネルギーがあったと思いますし、時代を変えるっていうことができた彼らのことはめっちゃ尊敬してます
僕はデザインは意図を込めて作るものであって欲しいし、心を惹かれたデザインには作者にどんな意図があって自分はどこに心を惹かれたのかを読み解いていくのが好きなんです
なんで最初からデザインに意図は無く、
”僕の作品はあなたの解釈次第でどんなふうにでもなりますよ”
なんて言われた日にはちょっと僕の楽しみが減っちゃうなぁって
デュシャンが好きな方も多いですし、これは1つの歴史の解釈ですから異論は完全に認めます
何が言いたいかと言うと、髪を切るのも一つのデザインですからお客様のリクエストも当然取り入れますが、お客様の雰囲気やファッションなんかもデザインする上でのヒントというか、イメージソースになるんですよね
普段どんなカッコでどんな風に過ごしてるのか、周りの人からどんな風に見られたら良いかな
なんて、カッターとお客様の関係よりも少し踏み込んだ所まで進んでって、イメージしてカタチにするんです
そういうこと考えながら髪切ったり撮影してる僕の作品見て、今日は締めくくりましょう!
どうですか?
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