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未来が明るく感じられる話を集めてみた③女性差別

 私は昔から差別問題に関心が強く、その中でも日本では「女性差別」が根強く解消がまだまだ見えないと感じ、ライフワークとして女性差別の解消に取り組み続けている。2023年を振り返ってみた時、全体として判断すると良い流れではあったと思うが、部分部分容認出来ないこともあって、敢えて採点するなら65点ぐらいかな、と思う。なんと言っても今年一番の良い成果は性犯罪に関する刑法改正だろう。

日本では2019年、性犯罪で起訴された被告人に対する裁判所の無罪判決が1カ月で4件も相次ぎ、世間の怒りを買った。そうしたことを背景に、性犯罪に厳しく臨もうと刑法改正が検討されてきた。

2019年には、性暴力に抗議する「フラワーデモ」が各地で始まった。

上記BBCの記事より

 遅きに失したと思う。それでも、それでもこのように法改正された事は喜びとしたい。同意なき性行為は絶対に許されない。これを鉄則としたい。

 そして、昨年自衛隊に所属していた時のセクハラ、性暴力を告発した五ノ井里奈さんの刑事裁判が判決が一昨日確定した。

 本当に良かった、と安堵すると共に、性被害を告発することの難しさも改めて知った。五ノ井さんにも誹謗中傷の言葉が多くあったらしい。セカンドレイプそのものだ。断じて許されないと強い言葉で非難しておく。一方で、今年、ジャニーズ事務所が故ジャニー喜多川の途方もない未成年男性に対する性加害が大々的に報道された。

 この通り、ジャニーズ事務所は全面的に事実を認め、被害者たちに対し、補償金、慰謝料のようなものを払った。性被害の告発が受け入れられたという意味は非常に大きいと思う。まだ確定ではないので名前を出すのは控えるが、大物芸能人の性犯罪疑惑が年の暮れを騒がせているが、この告発女性も「性被害が訴えやすい空気を感じたので告発した」というようなことを言っている。言い換えると、これまでは告発しにくい空気があったという事だ。痴漢でも強姦でも、女性が被害を訴えにくいのは、ひとえに愚かな男たちがまともに受けとめなかったからで、悪いのは全て男性と断言できる。まず、あらゆる性犯罪はあってはならないが、起こった場合、被害者女性の訴えは必ず真摯に聞かねばならないし、適切な対応をし、必ず法による罰を与えねばならない。日本国も変わりつつあるのを感じる。この流れは絶対に逆行させてはならないと思う。安全に、安心して生きることは全ての女性の権利だ。このことを男性はしっかり自覚してほしいと思う。
 
 少し視点を変えると、こんな素敵なニュースもある。

 とても良いニュースだ。まだまだ男性優位社会であるのは間違いないが、女性の経営者はもっと増えるべきだと思う。男性に比べて知性で劣るだとか管理能力がないだとかそういう俗説を全て吹っ飛ばしてもらいたい。ただ、女性が社会で働く際にはどうしても出産、育児がネックになってくるが、近年では体感として育児に取り組んでいる男性が増えているとも感じる。こういうデータがある。

はっきりと数字に出ている!

 日本国の少子化はもはや手遅れの感があるが、単純に男性が家事育児をすれば、必然的に女性も子どもを産んでもいい、となるのではないか。もう一つデータサイトを。

 ベビーカーを押しながらニコニコしている若い男性をよく見かけるようになったと感じている。ぜひ男性ももっと子育てに取り組んでほしい。こういう記事がある。

右肩上がりなのが救いだ

 まだ少ないとはいえ、確実に育児休暇を取る男性が増えている。どうかこの流れが加速しますように。女性にとって最も憎むべき敵は性加害をしてく男性だろうか。DVをかましてくる家父長制度に守られた男尊女卑のクソ夫だろうか。成功、社会進出を侵害してくるミソジニー親父どもだろうか。性的な目でしか見れず、性搾取してくるエロ親父と兄ちゃんだろうか。答えは全員である。最後に、今年の世界陸上の女子やり投げで金メダルを獲得した、素晴らしい活躍をした北口榛花の動画を紹介する。やりと共に全ての女性差別はどこかに飛んで行ってしまえ! 以上でこの記事は終わる。


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