見出し画像

身を守る


 今年は突然の眩暈ではじまった。数年前にも宙に浮くような眩暈の経験があったが、今回は宙がくるくる回り、頭を上げるとむかむかする感じ。手足を動かして左右差のある麻痺や痺れはないので脳神経由来ではないだろうと判断した。

同時にこの感じは病院に行っても治らないだろうという予感があり、先ずは愛用している梅肉エキス、梅醤番茶(梅干し、しょうが、醤油を混ぜて潰し、そこに熱い番茶を注いだもの)を飲んだ。                               

https://marron-dietrecipe.com/tsukemono/tsukemono_umeshobancha.htm


 元旦は楽な体位で半日、休むことで何とか回復したが、それ以降、3週間に1回の頻度で原因不明の眩暈が、起こりはじめた。原因がわからないことによる不安を緩和するために、かかりつけのアレルギー専門の内科の先生、ホリスティックな治療院、オステオパシーの施術師の先生方に診てもらった。それぞれの診断により花粉、PM2.5によるアレルギー反応、自律神経系からの腎臓と肝臓の疲労、仙骨の古い打撲による頸椎の捩れ等、複数の要因が抽出された。

その後もお酒を飲んだり、マスクを長時間したり、スマホのタッチキーで集中して打ち込んだ後に眩暈を誘発する感覚があったため、30年以上飲み続けてきた大好きなお酒をやめた。また、マスクもしなければならない場面でもできる限り鼻を出していい加減に、SNSもPCで打つように努めた。
そして昨年から覚え始めたあくび体操をできる限り毎朝、行うようにした。                   

想定される誘発要因に対しての手立てを講じることで、体調は安定してきた。お酒が好きな方は想像つくと思うが夕暮れになると口が寂しくなり喉越しのいい飲み物が欲しくなる。
ビールの代わりに炭酸水にライムやレモンなどを垂らして飲んだり、知人からの紹介で眩暈にも有効な重曹とクエン酸を混ぜたジュースを飲んでいた。重曹とクエン酸のジュースは抗酸化作用が強くマドモアゼル愛先生等も愛飲されていることを知って驚いた。 


https://www.youtube.com/watch?v=LqcV0RL3mCE


重曹とクエン酸は様々なものが販売されているが食品添加物で天然系の以下の商品を私は愛用しています。容器がとてもかわいい。

http://www.kisojibussan.co.jp/prodauct/


また、最近は抗酸化作用の強い松の葉茶が注目されている。愛先生も以下の動画で松の葉ジュース、お茶等の活用法を紹介されている。

庭に五葉松があり、松の葉を干して煎じたり、擂鉢で擦ってジュースにしたりして楽しんでいる。松の葉にはヤニ成分としての苦みがあるので、かなり薄めにした方が美味しい。

https://www.youtube.com/watch?v=eBmmA-x1cAA


 また、ホリスティック的な治療院の先生からの紹介でアーユルヴェーダの歯磨き粉を半年ほど愛用している。私は虫歯はないが、歯並びが悪く、菌が発生しやすいために歯周病の傾向があり、この歯磨きは歯茎も含めて口内をとても爽やか感じにしてくれている。

https://ec.tsuku2.jp/items/00541404200362-0001


抗酸化作用の働きがあるマグネシウムも話題になっており、サプリメントなどもあるようである。従来、ミネラルは食品を通して身体に入れるという考えでサプリメントなどで補完するということはしてこなかった。今年の体調の低下を通して、食物だけからでの限界さも感じた。硫酸マグネシウムを含むエプソムソルトは、入浴剤として皮膚を通しての吸収がとても効率もいいということで愛用しているが、入浴後の疲労感の回復や入浴中の皮膚の解放感がありとても良い感じです。

https://item.rakuten.co.jp/libertylife/201019-2/


 振り返ると10代後半に自律神経系の病気となり、入院、そして手術もしたが、結果的に完治しなかった。薬の副作用で顔がむくんでいく我が身を見てこのままではまずいと直感的に感じた。
たまたまインドの旅で出会った人から玄米食を知り、食事を改善しつつ薬も減らしながら通院し、やがて完治した。この体験を通して西洋医学の限界さを感じ、西洋医学にお世話にならないよう自分の身は自分でケアしていくための手立てを身につけていこうと感じた。             

私の生まれた時のホロスコープ(ネイタルチャート)では、獅子座天王星が6室にある。変革するエネルギーをもつ天王星が獅子座的(他人に依存せず、自由に)に現実世界の6室(健康、病気、仕事分野)に働く。すなわち病気を通してライフスタイルの大きな変革を求められる傾向にある。20代初めの自立神経系の病気、そして今回の体調不良もそれがトリガーとなっていることを改めて象徴的と受け止めた。ホロスコープを学ぶにつれて、目の前に訪れる出来事や人が自分への気づきのサインとして感じることが多くなってきた。以前より活動が制限される今だからこそ、我が身を他人任せにせず、自分で身を守るという意識は大切にしたいと思う。


干し梅の匂ふ夜空となりにけり

            


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?