田舎者


田舎者が憧れの都会へ出た



あの…華やかな都会…



あの…どこか野心的な都会…



あの…夢と希望に溢れた都会…








ある朝 田舎者は遮断機の降りた踏切の前で立ち止まった…




そして…





奴隷を乗せた鉄の箱が通り過ぎていった



田舎者は絶望した。

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