お台場・七色のハーバリウム作り(#34)
きっかけはハーバリウム作り
わたしがシルク・ドゥ・ソレイユの公演を観たのは、2018年の5月のこと。
当時、わたしはじわじわと人気を上げていた「ハーバリウム」を作るため、お台場に足を運びました。
お台場に行くのは初めてだったけれど、
「お台場ジョイポリス」「レゴランド」「マダム・タッソー」など、有名なレジャー施設がいくつもあることにびっくり。道理で、テレビでしょっちゅう名前を聞くわけです。
向かったのは「台場一丁目商店街」にある「東京クラフトタウン」というものづくり体験ができるお店。
「東京クラフトタウン」ドアがなく通行人もふらっと立ち寄れるので、とても気さくな雰囲気でした。
店内では数組のファミリーが、スノードームやジェルキャンドルなど手軽なクラフト体験を楽しんでいます。
これだよ、この雰囲気。
ハーバリウム作りを体験できるお店は女性向けのサロンが多く、男一人ではとても入れません。
でも、このお店はお台場という観光地にあり、ファミリーでも入りやすい雰囲気のため、男一人でも気さくに入れます!
ハーバリウム作りはビンの形を選ぶところから始まります。
ずんぐりしたビンからすらっとしたビンまで、種類は色々。
一番人気はすらっと細長いビンらしいけど、うっかり倒したら割れてしまいそうなので、ずんぐりと太いビンをチョイスしました。
続いてビンに入れるお花を決める作業。
スターチス、エリンジウム、エリカ、あじさいなど、カラフルなお花をふんだんに使用できます。
わたしが特に気に入ったのはあじさいの花びら。
色のバリエーションが豊富だし、これからの季節にぴったりだし、これをメインに使おう!
あじさいの色は7種類あったので、グラデーションを表現してみることにしました。
深い赤からスタートして、黄、緑を経由して青へと並べてみると、色彩あふれる楽しい見た目になります!
次は選んだ花びらをビンの中に入れていく作業。でかいピンセットを使って、花びらを一枚ずつ入れていきます。
花びらをキレイに入れていくのって、結構難しい! でも、入れ終わってみると、やっぱりグラデーションがキレイ!
最後にオイル(ベビーオイルとほぼ同成分らしい)を注入して、オリジナルハーバリウムの完成!
深い紅から始まり、抜けるような空の青へと変わっていく。繊細な色彩を花びらで表現することができて大満足です。
「これなら、初めてでも女性のプレゼントにできるレベルじゃないか……?」
かわいいものを作るたびに「女性へのプレゼント度」を判断している自分ですが、ハーバリウムは「プレゼント度」が高そう!
体験の後、わたしはシルク・ドゥ・ソレイユ公演「キュリオス」が開演されているテントへ向かいました。
事前に調べた情報によると、席が空いていれば当日でも鑑賞は可能とのこと。
でも、あれだけ名に聞く劇団に、当日席なんてあるのでしょうか?
テントの前には券売機があり、幸運にも空きチケットが販売されていたので、ウキウキでチケットを購入。
観客席に座るとじっと開演を待ちます。その時の気持ちといったら、子供の頃初めて映画に連れて行ってもらったときのような気分でした。
そしていよいよ開幕。スチームパンクな世界観をバックに、アクロバットからジャグリング、ありとあらゆる芸が繰り広げられるショーは、まるで別世界に迷い込んだかのよう。ずっと観ていたくて、ショーが終わるのが心惜しいほどでした。
今まで色々な場所にアクティビティを体験しに行ったけれど、
「お台場にハーバリウムを作りに行って、そのあとでシルク・ドゥ・ソレイユを見る」
という一日は、特に印象的な休日となったのでした。
そんなシルク・ドゥ・ソレイユが、コロナによる営業悪化で経営破綻。いつかまた、あの公演を見られる日が来るといいな……
ハーバリウムのその後
お台場から帰宅したわたし。ハーバリウムのビンを取り出すと……
お花がぐるぐるに混ざってしまいました。ショック!
これはこれで、暴力的な色彩が面白い、かな……?
もし色が混ざるのが心配な人がいたら「1~2種類の色だけを使う」のがおすすめです。
店舗情報
店名:東京クラフトタウン
HP:http://www.art-plus1.co.jp/store.html#odaiba
体験料金:3,000円(税抜)
住所:東京都港区台場1-6-1 デックス東京ビーチ シーサイドモール4F
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