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群馬県・日本一のバンジージャンプ(#16)

高さ日本一のバンジージャンプを体験したきっかけ

「ずーっとバンジージャンプをやりたいと思っているんだけど、誰も賛同してくれない。誰か一緒に飛びませんか?」

わたしがバンジージャンプを飛んだきっかけ。それは先輩社員IさんのSNS投稿でした。

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昔から「高いところは怖い。でも好き!」という矛盾した感情を持っていたわたし。
バンジージャンプはまさに「怖いけどやってみたい!」体験でした。

でも、彼が飛びたいというバンジージャンプは「BUNGY JAPAN竜神バンジー」という「高さ100m・日本一のバンジージャンプ」だったのです。

「いきなり日本一のバンジーは無理かも……」
でも、ここで尻込みしていたら、次に飛べるチャンスはないかもしれない。もうどうにでもなれと、わたしは参加を表明するのでした。

参加メンバーは7人のアラサー男女。
「30歳になる前にバンジーやってみたかったんだよねー」と軽めな人から、「バンジーマジで怖い。飛べるかわからない……」と重めな人まで、バンジーへの意気込みは様々。

そして体験日当日。7人のメンバーはレンタカーに乗って、茨城県にある「竜神大吊橋」を目指します。

最初はにぎやかだった車内も、目的地が近づくに連れて
「うそ、本当に着いちゃうの?」
「なんかお腹いたくなってきた……」
と、お葬式ムードに。

そしてとうとう、バンジージャンプ台のある「竜神大吊橋」が見えてきました。なんだよあれ。橋が宙に浮いてるんだけど……

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処刑10分前。恐怖の受付タイム

車を下りるとトイレに行くことになりました。 緊張していると、何度トイレに行ってもお腹がスッキリしません。ストッパを2錠飲んだけど、それでもお腹がぐるぐるする……

まずは「BUNGY JAPAN竜神バンジー」で受付。 誓約書にサインをすると、身体にハーネスを装着。自分の死刑執行の手続きをしているような気分で、緊張が高まります。

わたしたちは橋の中心部にあるジャンプ台に向かいました。

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橋の上から湖を見下ろしてみると、あまりに高すぎて木がブロッコリーサイズに見えます。怖すぎてもう笑えねぇ……

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ジャンプ台は足場が金網になっており、足元から湖が見えました。こわっ!

「もし、金網が破れたら……」 と思うと怖くて、忍び足でしか歩けません。

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そしてジャンプする順番ぎめ。女性陣が積極的で、
「あたし一番が良い!」
「じゃああたし二番ね」
と、我先にと先着を競いました。おかげで、わたしは5番目というなかなか良い順番をゲット。

「ああ、後の方で良かった!」 と思ったけど、
すぐに 「どのみち飛ぶことには変わりないよね」 ということに気がつき、暗い気持ちに。

ついに仲間が飛んだ!

そしてついに、最初のメンバーがジャンプする瞬間が到来。

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彼女は橋げたに立つと、 カウントダウンに合わせて躊躇なくジャンプしてみせます。
実際に誰かが飛んで見せることで、少しだけ勇気をもらいました。他のメンバー達も順番が来るなり、次々とジャンプ。

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みんな怖がったり、叫んだりはするけれど、それでも最後はためらわずに飛んでいくのが印象的です。

順番を待っている間、わたしは恐怖のあまり、体中の血がキンキンに冷たくなるのを感じました。
呼吸は落ち着かないし、心臓はギュウギュウと締め付けられたよう。
「逃げたい」という弱気と「飛ぶしかない!」という勇気が、胸の中でせめぎ合っていました。

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それでもついに、わたしの番が来たのです。
ジャンプ台に立つ前に、スタッフさんが最終チェックを行いました。

彼はロープを点検すると、首を振って大きくため息をつきました。
「うわー、これで飛んじゃうのか……あーあ、大丈夫かな……」
えっ、なに? このまま飛ぶのはヤバイの? 死ぬの? 心臓が縮むような思いがしました。
「あの、何か問題ですか……?」
震え声で聞くと、スタッフさんはにやりと笑って一言。
「冗談ですよ」
(シャレにならないジョークはやめてよ……!)と思ったけど、これがびっくりするほどリラックスできました。

わたしはジャンプ台に立ちます。

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結局、心の準備は最後までできませんでした。とにかく何度も深呼吸をして、パニックにならないように祈るしかありません。できるなら、このまま逃げてしまいたい……

「はい、両手を広げて。まっすぐ前を見て」
スタッフさんの指示通り、目の前の山を見すえます。

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広くて深々とした山々。「あの山に飛び込む」と思えば良いんだ。
大丈夫、足は動く。ただ両足でジャンプすることだけを考えればOK。
「それじゃあカウントダウン、5,4,3,2,1,バンジー!」
わたしは両足で、地面を思い切り蹴りました。

全身が空中に投げ出されると、どんどん地上へと引っ張られていきます。速い速い速い!死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!

体はグングン加速していって、空気の壁みたいなものに突っ込んでいく感覚がありました。ひゅぼぼぼぼ、と風を切る音が聞こえてきます。

わたしは恐怖のあまり叫び声も上げることもできませんでした。ただひたすら、
「っ……!っっ…………!」
と、少年マンガのような、声にならない叫びを上げるだけ。

そして、ビヨーンとゴムが伸び切って、体が減速した時の安心感といったら! ああ、終わったんだ……

体が完全に停止したところで、わたしはウィンチという機械で地上に引き上げられました。
「おかえり!」
一皮むけた気分で戦友に迎えられます。

地上に戻って来た時、足がガクガクで、手すりにつかまらないと立っていることができませんでした。

ジャンプした後で見る景色は、心なしかいつもより明るく見える気がします。
「もう寝る前に『バンジー飛べるかな……』とビクビクする日々は終わったんだ!」
もうこの世界に、怖いものはなにもないのです。

帰り際、他の参加者がジャンプするところを見たけれど、その女性はカウントゼロになっても飛べず、全身がガチガチに固まっていました。

「もしかして、7人全員がちゃんと飛べたのって、けっこうすごいことなんじゃない?」と、誰かが言いました。

最後はジャンプをした人がもらえる「認定証」を手に記念撮影!

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わたしがバンジージャンプを飛べた理由は?

バンジージャンプを体験してわかったことは
「心の準備なんて、どんなに時間をかけてもできない。とにかく勢いに任せて飛ぶしかない」
ということ。

自分は最後まで心の準備はできず、怖くてたまらなかった。
それでも出番が来たら、とにかく勢いに任せてジャンプするしかなかった。
どんなことも、「心の準備ができるのを待っていたら時間がもったいない」んだなと気づいた体験でした。

また、日常で「バンジージャンプのイメトレ」をしたのも結構大きいと思います。
散歩している時など、暇があれば両足で思い切りジャンプしては「当日もこうやって飛べば良いんだ」とイメトレしていたのです。

もし「怖いけどバンジージャンプやってみたい!」「一生に一度は飛んでみたい」

と思っている人がいたら、ぜひメンバーを集めてチャレンジしてみてほしいです。一生ものの体験になるし、何より自信を与えてくれます。

不思議な夢

バンジージャンプを体験した夜、不思議な夢を見ました。

そこは冬の寒い公園で、凍ったボールのようなものがたくさん道に転がっているのです。
一つを拾ってハンマーで氷を砕いてみると、それは凍ったハトで、解放されたハトは嬉しそうに空に飛んでいきました。

これはつまり

「バンジージャンプを飛べたことで、自分の中の眠っていた可能性がまた一つ引き出されたね!」

という、無意識からのメッセージなのでしょうか。

店舗情報

店舗名:「BUNGY JAPAN竜神バンジー」
住所:茨城県常陸太田市天下野町2133-6
体重:40kg以上105kg以下
体験料金:17,000円

こちらのマガジンでは、アソビューを100回体験したレポートをまとめています。あなたの「やってみたい!」が、きっと見つかるはず!


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